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【現地レポート】WACK合宿オーデ4日目②月ノウサギが早朝マラソン1位獲得&脱落者コメントPART2

StoryWriter

7時00分 早朝マラソン、朝食

朝7時から早朝マラソンが行われた。WACK所属メンバーが来てから初めてのマラソンとなる。

渡辺淳之介による合図により一斉にスタートを切ったメンバーと候補生たち。その集団から1人だけ遅れて地面にコロンと倒れかかってしまったのは、脱落者救済措置のスクワット対決で勝ち残ったサアヤイト。スクワットで酷使した足を一歩一歩必死に踏み出していく。

折り返し地点に先頭で顔を見せたのは、GANG PARADEのユイ・ガ・ドクソン、EMPiREのMiDORiKO EMPiRE、CARRY LOOSEのウルウ・ル。スタッフから大きなパン、チョコチップメロンパン、炭酸水が手渡され、それぞれを食べ・飲み切らないと復路を走ることができないルールに3人は苦戦。その間にどんどん他メンバーに抜かされていく。

そんな中、1位でスタート地点まで戻ってきたのは、BiSHのセントチヒロ・チッチ。そのままゴール…… かと思いきや、この日も「もう一往復」という渡辺の声がこだまする。チッチは一瞬膝を落とすも、再び走り始めた。

最終的に、GANG PARADEの月ノウサギが1位を、BiSのトギーが2位を、候補生のモンスターアイドルが3位を獲得した。

 

合宿4日目 早朝マラソン結果

1位……月ノウサギ
2位……トギー
3位……モンスターアイドル
4位……ア・アンズピア
5位……セントチヒロ・チッチ
6位……ワキワキワッキー
7位……シオ・フォレスト
8位……インポッシブル・マイカ
9位……ナオ・オブ・ナオ
10位……キラ・メイ
11位……火星からウナギ
12位……アオイロコ・カンパイア
13位……ウルウ・ル
14位……ユイ・ガ・ドクソン
15位……MiDORiKO EMPiRE
16位……トト・パーティン・トト
17位……サアヤイト(途中終了)

 

その後、朝食の時間を挟み、12時30分より行われるパフォーマンス審査に向けて、8組のグループは練習に勤しんだ。

以下に、この日脱落した10名のうちPART2として、ファンファン、テラヤマユウカ、パー・ルイ、アイナスター、ウタ・ウウタ、5名のインタヴューコメントを掲載する。


ファンファン

自分の中の「WACKに入りたい熱」みたいなものが、他の候補生と比べて圧倒的に足りていないと思ってしまったんです。本当に好きだったらデスソースとかマラソンとか全部乗り越えられるはずだけど、私は乗り越えられなかった。これ以上、熱を上げてできないという諦めが自分の中にあったので、落ちたことにあまりショックもないし、当然だろうなみたいな感じはあります。2日目に脱落を言われたことで、3日目は最後だという気持ちで臨んだし、ダンス審査で出し切れたから(涙がこぼれる)、正直悔いはないです。渡辺さんが話していたことや合宿を通して学んだことはオーディション以外にも共通していることがいっぱいあると思うので、ちゃんと吸収して覚えて帰りたい。どんな仕事をしても人と関わるじゃないですか? スタッフさんに挨拶するとか、当たり前のことをちゃんとやるってことすら、これまで日常ではできていなかった。でも挨拶や基本的なことが、なんで大事なのかがこの合宿で理解できました。協力しあいながら助けてもらえるような環境を作ることが大事なんだって。今残っている候補生とか落ちちゃった人の中にも、周りのことや人のことを考えて動いている人が多いのに、私はそういうところが足りなかった。声をかける勇気が出なかったり甘えていたんです。人のことをちゃんと考えて動くっていうのが大事なことだと思いました。もし今後オーディションがあったとしても、今は受けようと思わないです。漫画を書いたり、いろいろやりたいことがいくつかあるので、もう1回自分が本当にやりたいことを考えようと思っています。

テラヤマユウカ

合宿に来る前と今で変わった部分はあると思うけど、そこからさらに変化したところを見せられなかった。本当にWACKのアイドルになるなら、ずっと変化していかないといけないし、ずっと上がっていかないといけない。合宿に向けて予習とかすごくしてきたんですけど、いつのまにか、うまくやろうという気持ちが強くなってしまった。私は自分の感情を人に伝えることもあまりうまくできなかったから、スクワットは本当に全力で足が動かなくなってもやろうと思って臨みました。(涙が頬をこぼれ落ちる)結果的には、全然回数が足りなくて負けちゃったんですけど、そういう気持ちでできたから後悔はないし、絶対また受けにきます。こんなにできていない私に対しても、みなさんはすごくやさしくて、もっともっとWACKのことが好きになったし、ここに入りたいって気持ちがより強くなったので、絶対に諦めないでまた受けに来ます。ワキワキワッキーちゃんとは初日と2日目を同じグループでやっていたんですけど、3日目からはチームも部屋も違かったんです。それなのに、私が脱落したあとで、あんなに泣いてくれるとは思っていなくて(涙が溢れる)。何もできなかったかもしれないけど、1人でもそういう子がいてくれるってことが、私にとっても頑張れる気持ちにもなるし、嬉しいです。合宿を通して、わかってほしいと思っているだけじゃ自分の気持ちが全然伝わらないってことも学びました。現状維持じゃなくて変化を恐れずにずっと考え続けて行動すること。それで心を動かしてくれる人がいることを改めて感じて勉強させてもらって、心から合宿に来れてよかったと思います。

