シンガー・ソングライター浅井杜人、実体験をもとに綴った短編集のような1stEP『時間難民』リリース

ヒップホップ・コレクティブ・denyen都市に所属する熊本県出身のシンガー・ソングライター浅井杜人が、1stEP『時間難民』を11月10日（水）にリリースする。

ソロ名義一作目となるEP『時間難民』は、浅井自身の実体験を元に綴られた、短編集のような構成になっている。

『時間難民』というタイトルは、浅井が学生時代通い詰めていた熊本県阿蘇郡西原村に位置するジャズ喫茶「オーディオ道場」の館長である片山昇の口から浅井へ語られた”アドバイス”に由来するもの。時の流れそのものがアートであるという片山の生の価値観に感化された浅井が、時の流れをテーマに自身のこれまでの足跡を辿った回想録として今作を制作した。

楽曲はラディカルでありながら、どこか懐かしさのあるビートの上で描かれた全5曲を収録。収録曲4曲のプロデュースを自身で手がけている。

さらに、4曲目「Time」のプロデュースを、現在グラフィック・デザイナーの傍らOIL WORKS Rec.より2枚のフル・アルバムを発表、〈ビートグランプリCLASH 2019〉優勝者としても知られるJunes Kがつとめた。（玉澤香月）

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