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【現地レポ】WACK合宿オーディション6日目①ミチハヤシリオ早朝マラソン初首位獲得

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BiSBiSHGANG PARADEEMPiREのマネジメントを行うWACKが、2018年31218日にかけて開催している合宿型合同オーディション「WACK合同オーディション2018」。

今回の合宿オーディションには、書類審査と2次オーディションを通過した24名に加え、現役メンバーも(2日目から)参加。

BiSからは、ペリ・ウブパン・ルナリーフィ
BiSHからは、モモコグミカンパニー
GANG PARADEからは、キャン・マイカ
が参加している。

また、最終日の318日(日)には、大阪城音楽堂にて、入場無料のフリー・イベント「WACK EXHiBiTiON」が開催。合格者の発表に加え、BiSHBiSGANG PARADEEMPiREがライヴを行う予定となっている。

その様子は最終日までニコニコ生放送ですべて中継される。
前半:http://live.nicovideo.jp/watch/lv310349013
後半:http://live.nicovideo.jp/embed/lv311592262


合宿6日目。壱岐島でのオーディションも、今日1日と明日の少しを残すのみ。

615分。昨晩脱落を告げられたヒラノノゾムとみみらんどの2名に対する救済措置が行われた。前日と同じくBiSの楽曲「パプリカ」が流れる最中、より多くスクワットをした1名が残留となる。

早起きして駆けつけた何名かの候補生たちが見守る中、残留をかけたスクワット対決がはじまった。

ヒラノノゾムは、2日前に徹夜で22枚の原稿を書いて残留、昨日はスクワット勝負で敗退したものの強風で船が出航できず奇跡の復活を遂げた。体力的にも気力的にもギリギリのなか、今日のスクワット対決に臨んだ。最初は気力を振り絞り順調にスクワットをしていたものの、途中から足の動きがにぶくなっていった。敢えて、みみらんどを見ないようにして、ヒラノは最後までスクワットをやりきった。

結果は以下のとおり。

ヒラノノゾム 81
みみらんど 164

164回のスクワットをしたみみらんどが救済、残留を決めた。

ヒラノはニコ生中継のカメラに向かって「最後まであきらめないでやりました。みみらんどのほうを見たら終わりだと思ったから見ないようにしていて。1回でも多くやりたかった。SAiNT SEXを歌いたかった」とコメントを残した。

630分。救済措置から時間をおかずに早朝マラソンが行われた。10人の候補者と4人のWACKメンバーたちがスタートを切る。1.5kmの中継ポイントにはいつも通り食べなければいけないアイテムが用意されていた。昨日までは上位4名が対象となっていたが、この日の対象は上位5名。しかも全員メロンパンを食べなければ復路を走れないという厳しい条件が待ち受けていた。アユナ・C、パン・ルナリーフィ、キャン・マイカ、みみらんど、モモコグミカンパニーの5人がメロンパンを食べることに。驚くのはさきほどスクワットをしていたみみらんどが4位で折り返し地点に到着したこと。その体力と気力を行動で示してみせた。

最終的な結果は以下のとおり。

1位 ミチハヤシリオ
2
位 パン・ルナリーフィ
3
位 ペリ・ウブ
4
位 セントチヒロ・テッテ
5
位 リソリソ
6
位 チョウショージメグミ
7
位 アユナ・C
8
位 ヨコヤマヒナ
9
位 ヤヤ・エイトプリンス
10
位 モモコグミカンパニー
11
位 キャン・マイカ
12
位 オレンジコバンパイア
13
位 ガミヤサキ
14
位 みみらんど

ミチハヤシリオが初の1位を獲得。2位のパン・ルナリーフィは4連覇達成ならなかったが、メロンパンを食べながらにして1位と紙一重でゴールした。3位はペリ・ウブと、WACKチームが健闘を見せた。