パー・ルイ

普段の社会じゃ味わえないような経験ができたから、来てよかったなと思います。デスソースやマラソンは実際そこまで辛くはなかったです。いまは前向きな気持ちですけど、もっとできたことがあったなと若干の後悔はあります。出し切れていない部分があったなって。本当は、今朝6時まで救済スクワットは受けないつもりでした。でも残っている候補生と話していくうちに「なんで合宿に来たんだっけ」と思って。面談でも言ったんですけど、私は病んでいる人とか、普通に生活している人に前向きな気持ちとか、ちょっと笑ってもらえたらいいなとか、そういう表現ができるようになりたいと思って来たけど、まだできていないなって。それでスクワットに参加しようと思ったんです。WACKのメンバーさんとかWAggのみなさんを見ていても、周りの人からよく思ってもらうアピールをするのがすごく上手だなって。私は日常生活で媚を売らないようにしていて、そこがよさって言われるんですけど、ちゃんとアピールしたほうが意欲あると思われるじゃないですか。日常生活でそれをしすぎてうまくいくかっていったら別ですけど、ちょっと意識を変えようと思いました。またオーディションがあっても、今は受けようと思わないですね。オーディションを受けたのは合宿に来たかったから。もちろんアイドルになりたかったのもあるけど、合宿に来てみたかったのと渡辺さんと関わってみたかった。迷ったけど来てよかった。ニコ生に顔が映るのも気にしていたけど、馬鹿みたいに一生懸命な部分を出して、それを恥ずかしいとは今は思わないから、知っている人に見られていても別にいいと思っています。やりきったと思います。カメラの前で大泣きしていますからね(笑)。

アイナスター

Waggに加入してまだ1ヶ月しか経っていないんですけど、WAggの代表として来ているので1ヶ月とかの期間は関係ないし、お金をいただいてパフォーマンスをしているプロという立場でできるように頑張りました。私は歌もダンスもそんなに得意じゃなくて、スタッフの方にも「話しているときのほうが自信があるように見える」って言われてしまったんです。もともと走るのとか辛いのとかが本当に苦手で、カレーの中辛も食べられないくらいだったんですけど、根性でできるところはすべて最善を尽くしました。WAggのオーディションを受ける前から、もし受かったら合宿にいくなと思っていたので、毎日走っていていました。渡辺さんは、振り付けを間違えたとして、そこ違うよとか絶対に言わないし、求めているものはそういうものじゃなくて、気持ちだということが伝わってきました。気持ちを伝える努力をした上でのパフォーマンスをすることがすごく大切ということがわかったので、Waggのライヴでそういうパフォーマンスができたらと思います。今日のスクワットでサアヤイトが救済されたのが本当に嬉しくて。残っているWaggメンバーのアンちゃんは候補生への教え方とコミュニケーションがすごい上手。メイちゃんは私と同時にWaggに入ったんですけど、私よりも全然できていることが多くて、すごい笑顔でパフォーマンスをやっているイメージがある。だからこの後の合宿も、サアヤイトはめちゃめちゃ努力をして乗り越えてくれると思っているし、アンちゃんはいつも通りの持ち前のポテンシャルを活かしていつも通りがんばってくれたら絶対に乗り越えられると思うし、メイちゃんは最後まで笑顔で乗り切ってくれるだろうなと思っています。

ウタ・ウウタ

自分的には前回2回の合宿よりもやりきれた感じがします。だから後悔はあまりないです。前回はWAgg自体、「こういうことを頑張ろう」みたいなグループとしての意思疎通ができていなくて。誰かが落ちても「大丈夫」という言葉が言えなかったり、東京に残っていた愛ちゃんも参加している人への言葉の掛け方がわからなくて、LINEとかも一切してなくて、全員がバラバラな感じだったんですけど、今回は合宿に来る前からWAgg自体がグループとして固まるように話し合いをたくさんして、全員が合宿に向かい合っていました。2人(愛とナアユ)も本当は来たかったけど理由があって来れないので、東京でできることをいっぱい考えてくれて、合宿中もすごくいっぱい連絡をくれて。グループとして固まって合宿に参加できたからすごくよかったんじゃないかと思います。私とサアヤイトとウルウ・ルでグループを組んだとき、最初のほうはウルウ・ルに任せっきりになってしまっていたんです。スタッフさんが「もっとできることがあるんじゃない?」って言ってくれて。そこから私とサアヤイトが積極的に候補生にものを教えられるようになって。今回、合宿のためにいろいろなことをしたんですよ。良くも悪くも自分のことがすごくわかったというか。(涙を流す)1年間で自分がどれだけ変わったかを見てもらえてよかったなと思います。(2年前は食べ切れなかった)デスソースも食べられるようになりました。私にとってWACK合宿オーディションは、自分も他のメンバーも変わったというところが見せられる場所なんだと思います。


全て見せます! WACKオーディション合宿2020完全密着 6泊7日の死闘

3月22日(日)13時~「前半」:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324617066
3月25日(水)12時~「後半」:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324617068

StoryWriter Twitter:https://twitter.com/storywriter_inc

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