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菊地成孔、3冊目の映画批評書発売を記念したトークショー&サイン会開催

StoryWriter

日本を代表するジャズミュージシャン・菊地成孔が、2010年代後半の必見映画を舌鋒鋭く論じた最新の映画批評書『菊地成孔の映画関税撤廃』が2020年2月5日(水)に発売される。

同書の刊行を記念して、2月9日(日)にBOOK LAB TOKYOにてトークショー&サイン会を開催することが決定。トークショーの聞き手は、本書内でも対談を行なっている映画評論家の森直人。

菊地による映画批評書は、2010年の『ユングのサウンドトラック: 菊地成孔の映画と映画音楽の本』(イースト・プレス)、2017年『菊地成孔の欧米休憩タイム』(blueprint)に続く3冊目。映画情報サイト『リアルサウンド映画部』の連載より厳選したレビューを中心に、映画界を賑わせた数々のコメントや、『マイ・フーリッシュ・ハート』で再注目された伝説のジャズミュージシャン、チェット・ベイカーについての書き下ろしコラム「そのジャズトランペッターは映画人を狂わせる。プロデューサーよりも、観客よりも、女優より
も」、さらに気鋭の監督や評論家との対談などを収録している。

世界中で絶賛された音楽映画からマーベル映画まで、あえてカテゴライズを行わずに幅広い映画を論じたことで、改めて菊地成孔の批評家としてのアティテュードが明確になった本書を、森直人はどう読んだのか。2人の濃密な映画批評談義が掲載されている。

また、イベント会場にて、『菊地成孔の映画関税撤廃』を購入した方を対象にサイン会も予定されている。チケットはPeatixにて発売中。


■書誌情報
『菊地成孔の映画関税撤廃』
著者:菊地成孔
発売日:2020年2月5日(水)
価格:本体 2,200円+税
発行・発売:blueprint
四六判/336頁
ISBN:978-4-909852-06-9 C0074

目次:
まえがき/欺かれぬ者は彷徨う
第一章 映画関税撤廃
『スリー・ビルボード』/『シェイプ・オブ・ウォーター』/『ブラックパンサー』/『フロリダ・プロジェクト真夏の魔法』/『バトル・オブ・ザ・
セクシーズ』/『アリー/スター誕生』/『天才作家の妻 -40年目の真実-』/『ビール・ストリートの恋人たち』/『グリーンブック』/『ブ
ラック・クランズマン』/『ムーンライト』/『イメージの本』/『月極オトコトモダチ』/『アベンジャーズ/エンドゲーム』/『スパイダーマ
ン:ファー・フロム・ホーム』
第二章 そのジャズトランペッターは映画人を狂わせる。プロデューサーよりも、観客よりも、女優よりも
第三章 ノーコメント復権の日に向けて(コメント芸の日々)
第四章 監督と評論家との対話
第五章 <北欧>が、決めつけられてしまう一瞬前に
あとがき/暗闇の中での経験を批評する。と言う事

■イベント情報
『菊地成孔の映画関税撤廃』発売記念トークショー&サイン会
出演:菊地成孔 / 聞き手:森直人
2020年2月9日(日)@BOOK LAB TOKYO(東京都渋谷区道玄坂 2-10-7新大宗ビル1号館 2F)
時間:開場 14時30分 / 開演 15時00分
チケット:1,500円(1ドリンク付き/Peatixにて販売)
予約受付URL:https://peatix.com/event/1418637/view

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