千葉の住宅街にある畑にD.I.Yでプレハブ小屋を作り、26歳にして「本屋lighthouse」をオープンした男性がいる。いまは千葉県・幕張に幕張支店をオープンし、メインはそこでの営業と通販サイトでの販売を中心としているが、あくまで本店は小屋だという。2010年代に独立書店が増えてきたとはいえ、20代にして自分で建物まで作り本屋をはじめることは誰にでもできることではない。むしろ、彼にしかできないユニークな試みで、読者である我々もワクワクしてしまう。そこで、店主である関口竜平さんに直接話を訊きにいってきた。
取材:西澤裕郎
構成:玉澤香月
本屋lighthouse
千葉県にある新刊書店。小屋本店は2019年5月1日にオープンし、2021年1月11日より幕張支店をオープンさせた。幕張支店は京成、JRの幕張駅から徒歩6分ほど。店舗の2軒隣にはHAMANO COFFEE STANDというカフェもあり、周辺はコーヒーを片手に行き交う人々で賑わっている。本屋lighthouseではこだまや爪切男、藤岡拓太郎などの書籍、さらにはフェミニズムや人権問題関連の書籍など、様々なジャンルを横断する本のラインナップがとても素敵で、芋づる式にたくさんの本を手にとってしまいたくなる。店内には本だけではなく、雑貨やCDも販売。店主・関口竜平が発行人のZINEも販売している。また、幕張の子どもたちが本を読む選択肢を常に持てるように「こども読書ちょきん」の取り組みや、著者イベント、さらには奥の部屋を活用したお客さん主催イベントも定期的に多数開催。まさに幕張の灯台的存在でもあり、カルチャー発信地としても機能している本屋になっている。※2021年10月現在、小屋本店は休業中。(玉澤香月)
住所:千葉県千葉市花見川区幕張町5-465-1-106
営業時間:12時〜19時
定休日:月曜日・火曜日・第3水曜日
本屋lighthouse 公式HP:https://books-lighthouse.com/
本店の小屋はスピリットの根底
──関口さんはもともと千葉にあるおじいさんの畑にご自身で小屋を建てはじめ、2019年5月1日から本屋を始められたんですよね。現在は、幕張の店舗をメインに営業されているわけですけど、あくまで小屋が本店になるんでしょうか?
関口:名前的には小屋が本店です。あそこがスタートの地であり、スピリットの根底にあるので、一応本店という名前にして、幕張は支店扱いにしています。実質、本屋としての機能は幕張に移しているので、小屋はネタの1つとして本店に昇格して休業中なんです(笑)。
──現状、小屋は今どうなっているんですか?
関口:今はほぼ何もないですね。棚と本も全部幕張支店に一旦持ってきているので、今後どうしようかなと思っていて。小屋で再び営業するのではなく、大きめの車を買って移動もできる本屋として再始動しようかなと今のところ目論んでいます。というのも、小屋はド素人が作ったので、そろそろ建て替えないとやばいタイミングなんです。一旦建て直すのか、あるいは移動車にするのかで悩んでいますね。営業形態もふつうに開けるのではなく、本屋をやりたい人向けに貸し出したりするなど、いろいろと考えている状態です。
──『本の雑誌』で、20代の男性が千葉で自分で小屋を建てて本屋を建設中という記事を読んで、当時ものすごいインパクトを感じていたんです。その若さで本屋を自分で始めるということ自体かなり珍しいと思うんですけど、なぜやり始めようと思ったんでしょう。
関口:大学時代に就活をしている最中やりたいことがよく分からなくなったので、モラトリアムを2年延ばすために大学院に行ったんです。大学院に通っているうちに、自分は本に関わる仕事をやりたいと思うようになって。くわえて、もともとスーツを着たくない精神を持っていたので、本屋として独立して店を始めれば、自分のやりたいようにできるからというのもありました。
人生的におもしろいと思って独学で小屋を建てた
──書店に就職する発想ではなく、独立という考え方にどうやって至ったんでしょう。
関口:ちょうど2015年、2016年頃って独立書店ブームが盛り上がっている時で、書店員が本を出すことが多い年だったんです。都内で頻発していた刊行イベントに通って、打ち上げに潜り込んだり、本屋めぐりもしていました。大学院卒業後、取次会社に就職したんですけど、書店とは関わりのないグループ会社に初期配属になってしまったので、1ヶ月で辞めたんです。
