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StoryWriter

どうもどうも。

自粛生活では、中国人のYouTuberばかりチェックしております。

 

天津市出身のゲストのお姉さんがいろいろ紹介してくれていますなあ。その昔、オイラも行った時は洋風の建物が多かったけど、ヨーロッパ風の建築が集まる場所(元租界)も多いし、でっかいビルも多くて栄えてる都市という印象。でも、何より気になる天津飯の感想については、「普通に美味しい」、「でも普通の丼じゃない(笑)?」とのこと。

オイラもそう思うよ……。でも食べたい。

朝からお腹下し気味、火鍋栄光です。

というわけで普通の丼を食べに行きました。今日も舞い降りましたよ、調布駅。某有名グルメサイトで天津飯を食べられるお店を探しておるんじゃが、調布駅付近でまだ行っていないお店がここしかなかった。というわけで来ました、「ジャスミン亭」。

電気通信大学のキャンパス横、並木が並ぶ武蔵境通りをひたすら歩き抜けた先に見つけたお店。外見からして、隠れ家的な雰囲気があって期待大。いざ行かん!

入ってびっくりなんじゃこりゃ! 日本の中華料理屋にはあまり見えないし、なんならデートとかにもピッタリなくらいの綺麗なお店。男一人でちょっと憚られちゃいますな。さっさと注文しなきゃ。

メニューを開いて再度びっくり。天津飯990円⁉︎ 前回の「長崎ちゃんぽん 桃園」の920円でさえちょっと怯んだというのに990円……。

火鍋栄光的データベースによると、大体相場は600円〜700円ほどのはず……。期待半分、恐ろしさ半分で注文。蟹肉モリモリとかでもない限り信じられんぞ……。

こちらその他メニュー。コーンスープ780円⁉︎ クノール何杯分なんだろう。やっぱり全体的に値段設定がお高めなんですな…! 電通大生の学生が、近場でちょっといい感じの女の子を誘う時に使うお店なのかな? なんてしょうもないことを考えている間に、

\オマタセシマシター/

あ、実家と同じ柄の丼や。どっちがスープでどっちが天津飯? と言わんばかりの似た色合い。

ということはさておき、ここまでは普通の天津飯。おそらく醤油ベースでしょう。なんにせよ食ってみないと分からん‼︎ いざレンゲを握らん!

ムゥ、近づいて見ると卵の包み方が美味そう!

一口食べて口に広がった! 生姜とお酢がめっちゃ効いてる‼︎

もちろんベースは醤油なんだけど、大きめに刻んだ生姜がこれまたちょうど良い量であんに含まれてる! 生姜が全面に押し出された天津飯は初めてなんだけど、天津飯であまり感じることのない”風味”になっていて楽しい。薬膳だね。醤油ベースのあんだと味が濃くなりがちなんだけど、これは絶妙な食べやすい濃さをキープ。

いつもなら、中盤以降はラー油とお酢を2回りくらいかけてるんだけど、これはその味変もいらないくらいお酢も効いてる! お酢と生姜、調味界隈の修二と彰の相乗効果で一気にヘルシーな味わいに! 具材に蟹肉やエビも入っていてお上品。今日みたいにお腹を下し気味な時にはちょうど良いかも。女性も喜ぶ天津飯でっせ。

男性がガツガツご飯を食う! っていう感じの天津飯ではないけど、ボリュームが欲しい時にはこの餃子を頼むとちょうど良くなるかも。こちらも韮がメインでヘルシーな感じだけど、大ぶりでだいぶ腹持ちのいい手作り餃子。

いやあ、ごちそうさんでした。

生姜のおかげか体全体がじーんとあったかい。今週は気温の低い日が続いていたし、ちょうど良い天津飯に出会えてよかった! 次回は女の子とぜひ!

今日の天津飯豆知識:
中国人曰く、天津飯は普通の丼もの。


⭐︎今日のお店⭐︎
「ジャスミン亭 富士見町店」
住所:〒182-0033 東京都調布市富士見町2丁目22−13
営業時間:11時30分~15時00分, 17時00分~22時00分
定休日:水曜日
電話番号:042-481-5482
火鍋栄光(ひなべ・えいこう)
大学時代には中国に留学、何度も旅行で現地に赴いては中国各地の料理に舌鼓を打ってきた若武者。現在はネオン輝く大都会トーキョーで、本場の味が楽しめる中華料理屋を彷徨う神出鬼没のゾンビ。普通の中国人はチンプンカンプンの日本発祥中華料理の代表格「天津飯」に人生を狂わされかけている。記事中の写真は©︎Photo by Kopei。

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