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天津飯放浪記第30回 萬来軒「仙川で出会った舌に優しいあんの天津飯」

StoryWriter

おいっす。

残暑ってレベルじゃなくバカあちぃ。そろそろ栗の話とか読書だのスポーツだののっていう話し始める時期じゃなかったっけ?? ハァ???

本日は久しぶりにやってきました仙川駅。

駅の改札を出ると、右側には賑やかな商店街が広がる。決して若者向けとはいえない、どちらかといえばマダム向けだったり実用的なお店が多く連なる。いい街ではあるんだけど、僕にとってはドトールか二郎系インスパイアラーメン屋「郎郎郎」くらいしか目に映らない。

方や、会話札を出て左側はどうだろう、この閑散さ。実はこの横断歩道の向こうは飲み屋が数軒並ぶエリアで、改札右側とは対照的なローカル感。うーん、僕はこっちの方が好き! そしてこの風景。この並びに何かいい出会いが待っているような気がする! いざ参らん!

先ほどの写真の場所から300mほど進むと、焼き鳥屋といわし料理屋に挟まれている街中華「萬来軒」が。うーん、年季の入り具合が素敵。

街中華の醍醐味の一つ、食品サンプル。あゝ、そそられる……。この店に果たしてアイツがいるのか! 踏み込んでいざいざ!

メニューの様子(一部)はこんな感じ。うーむ、オーソドックス。1000円近くする一品料理はきっと大皿タイプなんでしょうなあ。ビールと焼豚のダブルスが見てみたい、アウェイゲームでのオムライスのシングルスも気になるところだけど、大人しく天津丼(850円)を注文。日を改めて色々食べてみたいですなあ。ソワソワ。

ブレブレで申し訳ないが、こちら店内の様子。一階にはカウンター数席とテーブルが4席、入り口横に階段もあるけど解放してるんだろうか。店内は、若めのご主人が1人で切り盛りしているようで、予めご提供など遅くなりますこと了承くださいとの張り紙が。ええんや、ええんや。誰も気にせえへんで。お客さんももちろんイライラした様子もなく、のんびり食に興じられておる。もちろん店主は1人でバタバタなのはお察しするけども、席が多くてバタバタガヤガヤするより、これくらいの方が皆いい気持ちになれると思うんだけど、皆さんどうだろうか……? と思っていると、

\オマタセシマシター/

うーん、漆黒のお皿とこの黄金の卵さん! まさに陰陽道! そしてタレのかかり具合が良い光沢を生み出してるゥ! ニスでも塗ってもろたんかい!

油絵ですか?

この写真からご覧の通り、何より具沢山!どれくらい多いかというと、どうやって掬おうとしても、千切りの具材がスプーンから溢れるほど! それだけの具材を包む大きな卵ちゃん とあん。このあんがまた美味しい。あましょっぱいんだけど、他の店の甘しょっぱいあんとは違って舌へのアタックがマイルドな甘さ。あん単体で食べられないくらいの味の濃いことが多い中で、ここはそのままあんを舐めても美味しい甘さ。マイルドでどこか優しい舌触りが日本生まれの中華って感じね! 美味なのでペロリ。

今回も米一つ余すことなく完食。お皿ペロペロしてあんも舐め取りたいくらいでした。1人で切り盛りしてお忙しいところありがとう店主のお父ちゃん。今度はぜひ焼豚もいただきに来たいと思います!

今日の天津飯あるある:

甘しょっぱいあんをダイレクトに飲むと舌がやられがち。


⭐︎今日のお店⭐︎

「萬来軒」

住所:〒182-0002 東京都調布市仙川町1丁目19−3
電話番号:03-3308-9288
営業時間:11:30〜14:00、17:30〜23:00
不定休

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