──新卒で入社したのに、よく1ヶ月で退職を決意できましたね。
関口:本屋界隈の人たちとの繋がりは十分にできていたので、いざとなれば助けてくれるだろうという安心感もあって辞められたんですよね。その時に、家賃0円なら、週1~2日しか開いてない本屋でもできるなと思いつきました。会社を辞めたタイミングで、知り合いの本屋と出版社でアルバイトすることが決まったので、週5日間は働いて、残りの2日間で自分の本屋をやろうと。数年かけて、その比率を逆転させたいと考えたんです。じゃあどうやって? と考えている時に、坂口恭平さんがモバイルハウスを作った記事を読んだことと、おじいちゃんが畑をやってる土地があることを思い出したことで、小屋店舗の計画が始まりました。どうせやるなら全部自分で建てた方が、人生的にもおもしろいと思って独学で小屋を建てることにしたんです。だからある種のヤケクソです(笑)。
──ちなみに、新卒で取次会社に就職したとおっしゃっていましたが、どうして取次だったんでしょう? 出版社とか書店ではない理由があるのかなと。
関口:出版業界全体を見たかったんです。本屋をやろうと思って、いろいろ調べていくうちに、取次はこの業界の要だということを知って。あと、自分が本屋をやり始めるまでに、ちょっとでも小さい本屋が始めやすくなるような環境づくりができたらいいなとも思ったんです。
いろいろな生き方・考え方を本屋なら掲示できると思った
──小屋というスペース的にも本の置ける量が限られている中で、どういう本を並べようと考えられていたんでしょう。
関口:小屋には意外と1000冊くらい置けたんですけど、基本、自分がおもしろいと思った本だけを仕入れていきました。何を置こうというよりは、何を置かないかという方が考えやすかったというか。近くのイトーヨーカドーにくまざわ書店が入っていたので、そこと使い分けてもらえるようにとも思いました。あと、差別やヘイト本は、そもそもの前提条件として置かないと決めていました。この点に関しては所謂独立系の本屋さんは意識しなくても、結果としてそうなることだと思いますけど、それをあえて言っているか、言っていないかだけの違いだと思います。
──関口さんは、どうして本屋にこだわっているんでしょう?
関口:大学で教職課程を履修している中で、実習に行ったんです。学校を楽しい場所にするのが先生の仕事だと思っていたんですけど、実際の教育現場ではそういうことは重視されなくて。僕は学校は答えを教えるとか勉強ができるようにする場所ではなくて、学校生活を楽しく送れる、ひいては人生を楽しく過ごすための練習をする場所だと考えていたんです。その役割が本屋ならできるんじゃないかと気がついて。本屋は、本を通してこういう考え方、生き方があるというのを提案してはいるけど、手に取るのはお客さん自身。「これが答えだよ」と教えるというより、「この中から選んでいいよ」というスタイルの方が僕はやりたかった。その感覚プラス、独立しちゃえば、スーツを着なくていいとか個人的な感覚が上手いことハマりました。これは大事なことなので、何度も言います(笑)。
──僕は大学卒業後、書店に就職したんですけど、自分で売りたいコーナーを作ってもなかなか売れなくて。当時はケータイ小説が流行っていたので、なにもしなくてもそればかり売れていく。理想を持って本屋に入った人たちが軒並み挫折を味わったんです。それで僕も含めて転職していったんですけど、独立書店という選択肢は当時考えもつかなかったと思います。
関口:2010年代に入ってから、だいぶ考え方が変わったと思います。僕が出版業界に興味を持った2015、2016年頃は、「本屋とカフェの併設ってどうなの?」という空気が強かった印象で。でも、今はもうそれが当たり前になっている。
──強固な業界で地殻変動が起こらないのかなと思っていたんですけど、そういう意味では変わってきているんですね。
関口:周辺から地殻変動は起きていると思います。中心あるいは伝統的なところに入ると全然変わらないですけどね。たとえば、チェーンで働いているとカルチャーのギャップが大きいと感じることもあります。僕は両方で働いているんですけど、所謂チェーン書店と独立書店では全く世界が違う。
──僕は大きめな本屋で働いていたんですけど、作業量が多くて残業続きで本を読む時間がなかったんです。書店員のジレンマなのかなと思うんですけど、関口さんはどうですか?
