数々の名作映画・ドラマを手掛けてきた脚本家 岡田惠和と、銀杏BOYZ 峯田和伸が紡いだ青春と恋の物語、『いちごの唄』が2019年7月5日に公開が決定した。
銀杏BOYZの名曲たちをイメージソースに、一年に一度、たったひとりの親友の命日である七夕に会う約束をするふたりの青春と恋。主演は古舘佑太郎と石橋静河。共演は宮本信子、和久井映見、光石研、清原果耶、岸井ゆきの、蒔田彩珠、泉澤祐希、恒松祐里など豪華キャストが集結。
銀杏BOYZの「漂流教室」「ぽあだむ」などの名曲たちと、本作のための描き下ろし新曲「いちごの唄」が本編を彩り、誰もがいつか経験した最高の友情と、切ない恋の想い出が、豪華なキャスト・スタッフによってキラキラと輝く青春映画となった。
さらに、本映画の見どころとなるのがカメオ出演陣。峯田和伸の俳優デビュー作『アイデン&ティティ』、さらには岡田恵和が脚本を手掛けた「奇跡の人」で共演している麻生久美子、峯田とは“ブロンソンズ”としてユニットを組む『アイデン&ティティ』の原作・みうらじゅん、監督・田口トモロヲ、そして脚本の宮藤官九郎が揃って参加した他、峯田と親交の深いミュージシャンの曽我部恵一、エレキコミックのやついいちろうと今立進。その他にも、元銀杏BOYZ のメンバーである村井守、銀杏BOYZのオフィシャルカメラマンの村井香、古舘が所属するバンド”2″のメンバーである赤坂真之介とyucco など、総勢11名が銀杏BOYZ 、峯田和伸へのリスペクトならとカメオ出演している。中には一瞬しか映らない人もいるので、ファンとしては見逃すことができない。誰がどこのシーンにどんな役で出ているかは、是非劇場で楽しんでみてはいかがだろう。
■コメント
みうらじゅん:
撮影は蒲田。ひどく雨が降っていて、中華屋さんの前に張ったテントの中まで降り込んできた。ぼくらはブロンソンズで決めていて、監督の指示どうり主演の人たちに迷惑かからないよう静かにしてたつもり。気がついたら望む望まないに関わらず、変な人になっていて、相棒の田口トモロヲ、通称トモチンとお互いのテンガロンハット姿を見て笑った。
田口トモロヲ:
おそらく!? 正しいカメオ出演の仕方をさせてもらったテンガロン2人組ブロンソンズの片方 田口トモロヲです(笑)。銀杏BOYZの想いをベースに、青春の混沌を共有し、内側から無心に物語&映画を支える峯田くんの男気に拍手喝采です!!
宮藤官九郎:
コメントしちゃったらカメオじゃなくね? という疑問もありますが、言わなきゃ分かんないくらい役(バイトの先輩)に成りきっているって事ですかね。ありがとうございます。現場はとても和気あいあいとしたムードで、監督から痛烈なダメ出しを喰らうこともなく、午前中で終了しました。峯田くんの世界観で岡田さんの脚本なら間違いないです。主演の古舘くんの、頼りないようで、しっかり何かを物語っている眼差しが、印象的でした。
麻生久美子:
岡田惠和さんと峯田和伸さんという大好きなお二人の原作の映画に、ほんの少しですが出演させていただけて、とても光栄でした。撮影は古舘佑太郎さんとご一緒させていただきましたが、真っ直ぐでとてもピュアな方で、まさにコウタ役にピッタリな魅力溢れる役者さんだと思いました。
■作品情報
出演:
古舘佑太郎、石橋静河
和久井映見、光石研、清原果耶 、小林喜日、大西利空
しゅはまはるみ、渡辺道子、ポール・マグサリン、山﨑光
蒔田彩珠、泉澤祐希、恒松祐里、吉村界人、岸井ゆきの
峯田和伸、宮本信子
監督:菅原伸太郎
原作:岡田惠和・峯田和伸「いちごの唄」(朝日新聞出版) 脚本:岡田惠和
音楽:世武裕子・銀杏BOYZ 主題歌「いちごの唄」(歌:銀杏BOYZ)
製作:「いちごの唄」製作委員会 製作プロダクション:ファントム・フィルム
配給:ファントム・フィルム (C)2019「いちごの唄」製作委員会
・ストーリー
恋をした。七夕、親友の命日にだけ会える、僕たちの”女神”に。
コウタは不器用だけど優しい心を持つ青年。唯一の親友だった伸二は、中学生の頃2人が“天の川の女神”と崇めていたクラスメイトのあーちゃん(天野千日)を交通事故から守り亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタと千日は偶然高円寺で再会し環七通りを散歩する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日…… また。」コウタはカレンダーに印をつけ、この日だけを楽しみに一年を過ごす。
次の年も、その次の年もふたりは会い、他愛ない話で笑いながら環七通りを散歩する。
しかしある年、千日は自分と伸二の過去の秘密を語り「もう会うのは終わりにしよう」と告げる。
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ichigonouta.com
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