【連載】なにが好きかわからない vol.67「あの頃、ペニー・レインと」

皆さんこんにちは。

先日僕がインターンでずっとお世話になったアイドル事務所WACK所属のGANG PARADEの日比谷野外音楽堂でのライヴにお邪魔させていただきました。昨年の4月にZepp Divercityでの公演をソールドアウトさせることができず悔しい思いをした日から1年ちょっと、あの日比谷野外音楽堂を、しかも割と早い段階で完売させることできた事はもちろん、パフォーマンスを見ても随分大きなグループになったんだなあ、と感激しました。別に僕が何をできたわけでもないのですが、随分感慨深いものだったなと思います。それと同時に、僕ももっと頑張らないとと意気込んでいるところであります。

というわけで、僕が初めて意気込んで臨んだインタビュー、記事作成まで行った記事が先日このStoryWriterで公開されました。台湾のギターポップバンドDSPSというバンドの日本公演でのインタビューとライヴレポです。こちらもひとつよしなに。

【INTERVIEW&REPORT】台湾の若手ギターポップバンドDSPSに訊く「台湾インディーシーン」の現在

一般的に日本で聴かれる音楽って邦楽と洋楽、あとはK-POPなんかが大きな棲み分けになっていると思いますが、世界各国・各地域にはもちろん、それぞれの歌手やバンドってありますよね。でもそれが身近なものかと言われると、先に挙げた3つのグループ以外はほとんど認知されていない、情報が入ってきていないんじゃないかなって僕は思っていて。僕も詳しいわけではないのですが、一緒勉強しながら世の中に発信できたら良いなと思って今回のインタビューに臨みました。初めてのインタビュー、しかも日本語じゃないとなると、かなり緊張してしまいましたが、とりあえず形にはしました。今回は台湾のバンドに聞く、台湾のインディーズシーンの現状というテーマで語っていただいております。台湾のバンドなんて興味ないよ〜って思うかもしれませんが、こういう点から日本の音楽シーンとの比較なんかできたら、そこから興味を持ってもらえたら、もっと音楽シーンや海外にも興味を持ってもらえたなら冥利に尽きます。御一読あれ。

ここまでで結構文字数を使ってしまったのですが、今回僕が紹介したいものをさらりとご紹介。

「あの頃ペニーレインと」という映画です。

僕が知ったのは割と最近なのですが、2000年に公開された映画です。

あらすじはというと、厳格なシングルマザーの家庭に育った姉アニタと弟のウィリアム。アニタは、お母さんの意向に反して反抗しっぱなしだが、その中でもロックが大好き。18歳になって家を出るアニタは、家を出る前に弟のウィリアムに「いつかあなたも目覚めるわ、ベッドの下で自由を見つけて」と告げます。箱入り息子のウィリアムはそこで数々のロックバンドのレコードを見つけ、そこでロックに傾倒していきます。月日は流れ15歳になったウィリアムは、人気音楽雑誌「クリーム」の編集長レスターと知り合い、「今ロックンロールは危機に瀕している。評論家で成功したけりゃ正直になれ。手厳しく書くんだ。」とアドバイスを受け、初のライブレポートの仕事を任され、ブラック・サバスのライブ会場へ向かう。そこで出会ったバンド「スティルウォーター」や取り巻きの女の子ペニー・レインと知り合い、ツアーに同行していくことになる…。というものです。

音楽ライターを夢見る少年は、キャメロン・クロウ監督の実際の経験に基づく少年であることが作品を語る上での一番大きなポイントになります。ストーリーのフォーカスは、音楽ライターとしての云々というより、ウィリアムと、ロックを通じて知り合う人々の人間ドラマやペニーレインへの淡い想いがメインとなります。テーマだけでも僕が惹かれる要素ムンムンの、大好きな作品になりました。

音楽ライターとして踏み出し、ツアーにも帯同するほど一つのバンドに密着できる、しかも15歳という多感な時期にこんな素晴らしい体験ができるなんてすごい体験ですよね、その中でしかも、音楽を通して裏側や人間関係まで、見たいものも見たくないもの全部見れる立場になるわけです。そして、どれを世の中に発信するのか決めるのも自分次第で、それが世間に与えうるすべての影響になってしまうけど、自分が目にしたり、耳にした物は確かに自分の物になるはずですし、それを与えてくれる人もきっと素敵な人ばかりなんだよなあ、と思える良い映画です。

色々な人と知り合って、色々な人の話や意見や考え方を聞いて自分で消化しながら世の中に発信もできる。ライターや編集ってやっぱり「良い」仕事だなと思いました。もっと僕も色々な人に出会いたいです。

という所感です。朝4時半なのでもう寝ます。

今週はこの辺で。また来週もひとつよしなに!

※「【連載】なにが好きかわからない」は毎週木曜日更新予定です。

エビナコウヘイ(えびな・こうへい)
1993年生まれ、青森県出身。進学を機に上京し、現在は大学で外国語を専攻している。中国での留学などを経て、現在では株式会社WACKで学生インターンをしながら就職活動中。趣味は音楽関係ならなんでも。

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