関口:(そのジレンマは)あります(笑)。実際、読書家の人の方が本を読んでいるので、「おすすめの本はありますか?」って訊かれた時に困ったりするんです。いかに読んでない本を「おもしろいですよ」とおすすめできるかは、自分の中にどれだけデータベースを築くかが大事で。この著者と出版社とテーマで、この人が推薦の帯文を書いているんだったら、おもしろいだろうな、みたいな。その技術をいかに磨くかで。だからお店にある本は95%が自分の積読みたいなものなんです。読みたいなと思って仕入れて、結局読めないまま終わるという(笑)。
なんでも1回全部自分でやってみようという考えが根本にある
──出版社や著者の信頼関係といえば、作家のこだまさんやフリーの編集者・高石さんは関口さんにとって大きい存在ですよね。
関口:院卒業間近くらいに、こだまさんの書籍『夫のちんぽが入らない』を読んだ時、自分が本屋をやり始めたら、この人の本は常備したいと思ったんです。取次をすぐ辞めてチェーンの書店でアルバイトをしていた時に少し大きく展開していたら、こだまさんも気づいてくれて。そこからやり取りが生まれたんです。人との繋がりは本屋をやっていくと、どんどん増えていく。そういう意味でも、小屋だとしても実店舗があったのは大きいです。
──関口さんが発行人のZINE『寝ないと病気になる』は、こだまさんと高石さんと一緒に作り上げたものですよね。どういうきっかけでZINEを制作することになったんでしょう?
関口:仕入れた本を売るだけでは本屋は成り立たないと思っていたんです。自分で作ったものを出版しなきゃなという気持ちはずっとあって。『寝ないと病気になる』は『夫のちんぽが入らない』の文庫化のタイミングで何か仕掛けましょうという話から、ちょっとへんてこなZINEを作ってしまおうとこだまさんと高石さんと考えたんです。お互いに楽にできる関係性だったので、気持ち的にゆるく作れました。InDesignを初めて使ったんですけど、やったら思いの外上手くできたので、やっぱり手を動かしていくべきだなって思いました。
──関口さんが全部自分で作成されたんですか?
