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俳優、フィルムメーカー、モノクロ写真家としてマルチに活動する斎藤工が“齊藤工”名義で、企画・原案・脚本・撮影・写真・声そして総監督を務めた映画『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』が、2月21日(金)、アップリンク渋谷&アップリンク吉祥寺ほかで全国順次公開される。

 

令和新時代、2020年。国際的な一大イベントの開催を目前に控え、日々、忖度やコンプライアンス問題がニュースのみならず日常会話においても語られ、”自主規制”が加速し続ける現代日本。その現状に一石二石、いや百万石を投じようと、「スネークマンショー」の影響を受けた齊藤が声をかけ、その思いに共鳴したメンバーが集結。”コンプライアンス”をテーマに、音楽、実写、人形アニメーションなど多様な視点と表現で、日本においての表現限界に挑戦し、類を見ない問題作となっている。

監督は、齊藤が天才と称賛し、日本映画監督協会新人賞ほか数々の受賞歴をもつ鬼才・岩切一空(『聖なるもの』『花に嵐』)、ほぼ1人ですべての制作を手がける気鋭の人形アニメーション作家・飯塚貴士、そして齊藤自らもメガホンをとる。

出演は、齊藤組主演に、『カメラを止めるな!』ヒロイン・秋山ゆずき。 実力派芸人アルコ&ピース・平子祐希、国内外映画祭8冠に輝いた齊藤工初長編映画『blank13』にも出演した大水洋介(ラバーガール)、古家祥吾(元・曇天三男坊、現TCクラクション)が脇を固める。岩切組に、華村あすか(TVドラマ「宮本から君へ」)、中井友望(ミスiD2019グランプリ)、半田美樹(『聖なるもの』『サクリファイス』)、山元駿(『聖なるもの』)、川島直人(映画監督/『高崎グラフィティ』)など若手新進俳優が集結。

音楽パートは、唯一無二のリリックを操る孤高のラッパー・狐火、国内外で活躍しデジタル・エレクトロ・ロックバンドGARI。

 

 

新ヴィジュアルとして、作品の多角的な視点をふまえ、齊藤工の撮り下ろしによるキャスト写真が並ぶ<目隠し版>、秋山ゆずきの宣材写真に校正や落書きを加えた<校正版>のまったく異質な2バージョンが発表されている。

また、本予告映像では、各監督の作品の詳細を垣間見せつつ、ラストには齊藤自身がとあるデモを体感した自撮り映像が挿入される。

近い未来の放送業界・映画界を危惧してあえてタブーに切れ込み、観るものを揺さぶる圧倒的な濃度の「体験型映画」、自らのコンプライアンスを目撃してみてはいかがだろう。(西澤裕郎)


■作品情報

A Takumi Saitoh Film
『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』
企画・原案・脚本・撮影・写真・声・総監督 齊藤工
出演:秋山ゆずき 平子祐希(アルコ&ピース)斎藤工 大水洋介(ラバーガール)古家翔吾(元・曇天三男坊 現・TCクラクション) / 華村あすか 中井友望 川島直人 山元駿 半田美樹
監督:飯塚貴士 岩切一空 齊藤工
音楽:狐火 GARI
脚本:はしもとこうじ
プロデュース:小林有衣子
プロデュース・編集:清水康彦
制作プロダクション:イースト・ファクトリー
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
© EAST FACTORY INC
2019年 / 日本 / ステレオ / 16:9 / カラー / 70分

http://complyance.tokyo

 

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