【連載】ヨコザワカイト「digる男。」Vol.18「SHIBUYA全感覚祭 -Human Rebelion-」

お世話になっております、株式会社SWインターンのヨコザワカイトです。

僕は先ほどまで〈SHIBUYA全感覚祭 -Human Rebelion-〉にいました。10月12日に開催される予定だった〈全感覚祭2019 TOKYO〉が台風で中止になったことを受け、急遽場所を渋谷に移しサーキットイベントとして開催されたものです。

後世にあれは凄かったと語り継がれるのはこんなイベントなんだろうなと、今思い返せばそう思います。それほどの特別さがあの夜にはあったように感じました。

 

全感覚祭は、入場&(今年から)フード無料。オリジナルグッズの購入や投げ銭が客として支払う全てになります。それでいてこの規模で開催できる、しかも中止決定からたった1日での復活したのは信じられません。人の力って捨てたもんじゃないな、というか純粋にすごい。想像力が本当に多くの人を動かして実現に至ったのではないでしょうか。

「人間の反逆」と名付けられたその復活。そのストーリーに乗り、今まで見たことがないような熱気と興奮が渋谷の街を包みました。明らかに渋谷の様子がおかしかったと多くの人が感じ、そしてその空気を作り上げていた事でしょう。開場からわずか1時間で新規の受付が終了し、“全感覚祭難民”と呼ばれる人が溢れ、ライヴ後の汗だくの人と入り乱れ朝までその興奮が続いていました。

2019年に相次いだ台風に対しては種としての人間の反逆、そして僕にはこのイベントの本質が、“人間性”の反逆なのではないかと思わされました。ここまで純粋なものが音楽で伝説を作るのだという事。それはこんな世の中だからこそ、希望の光に見えます。これを開催させたのは、紛れもない人の力です。こんな事が起きる世界なら、まだまだ生きていようと思いました。

今回は、digっていないのですがどうしてもすぐに言葉で残したかったので、この場で書いてしまいました。こんな素晴らしい出来事がまだまだ起こっていけるような力の一端になる為にも、この仕事を続けていけたらと思います。

※「【連載】digる男。」は毎週月曜日更新予定です。

ヨコザワカイト(よこざわ・かいと)
1997年生まれ、千葉県出身。大学では社会学を専攻している。株式会社SWで学生インターンをしながら就職活動中、そして迷走中。ガガガSPが大好き。

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