watch more

中村祐太郎監督・主演映画『新しい風』公開、メインビジュアルは大橋裕之

StoryWriter

映画『新しい風』が、2021年8月14日(土)より、新宿K’s cinemaにて公開される。

 

本作の脚本・監督・主演は中村祐太郎が務めた。中村の監督作『太陽を掴め』(第29回東京国際映画祭出品作品)では、片思い相手へのもどかしさと若者コミュニティに巣食う闇を。『若さと馬鹿さ』(2019年公開作品)では、長期間付き合う同棲カップルのすれ違いと、その旅立ちを。いつも独自の観点で現代に生きる若者たちのリアリティを描いてきた。近年では、片山慎三監督の『岬の兄妹』(2019年-中村役)に出演し、俳優としても活躍している。

彼が描き、演じてきた人や物語は、間違いなく我々の日常に存在するけれど、多くの映画作家が見逃してきた小さな事件群。もがきながら生きる人々に、愛を注ぎながら切り取る彼の手法となっている。

今回の新作『新しい風』も、若者の些細でありながら、胸をかきむしってしまう、恥ずかしくて情けない一夜を起点とした事件を描いている。誰もが一度は経験する大好きな人とのすれ違い。その恋愛のもつれに苦しむ人間たちが紡ぎ出す、哀しくもおかしな一日をコメディともシリアスともつかない、絶妙なタッチで描いている。

そして、本作の劇中歌「新しい風(青い檸檬)」と「僕は馬だ」の2曲はシンガーソングライターの町あかりと中村が本作のために書き下ろしたオリジナル楽曲。さらにメインビジュアルは、漫画家・大橋裕之が、描き下ろした。本作を鑑賞して困惑する、大橋氏自身が描かれた奇抜な内容となっている。(玉澤香月)

■岩井澤健治(映画監督) コメント:
何だろう?と気になって仕方ない。こんな感覚は久しぶりだった。あなたが観たいものはここにはない。ここにあるのは、中村祐太郎作品である。

■小西桜子(女優) コメント:
ゆるやかな群像劇かとおもって観ていたら じわじわと狂気が顔を出してきて、 でもなぜかずっと柔らかな光の中にいるような、不思議な映画でした。

■松江哲明(映画監督) コメント:
好きなのか嫌いなのか。ふざけてるのか真面目なのか。試してるのか試されてるのか。どっちともつかない感情の隙間を狙って、「今」を探す。的確にカメラが引いて寄って、中村祐太郎の勝負作を映していた。

■ミルクマン斉藤(映画評論家) コメント:
しょせん人生は一人旅、未来は見えない、でもそんな不確定性をシアワセへと変幻してしまう「妖精」は、もしかしてこの世のどこかにいるのかも。ムチャクチャに見えてしっかり哀感を残す本作は、まさにコメディの新しい風である!

■坪井篤史(シネマスコーレ副支配人) コメント:
終電逃した男女の話と思いきや…… またやらかしたな、ゆうたろうくん。得意とする長回しから密室劇、急なファンタジーと、また観客を試す映画を作りおって……。 今回の『新しい風』はどれだけの観客が共感でき、または怒るか。楽しみにしてます。


■映画情報

『新しい風』
(2021/カラー/日本/66分/DCP)
公開日:2021年8月14日(土)〜
監督・脚本・編集:中村祐太郎
出演:中村祐太郎、斎木ひかる、柴田貴哉、小川あん、原雄次郎、飯田芳、居石和也、平井まさあき(男性ブランコ)、横山真哉
主題歌:『新しい風(青い檸檬)』町あかり 撮影:千田暸太、中村祐太郎、芝山健大
録音:古賀陽大
助監督:百武大輔。吉村響
制作:萬造寺竜希
スチル:中川ミオ
音楽:居石和也
整音・音響効果:北摂サウンドプロダクション
カラリスト・オンライン編集:橋本悠平
宣伝美術:中居崇
メインビジュアル:大橋裕之
宣伝協力:小峰克彦
製作:アルカポルア
公開劇場:新宿 K’s cinema 名古屋シネマスコーレ
【あらすじ】
町あかりが歌う主題歌『新しい風(青い檸檬)』にのせておくるせまい世界の中で傷つけ合う、ありふれた男女のありえないおとぎ話。
小さな男のコタロウ(中村祐太郎)は、誰よりもヒカリのことが気になっていた。終電を逃した大晦日の夜、ついにコタロウはヒカリに告白をする。SNSのネタにもならないような、とてもしょうもない告白だった。翌朝、正月ムードの東京の街は、恋人にも友達にも戻れない二人を 浮き彫りにしていた。突然、ストーカー男が襲いかかってきても、レオタードの天使と一緒に歌をうたっていても、小さなコタロウ の震える心は、ヒカリの気持ちの行方ばかりが気がかりだった。これは、現代に生きる若者たちのリビドーと、恋愛の残酷さを描いた、始まりも終わりも無い、愛のお話である。

『新しい風』公式Twitter:https://twitter.com/movie_atakaze

PICK UP