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芸能事務所タイタンでマネージャーをしながら実現した八木順一朗監督映画『実りゆく』2020年秋公開

StoryWriter

映画制作の夢を描いて上京した八木順一朗監督が、芸能事務所タイタンでマネージャーの仕事をしながら何度もチャレンジした夢をやっとの思いで実現した映画作品『実りゆく』が、2020年秋より公開される。

堤幸彦監督、大根仁監督らを擁するオフィスクレッシェンドが主催する「MI-CAN 未完成映画予告編映画大賞」の第三回大会に出品し、“堤幸彦賞”と“MI-CAN男優賞”を受賞。結果が発表されるやいなや、本編を望む声が多数寄せられ、タイタンの代表太田光代の手により、ついに映画化が決定した。主演は予告編に続き、まんじゅう大帝国が務め、監督もマネージャーの八木が続投。

まんじゅう大帝国の竹内一希が主演を務め、田中要次、三浦貴大、山本學らベテランが脇を固め、相方の田中永真(まんじゅう大帝国)、橋本小雪(日本エレキテル連合)、爆笑問題なども参加する。

本作は、爆笑問題が2か月に1度、実施している映画館ライヴビューイングでの漫才告知、公開劇場でのお笑いトークつき上映など、通常の映画宣伝らしくないプロモーションも企画されている。(西澤裕郎)

 


■コメント

・八木順一朗 監督
『どうして実るのか?』
夢、想い、果実… 人は人生において、様々なものを実らせようと、生きています。本作は、自分の夢を実らせようと、まっすぐに突き進む青年が主人公の物語です。

私は、以前、仕事の関係で、長野県松川町のりんご農園を訪れました。時期は10月。そこには、真っ赤に実ったりんごがありました。美しいりんごもさることながら、心を打たれたのは、生産者の方が、一つの果実を実らせるために、どれほどの愛情を込めているかということでした。

いつの日にか、りんご農家を舞台に、なにかが“実る”物語を作りたい。その時、そう心に決めました。

それから4年、映画は実りつつあります。私は、この映画に、まっすぐ愛情を込めました。映画への愛、りんごへの愛、そして、共に作品を作り上げてくれたスタッフさんや役者さんへの愛。その想いは、必ずや見る人へ届くと信じています。どうか、“実りゆく”映画に、ご期待ください。

・竹内一希(まんじゅう大帝国):
この度、「実りゆく」の主演を務めさせていただきました竹内一希です。映画の主演をやることになる人生だとは思ってもみませんでした。この映画を撮るにあたりたくさんの方々に支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです! 今、僕の持っている力をすべて出しました! 是非ご覧ください!

・田中永真(まんじゅう大帝国):
「主演」という言葉の音にうっとりしてニッコニコの竹内くんと普段漫才させて頂いてます、田中です。もっともっと漫才上手になりたいねぇなんて言っていたのは昔の話、竹内くんは冒頭の通りうっとりニッコニコ状態です。マネージャーさんに一喝入れて貰おうと思ったらマネージャーが監督! 当事者中の当事者でした。困った困った。そんな映画『実りゆく』、僕も出てますので是非お楽しみに。


■映画情報

『実りゆく』
監督・脚本:八木順一朗
エグゼクティブプロデューサー:太田光代
出演:竹内一希(まんじゅう大帝国)、田中要次、田中永真(まんじゅう大帝国)橋本小雪(日本エレキテル連合)、三浦貴大、鉢嶺杏奈、小野真弓、島田秀平、爆笑問題(特別出演) / 山本學
2020年制作
製作:「実りゆく」製作委員会
制作会社:株式会社GEEK SIGHT
配給:ラビットハウス
後援:長野県下伊那郡松川町
ⓒ「実りゆく」製作委員会

あらすじ:
長野県のりんご農家の後取りとして生まれた実(みのる)。母親の死後、父親と2人で農園を切り盛りする実は、週末になると東京へと通い、お笑いライヴに出演していた。りんごに背き、夢に突き進む実には、「母親の死後、笑わなくなった父親を笑顔にしたい」という強烈な思いがあった。やがて訪れる、運命の日。人生をかけたステージで、実は夢を実らせることができるのか?

長野のりんご農家を舞台に、実りゆく親子の愛を描いた本作。“どうして夢は実るのか?どうして、愛は実るのか?”という普遍的なテーマを、真っ赤に実るりんごと共に描き出す!
八木順一朗 第一回監督作品 “どうしても映画が撮りたかった” 映画監督を志し18歳で上京。日本大学藝術学部映画学科で映画を学び、芸能事務所タイタンで修行を積み、遂につかんだチャンス! これは、“実りゆく”ものたちの物語である。

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