【現地レポート】WACK合宿オーデ3日目②ー前代未聞11名の大量脱落者、これまでにないグループ分け

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合宿オーディションでは毎年、流れが大きく変わる瞬間がある。多くの場合、ルール変更によって候補生たちが「自分が脱落するかもしれない」という危機感に飲み込まれた瞬間、それは起こる。例えば2019年の合宿オーディションでは、パフォーマンス審査最下位グループ全員の脱落が発表された後、空気がガラリと変わり、活気が生まれて空気が変わった。

そういう意味で、2020年の合宿は3日目がターニングポイントとなった。

合宿初日、2日目の個人面談やパフォーマンス審査などを通し、渡辺は候補生たちに対して「自分をもっと出す」ことを訴えてきた。しかし、その期待に応え、目に見えて本気で変化を見せる候補生は見えなかった。そのことに対し、渡辺が取った方法は、これまでの合宿ではないくらいに大量の脱落者を出すという強硬手段だった。

セントチヒロ・チッチ(BiSH)、トギー(BiS)、ユイ・ガ・ドクソン(GANG PARADE)、月ノウサギ(GANG PARADE)、MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE)、ウルウ・ル(CARRY LOOSE)、ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群)のWACKメンバー7人が合宿に合流、5つのグループにわかれ、候補生とWAggメンバーとともに課題曲「オーケストラ」のパフォーマンス審査に臨んだ。

「このパフォーマンスで、明日帰るか残るかが決まるので、悔いのないようにやってください」と、渡辺は今回の合宿の中でももっともピリっとした表情と声のトーンで伝え審査がはじまる。5組が立て続けに「オーケストラ」をパフォーマンスすると、「全体的に意識が変わったのが見えた。毎回言っているけどなんで最初からやらないのかなって。最初に言った通り、最下位のグループは脱落となります」と、渡辺は変わらず宣言をした。

結果は、「成長が見えたことと落ちサビの振りがグッときた」と評価したセントチヒロ・チッチ チームが1位。「非常に成長が見え、表情もよかった」と評した月ノウサギ&トギー チームが2位、「全体的にレベルアップを図れたんじゃないか」とコメントを述べた、ユイ・ガ・ドクソン チーム、MiDORiKO EMPiRE&ナオ・オブ・ナオ チームが同率3位となった。そして「1番代わり映えがしなかった。表情自体も1番不安に思っている感じがでていた」と評したウルウ・ル チームが最下位となった。これにより、ウルウ・ルを除く、テラヤマユウカ、セックスサマーウイカ、カトー・ムセンシティ部、ウタウウタ、サアヤイトの脱落が決定した。

ダンス審査結果

1位……セントチヒロ・チッチ(BiSH)チーム
セントチヒロ・チッチ / 火星からウナギ / アオイロコ・カンパイア / アイノ・リ・スタート / フショージ・メグミ

2位……月ノウサギ(GANG PARADE)&トギー(BiS)チーム
月ノウサギ / トギー / インポッシブル・マイカ / トト・パーティン・トト / ガミヤサキ / ア・アンズピア

同率3位……MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE)&ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群)チーム
MiDORiKO EMPiRE / ナオ・オブ・ナオ / パー・ルイ / ワキワキワッキー / モンスターアイドル / キラ・メイ

同率3位……ユイ・ガ・ドクソン(GANG PARADE)チーム
ユイ・ガ・ドクソン / シオ・フォレスト / ファンファン / アイナスター

5位……ウルウ・ル(CARRY LOOSE)チーム
ウルウ・ル / テラヤマユウカ / セックスサマーウイカ / カトー・ムセンシティ部 / ウタウウタ / サアヤイト

 

夕食、学力テスト、運命の脱落者発表

その後、夕食の時間が設けられ、毎年行われている学力テストが行われた。

その後、視聴者投票とニコ生によるWACKメンバー投票が行われた。結果を集計している間、ニコ生やスタッフにアピールをしたい人と呼びかけると、これまでよりも積極的に手を上げる人数が増えたが、しゃべる声が小さいなど、自信のなさを指摘され、まだ自分自身を出しきれていない様子も見てとれた。視聴者投票の結果は以下のとおり。

WACKメンバー投票結果

1位 セントチヒロ・チッチ(BiSH)
2位 ユイ・ガ・ドクソン(GANG PARADE)
3位 ウルウ・ル(CARRY LOOSE)
4位 月ノウサギ(GANG PARADE)
5位 MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE)
6位 トギー(BiS)
7位 ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群)