その後、朝食の時間となり、昨晩の宣言通りデスソースなしで食事を行なった。

そして14名はダンス練習のためスポーツセンターへ。10名の候補生たちと4名のWACKメンバーは3つのチームに別れ、ダンス発表に向けて練習を行なうことに。課題曲は、WACK選抜メンバーで結成されたSAiNT SEXの楽曲「WACK is FXXK」。踊りはチームごとの完全オリジナルとなっている。

チーム編成は以下のとおり。

ペリ・ウブ&パン・ルナリーフィ チーム
・ガミヤサキ
・セントチヒロ・テッテ
・チョウショージメグミ

モモコグミカンパニー チーム
・アユナ・C
・ヤヤ・エイトプリンス
・ミチハヤシリオ

キャン・マイカ チーム
・ヨコヤマヒナ
・リソリソ
・オレンジコバンパイア
・みみらんど

中間発表が12時に、最終発表が18時に行われる。

また、脱落となったヒラノノゾムは港へ向かい、今度こそ本当に離島を後にすることとなった。

以下に、ヒラノノゾムのインタヴューコメントを掲載する。

ヒラノノゾム

いまは何も感じていないです。悔しいは悔しいけど、別にほっとしているわけでもなくて。こんなことが起こると思っていなかったから何もないです。昨日、渡辺さんから「見せないといけないぞ」って言われたんですけど、見せるってどうしたらいいんだろうと思って。いろいろ考えてめっちゃ不安でした。

復活が決まって、みんなの練習している部屋に入るとき、めちゃめちゃドキドキしました。私は1回落ちた身なので候補者の人たちに対して罪悪感みたいなものがあって。でもみんなスッと受け入れてくれたし、ほっとしてくれた候補生の人もいて。特に私のチームには2回落ちたことを忘れかけるくらい自然に練習に参加できました。1番いいパートをもらって、チームとしてそのパート(リソリソとアユナ・Cが被っているストッキングをとる役)に自信を持っていたんですけど、本当はあの演出はやりたくなくて。そこで嫌だと言えなかったのが、たぶん今回の私の負けの原因だと思っています。私が1番かっこいいパートのところで「パンストをやりたい」って言うことになって。その子たちのことも私は好きだったから強く嫌だとも言えなかった。でも最後に何かするためには言うべきだったのかなって。そこで詰め切れなかったのが私の足りない部分のひとつだったのかなと。

昨日のスクワットで「お前には諦めが見えた」って言われてしまったから、今日のスクワットでは、体がボロボロだったけど最後まで諦めなかったって姿を渡辺さんに見せたかったし、もしかしたら本当に強く思えば体が動くのかもしれないと思って全力でやりました。でも結果は昨日にも及ばない状態で…。

この合宿を通して「いろいろ変わったよね」って言われるんですけど、正直「だからなんなの?」と思っちゃって。私はWACKに入って歌が歌いたかったから、そこで役に立てないとなんの意味もないんですよ。だから、私が今回変わって家に持ち帰れたとしても、今のところ何の意味もないです。WACKに対しての印象は最初から変わっていないんですけど、多少は努力が認められると思っていたんですよ。自分がちゃんとした努力をできていたのかはわからないんですけど、負け続けたというか、負けたのか勝ったのかわからないんですよね。最後は視聴者投票で1位をとったけど、普通に脱落してしまったので。壁を登っては落とされ続ける蟻になったような気分ですね。

芸能活動は、WACK以外では考えていないです。渡辺さんが「また来いよ」って言ってくれるんだったら、来たいって思っちゃいますよね。(涙が流れる)。でも1日1日、本当につらかったので、1年かけて、それに耐える勇気を貯められるかっていうことなのかなと思います。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太


WACKオーディション合宿2018 ニコニコ生放送 URL
前半:http://live.nicovideo.jp/watch/lv310349013
後半:http://live.nicovideo.jp/embed/lv311592262

WACK EXHiBiTiON 詳細
2018318()大阪城音楽堂
時間:OPEN 13:00 / START 14:00 / 終演予定 16:10
入場料 : 無料
出演 : BiSHBiSGANG PARADEEMPiREWACKオーディション参加者

WACK OFFiCiAL HP
http://www.wack.jp/

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