【REPORT】CARRY LOOSE、初ワンマン「途切れた夢の続きを取り戻しに来ました」

CARRY LOOSEが、2019年11月4日(月)、東京・GARRET udagawaにて初ワンマン・ライヴ〈ゆるくはこんでください〉を開催。また、この様子はニコニコ生放送にて同時生中継された。

第2期BiSのパン・ルナリーフィ、YUiNA EMPiRE、元WAggのウルウ・ル、そしてオーディションにて合格したユメカ・ナウカナ? の4人が所属するCARRY LOOSE。会場には、その物語のスタートを見届けようと300人のファンが期待に胸を膨らませ駆けつけた。

本ページではライヴの様子をレポートする。


本公演は、CARRY LOOSEとBiSが11月2日、3日の2日間にわたり行なったグループ対抗駅伝〈BiS vs CARRY LOOSE対抗駅伝〉、そしてその後タワーレコード渋谷店にて開催された合同リリースイベント翌日に行われたもの。

18時00分、客電が落ちるとWACK代表・渡辺淳之介が登場。WACKグループお披露目公演では恒例となっている3ヶ条が発表された。

CARRY LOOSE 3ヶ条
1. ファンの総称は“配達員”
2. ライヴの写真撮影は可能、ただし録画、録音は禁止
3. ダイヴ、サーフ、リフト、脱衣等の危険行為は禁止

 

CARRY LOOSEのメンバーが登場すると、「ANYBODY」からライヴはスタートした。パン・ルナリーフィが、「初めまして、CARRY LOOSEです。今日は初ワンマンライヴに来てくれてありがとうございます。CARRY LOOSEと一緒に最高の日にしましょう!」と叫ぶと、そのまま「CHEER SONG」、「たんたかたんたんたん」と続けて3曲を披露。4人の全力のパフォーマンスに、初ライヴなのにも関わらず配達員は一体となって盛り上がった。

1人1人自己紹介をすると、グループ名を題した「CARRY LOOSE」を披露。〈行かなきゃ〉そう繰り返される歌詞に、過去を振り替えずに前に進んでいこうという想いが込められた楽曲だ。そして「WEATHERCOCK」、「RAKUEN」へ。バンドサウンドに様々な感情を乗せて4人は駆け抜けていく。

その勢いのまま、「ツメも君も」、「ERASE and REWRITE」、「When we wish upon a star」と続けると、MCパートへ。トップバッターのユメカ・ナウカナ? は、涙に声を震わせながらも名前に込められたその覚悟と熱い想いを語った。

ユメカ・ナウカナ?
「ここに来てくれた皆さん、そしてニコ生をご覧の皆さん、CARRY LOOSEのユメカ・ナウカナ? です。私は、歌う事、踊る事、人を楽しませる事が大好きで、アイドルになるのがずっと夢でした。1度はその夢を叶えたものの、そのグループは解散してしまって。目の前が真っ暗になってどうしていいか分からなくなってしまいました。それでもアイドルになりたいと1人で考えてたんですけど、自分の個性を生かせる場所を上手く見つけられなくて途方に暮れていたんです。そんな時に、大好きだったWACKさんが新しいグループを作るって聞いて、これしかないって急いで写真を撮って応募しました。そしたら、見事合格できて。(涙ぐみ言葉につまる)それが本当に嬉しくて、渡辺さんには感謝しかなくて。またこうしてアイドルとして命をいただけた事、素敵な名前をいただけた事を本当に誇りに思っています。今ステージに立っている事、ステージで歌って踊れている事、みんなの顔を見れている事、本当に幸せで一杯です。この幸せな気持ちと、沢山の人への感謝をずっと忘れずに一生懸命走っていきたいと思います。私のように夢を失ったりして周りが見えなくなったり、どうしたらいいか分からなくなっちゃって死にたくなっている人も、CARRY LOOSEの曲を聴いてもう一度歩き始めてみようとか、生きようと思ってくれるようなそんな人になりたいです。勇気づけられるのも宇宙一、元気にできる、幸せにできるのも宇宙一のアイドルにCARRY LOOSEはなります! 途切れた夢の続きを取り戻しに来ました! CARRY LOOSEユメカ・ナウカナ? をこれからもよろしくお願いします!」

