【LIVE REPORT】第3期BiS、武道館への一歩を踏み出す中野heavysick ZERO初ワンマン

第3期BiSが8月18日(日)、初のワンマンライブ〈THiS is BiS〉を中野heavysick ZEROにて開催した。

中野heavysick ZERO は、2011年4月に初期BiSがはじめてワンマンを行なった場所。また、BiSが所属する事務所WACKが手がけるBiSHや第2期BiSのお披露目も行われた由緒ある場所でもある。さらに、タイトルの〈THiS is BiS〉は、第2期BiSの初ワンマンと同じタイトル。まさに第3期BiSのはじまりを告げるチケットを手にいれることができた約80名の研究員(※BiSファンの総称)が会場に集った。

満員で熱気に溢れる会場。定刻の18時直前、WACK代表でBiSのマネージャーである渡辺淳之介がステージに登場し、BiS3箇条を読み上げた。

「その1、新生アイドル研究会BiSのファンの総称は”研究員”と言います。BiSは、アイドルが好きで、アイドルになりたくて、アイドルを研究する4人組です。その2、ライヴの写真撮影もOKとなっています。録画録音は禁止となっておりますので注意してください。その3、ダイブ、リフト、サーフ、脱衣等の危険行為は禁止です。あとは自由です。みなさんと手を取りあって真剣に研究していきたいと思います。研究員とともに武道館を目指しますので一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。まもなくBiSの初ワンマンライヴが始まります。ここにいるみなさんが幸せなのか不幸せなのかちょっとわかりませんが、ここにいるみなさんが今日ここでBiSを見たんだと自慢できるようこれからやっていきますので、よろしくおねがいします」

渡辺がステージを降りた後、メンバー4人がステージに登場すると、「thousand crickets」でライヴはスタート。同楽曲は、初期BiSの「パプリカ」をモチーフとしており、ラジオ体操ではじまりサビでヘドバン、そして第2期BiSで定着したスクワットへと変化。メンバーの動きに合わせ、研究員も共に体操とヘドバン、スクワットを繰り広げた。これまで、初期BiSが「nerve」3連発、BiSHが「ぴらぴろ」と「BiSH-星が瞬く夜に-」を3連続したのと同じく、伝統の3連発で幕を開ける展開に会場は湧いた。

3連発が終わると〈3度目の行かなくちゃ〉と歌う「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」、「BiS3」、「this is not a love song」を立て続けに披露し、自己紹介へ。「少年の歌」、「Good bye」といったアルバム未収録曲や、「リフレイン」、「strawberry girl」など、幅の広い楽曲を次々に披露。「teacher teacher teacher」ではラインダンスをするなど、満員の会場はぐちゃぐちゃになりながら熱気が上がり続ける。

そして、4人1人1人がMCをした。

イトー・ムセンシティ部「私は、ずっと自分のことが好きになることができませんでした。生活をしている中で、自分がよかれと思って言ったことだったり、行動が全部相手にとって裏目に出てしまうような感じでした。そのせいで、本心で人と関わるのがすごく怖くなっていました。でも、すごいアイドルが好きだったんですけど、大好きなはずなのに、すごく嫉妬するようになってしまって。顔がいいとか、育ちがいいとか、ずっとふざけるなよとか思っていて。でもやっぱりアイドルがすごく好きだから、アイドルに対しての憧れが消えなくて。自分にとっての第一の幸せがアイドルになることだったので、そこでアイドルになろうと思いました。BiSでは本気で本心でぶつかっていきたいと思うので、これからもよろしくおねがいします」

トギー「私がBiSに入った理由を話させてください。私は今までBiSに憧れていて、世界を変えたいとか格好いいと思っていて、それがBiSになりたい理由だと思っていました。でも、違うんじゃないかなって思い始めました。今日もワンマンライブをやって、何度もリリースイベントをやっているうちに、本当は誰かに必要とされたり、好きになってもらいたい気持ちが自分の中にあることに気づきました。承認欲求とか自分にはないと思っていたけど、めちゃくちゃある自分に気づきました。みんなにもっと必要だと思ってもらえるように、これから頑張っていきます。これからもよろしくおねがいします」

チャントモンキー「私は子供の頃からずっと夢見がちな性格というか、例えば小学校のときに漫画を読んで漫画家になりたいとか思ったり、お姉ちゃんが雑誌を買い始めて一緒に見ているモデルさんになりたいと思ったり、チャットモンチーを聴いてバンドマンになりたいとか思ったりしていて。でも結局全部あきらめてしまったというか。アイドルは興味がなくて、顔がかわいかったらたまに見るぐらいで本当に距離の遠い存在だったんですけど、WACKのグループを初めて見たときに顔じゃないと思って。(会場どよめく)パフォーマンスですごい好きになって、すごい格好いいじゃないですか? 今までアイドル格好いいとか思ったことがなかったんですけど、格好いいと思って、それが憧れに変わって、やっぱ夢見がちなので、いいなって思えるようになって。でも、どうせ叶わないだろうなと思ったんですけど、頭のどこかで人生変わるかなと思って、このオーディションに応募しました。やっぱりバンドマンになりたいとか、アイドルになりたいとか痛いかな…… と自分でも思ったし、周りにも思われるだろうなと思って絶対に言わないと思ったんですけど、自分がBiSになって、パフォーマンスとかで誰かの心を動かせるようになったら、夢を見ることが痛いことじゃないって思えるかなと思って。そう思えるようにBiSをやっていきます。よろしくおねがいします!」

