爪切男著 『死にたい夜にかぎって』が、来年初春に連続テレビドラマ化することが決定した。
連続ドラマ化について、爪切男は「この作品を発売してから、夢のようなことが次々と起き、壮大なドッキリがずっと続いているような気分です。今回の映像化の話も嘘だと思っています。本当に映像化されたら、私はもう一度人を信じることができるかもしれません」とコメント。
また、連続ドラマ化決定を記念して、11月19日(火)に文庫本の発売が決定した。本作に感銘を受け、SW発行のZINE『AiNA wo FUCK and FUCK』では対談もおこなったBiSHのアイナ・ジ・エンドが、解説文を寄稿する。さらに単行本の表紙イラストを手がけた、漫画家・ポテチ光秀氏による書下ろし四コマ漫画、作者・爪切男が新たに執筆する“あとがき”が収録される。(横澤魁人)
■作品情報
爪切男
文庫本『死にたい夜にかぎって』
文庫本発売日:2019年11月19日(火)
定価:本体650円+税
発行元:株式会社 扶桑社
・イントロダクション
「君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。カナブンとかの裏側みたい」――憧れのクラスメイトにそう指摘された少年は、この日を境にうまく笑えなくなった。
出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教を信仰する女、新宿で唾を売って生計を立てる女etc. 幼くして母に捨てられた男は、さまざまな女たちとの出会いを通じ、ときにぶつかり合い、たまに逃げたりしながら、少しずつ笑顔を取り戻していく…。
女性に振り回され、それでも楽しく生きてきた男の半生は“死にたい夜”を抱えた人々の心を、ちょっとだけ元気にするだろう。もの悲しくもユーモア溢れる実体験をもとに、別れた女性たちへのラブレターを受け取っていただきたい。
※文庫本 Amazon予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594083447
※単行本は、好評発売中:https://amzn.to/2NjBLLU
爪切男 インタビュー(StoryWriter)はこちら:https://storywriter.tokyo/2018/02/10/0006/