関口:全部自分ですね。なんでも1回全部自分でやってみようという考えが根本にあるんです。小屋もそうだし、本づくりも一通りやってみて、上手くできないところだけ外注するスタンスです。だから、最初に作ったZINEも全体的に粗いんですよね。本当はぴったり揃えたいんだけど、揃え方が分からないから、とりあえずこのままでいいやみたいな(笑)。少しずつやり方を学んでいっているので、最近作ったやつだと、もうちょっと上手くできてます。全部自分でやって、印刷だけ任せている感じですね。ものによっては表紙のイラストだけはさすがに頼もうとか、ちょっとずつ外注したりしているんですけど、基本は全部自分でやってみています。
お客さんと顔の見える関係性は実店舗じゃないと作れない
──関口さんがユニークなのは、お店の収支をウェブで発表されているところです。これはどういう意図からしていることなんでしょう。
関口:本屋を始めるにあたって、Titleの辻山(良雄)さんが書いた『本屋、はじめました』を読んで、事業計画書と初年度の売上を参考にさせてもらったんです。自分も、お金の動きとか実例をサンプルとして提示していくことで、これから本屋をやりたいと考えている人の判断材料にしてほしいと考えたんです。本屋を続けている中で実感するんですけど、ブラックボックスがどうしても多い。チェーン書店でバイトをしていても、お金の動きがどうなっているかよく分からない。もちろん仕方ない面が多いのだけど、個人店なら店主次第。だから見えるところは全部見せちゃった方がいいなと思って。
──収支を見ると、通販の割合が高いですよね。実店舗の半分か、もしくはそれ以上ある。
関口:最初はこだまさんの存在が大きくて。ファンの方がお店を知ってくれて、そこから通販を使ってくれる人が多かったんです。あと、本屋が近くにない地域の人たちにとって、電車賃や、車に乗って1、2時間かけて本屋に行くことを考えると、送料の方が安い。そういう人たちが、ジャンルによって他の本屋と使い分けて買ってくれているんだろうなと思います。なので、ウェブストアとSNSがなければ、始められてもいないし、続けられてもいないですね。
──コロナ禍でネットで買い物をすることが当たり前になってきた中、実店舗を持つこだわりはどこにあると思いますか?
関口:やっぱり実店舗がないと、ウェブストアも売れないんですよね。小屋を建てている時からウェブストアをスタートしたんですけど、全然売れなかったんですよ。小屋が始まってからの方が売上は増えたし、もっと言うと幕張支店が始まって売上が3、4倍とかになっていて。実店舗があるからこそ存在が認知されて、ちゃんと本屋をやっている信頼感があるんだと思います。それって、実店舗がなくならないようしたいにという心理がお客さんの中にあって、ウェブストアで買って応援しようと思ってもらえているのかなと、コロナ禍になってから特に感じます。あとは、顔の見える関係性って実店舗じゃないと作れない。フラッと来て一瞬喋って帰っていくみたいな場としても機能している。接客するというより、知り合いとして「ああ来たのね」みたいな人がどんどん増えていく方がメンタル的にも楽ですね。
幕張に音楽と本と映画をごちゃまぜにしたカルチャーを作りたい
──今、お店は1人で運営されているんですよね?
関口:完全に僕1人です。たまにパートナーに手伝ってもらうことはありますけど、根本的なところは自分でやっています。長く続けるなら、むしろ1人の方がいいと思っていて。その上でもう少し売上を増やしたかったら人を雇えばいいんじゃない? という発想です。だから基本人を雇うつもりもなくて。人件費がかかると運営がきつくなるから、1人でやれる規模、営業日数でいかに利益を出していくか考える方がいいと思っています。極端な例だと、週7日営業をして、月の売上が200万いくのと、週3の営業で月の売上が100万いくのでは、僕は後者がいいんです。そういうこともあって、わざわざ人を雇う必要もない。できれば休みたい。人を雇ったら、休めなくなるとも思っているので(笑)。
──著者の方を招いたイベント開催も頻繁にやられていますよね。
関口:著者の方を呼べるのは売上的にも大きいですね。あと、それ以上に近隣に住んでいる人たちがに東京に行かなくてもいい、と思ってもらいたいのもあります。だから、身近にカルチャーを感じてもらえるようにイベントは定期的にやりたいんです。細々と開催してきたことで、「今までずっと下北沢のB&Bに頑張って行っていたんだけど、それが千葉でできるんだったらうれしいな」みたいに言ってくれる人が数人いる。僕はずっと幕張に住んできたので感じているんですけど、幕張には文化的ピースが足りないんですよ。でも住みやすいので、外に出ないで生活が完結しちゃうんです。隣駅に行けば、ショッピングモールもあるし、IKEAもある。唯一、文化的なものがないんですよね。大きい映画館や本屋もあるけど、ミニシアターはないし、ライヴハウスや音楽スタジオも全然ない。そういうカルチャーがあれば、完璧な場所なので、作りたい想いがずっとあったんです。
──店内ではCDも販売していますよね?
