【連載】なにが好きかわからない vol.84「PRODUCE48」

皆さんこんにちは。

もう10月なのにこの気温おかしいですよね。おかしいといえば消費税増税も、条件付きとはいえおかしいですよね。最近は日本という単位で見ても、世の中という単位で見てもおかしいことまみれで歪みが多すぎるなあと思います。実は僕が子供の頃から、こういうことがまかり通っていたけど知らなかっただけなのか、それとも最近の世の中が本当におかしくなってきてるのか……。日々の生活やニュース、世相で言いようのない不安に襲われることが増えてきたと思います。このままでいいのかな。

僕、先日仕事でIZ*ONEのコンサートに行って参りました。K-POPは高校の頃にも一時期ハマっていたんですけど、今の第4世代と言われるTWICE、IZ*ONEのおかげで最近またK-POPに注目しております。

IZ*ONEは、有名な韓国の国民参加型アイドルオーディション番組「PRODUCE101」のシステムに、韓国人練習生と日本の48グループが参加した「PRODUCE48」で生まれた韓国人9人、日本人3人から生まれたグループです。ライヴを観させて頂いた後にIZ*ONE熱が上がって、「PRODUCE48」を観てみることにしてみました。中国版の「偶像练习生(アイドル練習生)」も観たことがあるので、「ああ、皆が頑張って涙と汗を流して目標を目指すタイプね」と思って観始めたのですが、「PRODUCE48」はちょっと違いました。

何年もレッスンを積んで確かなクオリティを保証された後でデビューする韓国と、パフォーマンス能力よりも愛嬌や盛り上げ、接触を重視する日本。両国ではもちろんアイドル文化も異なっているのですが、「PRODUCE48」で求められるのは韓国風のスタイル。実力は確実に無くてはなりません。そこにポトンと放り出された日本の48系列のグループは、序盤は正直ダメダメです。

オーディション参加者はダンスと歌を披露して、審査員の総評の元で全員A〜D、Fにランク分けされるのですが、48系列グループは大体がDかFに振り分けられます。あまりのクオリティの低さに憤怒する韓国人審査員の姿を見て、「うちらはそんなにクオリティ求められてないし」、「どっちかというと愛嬌だよね」と言い訳にも聞こえることをコソコソ言います。グループに分かれてリーダーとセンター決める場面でも、韓国人練習生はちゃんと実力や課題曲のスタイルを鑑みて選出するのに、日本人が多いグループは「じゃんけんで決めていいんじゃない?」など言いだし、同じグループ内の韓国人に呆れられる始末。

もちろん全員が頑張っている姿が描かれているのですが、こういうリアルな一面も切り取っている点がもの凄く面白いなと思いました。表舞台では夢を売る仕事のアイドル・アーティストも、そこに至る以前にそもそも人間で、さっき述べたような姿もあるんだよなあ…… って思ったし、人間? 日本人? の良くない部分も見えたりして、ただのアイドルメインのミーハーな番組以外の側面が印象的でした

ちなみに10月27日まで無料動画GYAO! で日本語字幕版の全エピソードが配信されています。日韓の間では、政治的な摩擦も生じていますが、こういう場面で日韓のアイドル(候補生)達が切磋琢磨し活躍する姿って、なんか素敵ですよね。

色々な意味で面白い、ここ最近で一番ハマった番組なので是非ご覧くださいませ。そして一緒に感想語りましょ。

https://gyao.yahoo.co.jp/player/01047/v00081/v0000000000000002413/

僕のイチオシは、韓国人練習生に混ざってる中国浙江省杭州市出身の王怡人(ワンイーレン)ちゃんです。すこ。

今週はこの辺で。

また来週、ひとつよしなに。

※「【連載】なにが好きかわからない」は毎週木曜日更新予定です。

エビナコウヘイ(えびな・こうへい)
1993年生まれ、青森県出身。進学を機に上京し、現在は大学で外国語を専攻している。中国での留学などを経て、現在では株式会社WACKで学生インターンをしながら就職活動中。趣味は音楽関係ならなんでも。

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