視聴者投票結果

1位 テラヤマユウカ(3793票)
2位 サアヤイト(2234票)
3位 トト・パーティン・トト(1905票)
4位 ウタウウタ(1208票)
5位 ア・アンズピア(951票)
6位 キラ・メイ(915票)
7位 セックスサマーウイカ(838票)
8位 インポッシブル・マイカ(724票)
9位 フショージ・メグミ(698票)
10位 モンスターアイドル(564票)
11位 ワキワキワッキー(488票)
12位 アイナスター(350票)
13位 アオイロコ・カンパイア(319票)
14位 ガミヤサキ(287票)
15位 アイノ・リ・スタート(286票)
16位 ファンファン(266票)
17位 パー・ルイ(262票)
18位 シオ・フォレスト(259票)
19位 カトー・ムセンシティ部(142票)
20位 火星からウナギ(119票)

 

そして、合宿3日目の脱落者が発表された。

脱落者
・アイノ・リ・スタート
・カトー・ムセンシティブ部
・ガミヤサキ
・セックスサマーウイカ
・テラヤマユウカ
・パー・ルイ
・フショージ・メグミ
・ファンファン

WAgg
・サアヤイト
・ウタウウタ
・アイナスター

 

脱落という事実に実感が出て来たのであろうか、その場で涙を流す候補生も多く見られた。しかし、渡辺が再三言ってきた「悔いを残すな」という言葉が彼女たち自身を貫いた。

脱落者にかまうことなく、翌日のパフォーマンス審査に向けたチーム分けが行われた。これまでの合宿では見られない2人ずつのチームという分け方になった。チームごとにわかれ、課題曲決めを行い、時間が許す限り、どんな練習にするかなどチームごとに話し合った。

チームと課題曲
◎セントチヒロ・チッチ&トト・パーティン・トト「EMPiRE is COMiNG」
◎ユイ・ガ・ドクソン&シオ・フォレスト「STUPiD」
◎月ノウサギ&火星からウナギ「にんげん」
◎トギー&インポッシブル・マイカ「にんげん」
◎MiDORiKO EMPiRE&アオイロコ・カンパイア「GANG PARADE」
◎ウルウ・ル&残留候補生「STUPiD」
◎ナオ・オブ・ナオ&モンスターアイドル「EMPiRE is COMiNG」
◎ワキワキワッキー&ア・アンズピア&キラ・メイ「Plastic 2 Mercy」

 

上記組み合わせの中でも、ナオ・オブ・ナオとモンスターアイドルの組み合わせは、この合宿ならではの組み合わせといえる。『水曜日のダウンタウン』内企画の「モンスターアイドル」で合格したものと、合格できなかったもの。

この組み合わせについて、ナオとモンスターアイドルに話を聞くと、「最初のグループも一緒だったので、来たか! と思いました。全然仲が悪いわけじゃないです」と2人で笑い合い、お互いの仲のよさが見て取れるようだった。

また、この日の早朝マラソンで脱落から復活したモンスターアイドルは「ひたすら気合で走りました。2位になると脱落解除って聞いてから、自分は2位しか見えていなくて。必死になって気合で残った。こういうふうに残ると気持ちいいです。朝、脱落していたらこの機会はないし、こういうチャンスが生まれるので、それを積み重ねていきたい」と語った。

ニコ生中継で「柴送り」という言葉が生まれていることに対して、ナオにどう思っているか訊いてみると、「私は豆柴のリーダーなので、合宿を通して豆柴の大群が舐められないようにしないとと思っていて。私たちをテレビから知ってくれたファンはいるけど、WACKファンの人がまだ多くなくて。WACKなのにWACKじゃない異色のグループみたいに思われているところもある。だから今回、私は候補生以上にがんばらないとと思っているんです。WACKのグループなのにそういう目で見られているのは悲しいし悔しい。だから、やってやるよ! って気持ちで臨むつもりです」と気合いを見せた。

WACK合宿オーディション史上最大の11名という脱落者を生み出した「WACK合宿オーディション2020」3日目。11人には明日朝6時30分より救済措置が行われる。その内容は、BiSの「thousand crickets」の曲中、最も多くスクワットをできたメンバー1人が復活、4日目の合宿に参加することができるというもの。11名で行うスクワット対決。果たして誰が復活するのか。そしてどのような闘いが起こるのか。波乱の朝となりそうだ。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太


全て見せます! WACKオーディション合宿2020完全密着 6泊7日の死闘

3月22日(日)13時~「前半」:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324617066
3月25日(水)12時~「後半」:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324617068

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