関口:CDも本の1つとして考えているんです。音楽も表現物で、そこに何かしらの意図があって作っているものだと思っていて。あと、僕がもともと音楽が好きで、大学の時はバンド・サークルに入っていたんです。欲を言えば、地下室を作れる物件を見つけたかったんですよ。ライヴハウスっぽいものも作れればと。でも物件もないし、そ埋立部分も多いから地下室NGとか。あとなにより、お金もかかるし。いずれはできればいいなと思っています。というところで、音楽と本と映画をごちゃまぜにやっていきたいんです。
lighthouseがお客さんがやりたいことをやっていける場になりつつある
──lighthouseを通して、文化の種を撒いている状態だと思いますが、手応えはありますか?
関口:事情があってできなくなってしまったんですけど、アコースティックの音ぐらいなら出せるので、ちょっとした音楽フェスをやろうという話を持ってきてくれた人がいて。あと、月に1回読書会をやっているんですけど、常連さんが主催してくれていて。「こういう場ができたので、やっていいですか?」みたいに訊いてくれるお客さんが増えました。lighthouseがお客さんのやりたいことをやっていける場になりつつあるなと感じています。
──ちなみにlighthouseでよく売れる本の傾向は?
関口:幕張支店を始めてからは、フェミニズム関連本がよく売れるようになりました。ちゃんと棚を作れるようになったのもあるんですけど、反差別、反ヘイトの発信がSNSを通じてより届くようになってきた。それを知って来てくれる人が増えている印象はあります。
──定期的に発刊されているZINE『灯台より』は、どういったテーマで作っているんでしょう。
関口:『灯台より』は、自分の編集やデザインの練習兼、知名度を上げるためという部分も大きいんですけど、連載してもらっている人は基本、作家業をメインにしている人ではなかったり、あるいはここから売り出したい人なんです。そういう意味では、お互いに練習台として使ってくれればという感覚でやっています。インディペンデントをスタート地点にして、そこからメインストリームに上がっても上がらなくてもいいし、まあとにかくたのしく一緒にやっていきたいねって感じでやっていますね。
全部真面目に生きなくても大丈夫というところは、お店として両立させたい
──関口さんがlighthouseを通じて目標にしていることはなんでしょう?
関口:小屋の時に仲の良い出版社の人が遊びに来て、「関口くんは町の変なおじさんになりたいんでしょ?」って言ってきたんです。それがすごいしっくり来たんですよね。「何を仕事にしているのかよく分からないんだけど、なんか毎日楽しそうに生きてるおじさんが昔はたくさんいたんだよ」と言っていて。lighthouseもSNSや『灯台より』で発信するべきことはやっているし真面目な存在ではあるんですけど、それと同時になんであのお店は成り立っているんだろうという感覚も残しておきたいんです。週5〜6日働いて、真面目に頑張らないと生きていけないって思い込んでいるとつらいじゃないですか。
──そういう思い込みは、自分自身を窮屈にしてしまいますよね。
関口:そこを打破したい気持ちがあって。「あの人がああやって生きられているんだから、まあ大丈夫か」みたいな存在にこの店自体がなるといいなと思っています。何より哲学的にいつも矛盾した存在でありたい。ふだん真面目なことを言っているくせに、「小屋本店ってなんだよ、閉まってるじゃん」みたいな(笑)。全部真面目に生きなくても大丈夫というところは、お店として両立させたいです。本屋ではあるんだけど、本を買いたい人だけが来る場所ではない、何屋か分からない存在でもありたいとずっと思っています。
関口竜平(せきぐち・りょうへい)
1993年2月26日生まれ。20歳の頃から卵・乳製品アレルギー。常にビアードパパのシュークリームが食べたいです。
本屋lighthouse 公式HP