パン・ルナリーフィ
「パン・ルナリーフィです。私は、第2期BiSから今日までの自分を自分で殺しに来ました。BiSの時に、間違えに怯えたり、人に甘えたり、私はBiSに本気でぶつかる事ができませんでした。私は、それがBiSの解散の理由だと思っています。でも、それから毎日毎秒ずっとずっと後悔し続けて。でも、後悔をしたって戻るわけもなくて、ただ消えてなくなっていくだけで。だから私はCARRY LOOSEでもう何も後悔するような事なく、1つ1つみんなに信じてもらえるように死ぬ気でぶつかると決めました。昨日CARRY LOOSEのために死ぬ気で走ってくれた沢山のスタッフさん、応援してくれた皆さん、そしてCARRY LOOSEのメンバーが一緒に戦ってくれて、とてもたくさんの愛を感じる事ができました。そんなかけがえのない人をもう裏切るようなことはしないと私は決めました。(涙ぐみ言葉につまる)そんなかけがえのない人達を私たちCARRY LOOSEは絶対に幸せにするし、絶対に大きな道へ連れていくと約束します。これから始めるCARRY LOOSEをどうかよろしくお願いします!」

ウルウ・ル
「改めて本日はCARRY LOOSEのライヴに足を運んでくださりありがとうございます。私は1年程前にWaggというグループに入りまして、メンバーみんなとうまくいかない時期とかもあったんですけど、全員で話し合いをしてどうやったらいいライヴを作れるんだろうねとか、細かく細かく話し合ってそれでみんなの本当の気持ちとか意思とかを確認して、文字通り本当の言葉通り仲間になれたんだと思います。私がCARRY LOOSEに入るって決まって、みんながそれを知ったときもおめでとうとか長文のLINEとかを送ってくれて、私がCARRY LOOSEの作詞をしていた時悩んでいても、みんな私のことをよく分かってくれていたので、楽に考えてやったらいいよとか言ってくれて。私も難しく考えずに、思ったことを何も飾らない言葉で歌詞にする事ができました。私はCARRY LOOSEになりましたが、Waggのメンバーも本当に大切な仲間です。そして今、CARRY LOOSEのメンバーとしてここに立って、時に損するんじゃないかと思うくらい優しくて思いやりのある3人を自分のことのように思って、Waggの時のように喧嘩をしても言い合ったりしても、そうして仲間っていうのはなっていくものだと思うので、3人と日々そうやって切磋琢磨して強い仲間になっていきます。今日がすごくいい日だったと思って帰ってくれたら嬉しいです。これからもみんなが笑顔で楽しくて最高な空間をCARRY LOOSEの音楽で作っていこうと思います。本日は本当に来てくださってありがとうございました。これからもCARRY LOOSEのことをよろしくお願いします!」

YUiNA EMPiRE
「YUiNA EMPiREです。今日はCARRY LOOSEのために時間を作って来てくださり本当にありがとうございます。私はCARRY LOOSEに加入する前はEMPiREとBiSで活動させていただきました。2つのグループの経験を経てこれからは、今までの情けなかった私自身を変えてCARRY LOOSEのみんなと、スタッフさんにもそしてお客さんにも躊躇わずぶつかっていこうと思っています。これからCARRY LOOSEらしく色づいていく様々な場所と景色をみんなと見にいきたいと思います。これからもCARRY LOOSEをよろしくお願いします!」

全員が思いの丈を語ると、「戻らないように」を披露。先ほどの涙を目に浮かべながらパフォーマンスをする4人の姿に、配達員は全力の応援で応えた。そこから「pretender」、「Deep thorns」、「やさしい世界」と走り抜け、ライヴ本編は終了。

熱いアンコールに応え4人が再登場すると、ユメカ・ナウカナ? から、2020年2月11日に1stシングルを発売する事が発表された。そして再び「CARRY LOOSE」を披露。会場から大きな拍手が送られ、ライヴは終了した。

〈ゆるくはこんでください〉というライヴの題名の通りにゆるくはいかなかった本公演。CARRY LOOSEはそのコンセプトとは裏腹に勢いよく、そしてエモーショナルにその道を走り始めた。CARRY LOOSEはWACKの、そしてアイドルという世界の中でどんな存在になっていくのか、その今後に目が離せない。

取材&文:横澤魁人
写真:東虎二


■ライヴ情報

CARRY LOOSE
〈ゆるくはこんでください〉

2019年11月4日(月)東京・GARRET udagawa
OPEN 17:00/START 18:00

=セットリスト=
1. ANYBODY
2. CHHER SONG
3. たんたかたんたんたん
4. CARRY LOOSE
5. WEATHERCOCK
6. RAKUEN
7. ツメも君も
8. ERASE REWRITE
9. When we wish upon a star
10. 戻らないように
11. pretender
12. Deep thorns
13. やさしい世界
EN1. CARRY LOOSE

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