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新宿の歴史・文化を振り返りながら「映画の街・新宿」の新しい映画文化を発信する〈新宿東口映画祭〉、追加上映決定

StoryWriter

2020年に100周年を迎えた新宿の映画館・武蔵野館が、新宿の歴史・文化を振り返りながら、「映画の街・新宿」として新しい映画文化を発信していくことを目指し、〈新宿東口映画祭〉を2021年5月28日(金)より新宿・武蔵野館、シネマカリテにて開催。新たに4作の追加上映が決定した。

追加上映が決まった4作のうち、2作が武蔵野エンタテインメントが配給する作品となっている。1作は香港を中心にシンガー・ソングライターとしても活躍し、日本でもミニ・コンサートを開いているイヴァナ・ウォンが演じたラブコメ作品『阿索的故事』(原題)。 2作目は父親の死をきっかけに、初めてお互いの存在を知った3人の異母姉妹が、父親の家業である火鍋店で共に働くうちに、次第に心を通わせていく姿を描いた『花椒の味』となっている。

さらに、他新作では『ビューティフルドリーマー』で主演をつとめるなど女優活動の傍ら、クリエイターとしても注目を集めている小川紗良主演。身寄りのない子供たちが暮らす家で育つ少女たちの世界と心の成長を、阿久根市の美しい風景と重ね描いた長編デビュー作『海辺の金魚』を上映する。

そして、旧作からは、500万部を超えるヒットを記録した梶原一騎、ながやす巧の劇画を映画化。西城秀樹が主演をつとめ、相手のヒロインは全国4万人の応募者の中から一躍スターに輝いた早乙女愛がつとめた。今なお根強い人気を誇る、不良学生と純真な少女の熱烈な愛を描いた『愛と誠』の上映が決定した。

また、『カリガリ博士』、『狂へる悪魔』などの活弁上映。さらには、日本映画の名作やアニメ作品に今回追加上映が決定した4作品が加わり、計25本のラインナップとなっている。(玉澤香月)


■映画祭情報

〈新宿東口映画祭〉
期 間:2021年5月28日(金)〜2021年6月10日(木)会 場:
武蔵野館(〒160-0022 東京都新宿区新宿 3-27-10)
シネマカリテ(〒160-0022 東京都新宿区新宿 3-37-12)
後援:
新宿区
公益財団法人 新宿未来創造財団
一般社団法人 新宿観光振興協会
協力:
新宿東口商店街振興組合
国立映画アーカイブ
2021 東映ビデオ
※各作品の上映日程、入場料金などにつきましては、決定次第公式 HP 等で告知致します。
※上映作品及びイベントは諸事情により中止となる場合がございます。予めご了承頂けますようお願いいたします。
※開催にあたっては、感染拡大防止に向けた取り組みを十分に行ってまいります。

〈新宿東口映画祭〉公式 HP:http://www.filmfest.musashino-k.co.jp/

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