ネオ・トゥリーズ「私は、生きていく時間が長くなるにつれて、物事や人も含め全然興味が示せなくなっていって。本当に全然人と関わってこなくて、自信もないし、すごいネガティブで、いろんなことがあって人も信じられなくなってしまいました、本当にどんな学生生活を送ったかも覚えていないくらい興味を示せなくて。その中で唯一音楽が好きで、ずっと聴いていました。音楽を聴いていくうちにWACKを知って、そこからWACKの音楽を聴くようになってからは、聴くより歌うことがすごく好きになって。そこからWACKで歌いたいと思うようにすごく強くなって、WACKのオーディションだけはずっと受けていて。でも落ちて、こうしてBiSに受かることができて、自分がすごく救われて、これから私はBiSとして活動していくにあたって、今までは興味を示せてこなかったけど、今はすごく好きなことができているので、BiSの活動は全部自分の記憶の中に残して生きていけたらいいなと思います」

MCを終えると、「盛り上がっていきましょう!」の発声とともにラストはアルバム最終曲の「LET’S GO どうも」へ。約90分で全17曲を走り抜けた。アンコールが起こり、メンバーが再登場すると、第3期BiSの始まりを告げた楽曲「STUPiD」が流れ、メンバーのパフォーマンスとともに研究員たちは肩を組みながら歌い踊りさらなる盛り上がりを見せた。そして「STUPiD」も3連発をし、床が汗でぐちゃぐちゃになる中で、初めてのワンマンは幕を閉じた。

その後、再び渡辺がステージに現れ、「ちょっとみなさんにお知らせがあります。BiSですが、1人抜けてしまったのでオーディション開催します。ですが、今日悩みました。4人、最高だったじゃん? だったので生半可な気持ちじゃ応募しないでください。なかなか厳しいオーディションになると思うんですけど、未来のすごいやつがいるかもしれないので、その可能性にかけてオーディションやらせてもらいます。今日はありがとうございました」とコメントを残した。

ついに本格始動を果たした第3期BiS。これまでにない会場の熱気は、これからのBiSの盛り上がりを予見させるものだった。これまでのBiSが果たせなかった武道館公演へ。大きな一歩が踏み出された。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太


初ワンマンライブ「THiS is BiS」
2019年8月18日(日)中野heavysick ZERO

セットリスト
1. thousand crickets
2. thousand crickets
3. thousand crickets
4. BiS-どうやらゾンビのおでまし-
5. BiS3
6. this is not a love song
7. 1,2,3!!!
8. 少年の歌
9. absolutely meeeeee!!
10. Good bye
11. リフレイン
12. strawberry girl
13. kAsAbutA
14. teacher teacher teacher
15. ナンデスカ?
16. SURRENDER
17. LET’S GO どうも

EN1. STUPiD
EN2. STUPiD
EN3. STUPiD

■BiS新メンバーオーディション詳細
応募資格:
18~28歳までの女性。
経験不問。特定のレコード会社、プロダクションと契約のない方。
現在所属の方は8月30日までに事務所等契約解除通知が証明できる方。
第1期BiSの活動が理解できる方。

応募方法:
audition@wack.jpまで
件名に[BiS新メンバーオーディション応募]と記入
本文に名前、年齢、身長、体重、住所、緊急連絡先を明記の上、
写真2枚(全身・顔正面アップ各1枚=3ヶ月以内に撮影したもの)を添付して送付

お問い合わせ先:
info@wack.jp
合否に関するお問い合わせには応じられません。

1次締切:
2019年8月30日
※一次締切前に審査は先行して行い、決定された場合は
2次締切の方はオーディションを行いませんのでご注意ください

2次締切:
2019年9月10日

選考:
第1次審査=書類メール審査(合格者のみ通知 電話に出れるようにしてください)
第2次審査=面接数回により決定

合格後:プロダクションである、WACKに所属し、『BiS』としてアイドル活動をスタート。
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WACK代表:渡辺淳之介より

いつもお世話になっております!
WACK代表の渡辺です。この度、BiSの新メンバーオーディションを実施することとなりました。
締め切りが早いので、以下の詳細を確認して応募お願いします!!
わかってると思いますが
生半可な気持ちならまじで応募しなくていいです。
我こそはって人は是非応募してください。
よろ。
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◼︎東名阪ツアー「PAiNFUL TRiCKY SADiSTiC DEADLY TOUR」

2019年9月14日(土)東京・下北沢SHELTER
2019年9月21日(土)大阪・Live House Pangea
2019年10月12日(土)愛知・新栄DAYTRIVE

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