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StoryWriter

こんにちは! 先日本当に久しぶりに赤ちゃんと触れ合ってめちゃめちゃ癒やされた、たまざわです。

親友が去年の11月に出産したのですが、先日やっと会えました! 高校からの仲なのですが10年以上友だちでいてくれるなんて、本当に感謝です。高校時代が1番楽しかったからか、今でも昨日のように鮮明に出来事を思い出せるのですが、お互いに結婚して、そして親友は出産して時の流れ早すぎない!? って毎回会う度に言っています。

出産予定日を過ぎても全然連絡がなくて心配でLINEしたときに、「今陣痛始まった!」と返信が来たときはテレパシーかよ! っとびっくりしました。

今日は番外編ということで赤ちゃんのファーストブックがテーマ。親友の息子ちゃんのファーストブックが衝撃的すぎて爆笑したので紹介します。

番外編:赤ちゃんのファーストブック

みなさんは自分のファーストブックを覚えていますか?

私はさすがに赤ちゃんの頃のことは覚えていなくて、3歳頃に買ってもらった「14ひきのシリーズ」が一番古い絵本の記憶です。ねずみの大家族の物語なのですが、現在小動物大好きマンなのはこの絵本のおかげかもしれない……。

母に「1番最初に私に買ってくれた絵本おぼえてる?」とLINEしたら即返ってきて、どうやら『ひとりでうんちできるかな?』だそうです。うんち系なことにも驚きましたが(笑)、同じ約28年間でも記憶力の差がおもしろいなとあらためて思いました。長女なので余計に覚えていたのかもしれません。

そして、私の親友の息子ちゃん(もう少しでお食い初め)のファーストブックは『おっぱいごりら』。「おっぱいごりら」って語感的にも字面的にもハマりすぎていて奇妙な組み合わせで写真が送られてきたときに作者の方あっぱれっと思いました。

『おっぱいごりら』

著 / 絵:筧菜奈子
出版:フィルムアート社
内容:
いざ、きらめく現代アートの宇宙へ。
おさえておきたい基礎知識が、これ一冊でわかる。
読んで楽しい、現代アート入門!

現代アート。その世界には、少々とっつきづらいイメージがあるかもしれません。しかし、見る者の五感を揺さぶり、価値観をひっくり返す作品の数々には、私たちの想像力を豊かにする、無限の可能性が広がっています。
本書は現代アートを、誰にでもわかるカラフルなイラスト付きで解説した入門書です。〈アーティスト編〉〈キーワード編〉の2章立てで、おさえておきたいアーティストやその代表作、現代アートを知る上で役に立つ言葉について楽しく学ぶことができます。作家のことばやエピソードも豊富に収録しており、より理解が深まる内容となっています。
現代アートをこれから学びたい若い方や、美術館に行くのが趣味でもう少し勉強してみたいという方、同時代の生きる教養としてアートを知っておきたい人まで。
誰もが楽しめて役に立つ、まったく新しい現代アートの教科書の登場です。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784845915798

 

なぜこの絵本なのかと言うと、親友のお母さんが大のゴリラ好きでプレゼントしてくれたそうです。どのくらいが好きかと言うと、上野動物園のゴリラゾーンに延々と滞在したり、ものすごい量のゴリラグッズを集めて自分の部屋にゴリラゾーンを制作していたり、尊敬するレベルでゴリラへの愛が半端ないです。そのため、外出先でごりらグッズを見かけると、絶対親友に報告したり、購入しています。ゴリラ=親友のお母さんとなるくらい。でも、親友自身のファーストブックはゴリラ系ではなくて、ディズニー系だそうです(笑)。

絵本を紹介するのってとても難しくて、どのシーンを撮ってもネタバレになってしまうのですが、少し載せます。

大まかな内容を言うと、ゴリラ家族のおっぱいの話なのですが、お父さん、お母さん、そしておばあちゃんまで「いないいないばあ」の如くおっぱいを見せてくれます。赤ちゃんはオノマトペが好きらしいので、これは読み手の演技力が試されるなと思いました。親友の家に行ったときに読んでもらえばよかったな……。

さらに、ラストが全く起承転結していなくて、最高です。それが赤ちゃん絵本の良さでもあるのですが、ぜひ大人の人も買って読んでみてほしい。私も近所の書店で探したのですが見つからず、取り寄せてもらうにも「おっぱいごりらお願いします」ってなかなか恥ずかしくて言えないのでどうしようかなと思っています(新刊本は必ず近所の好きな書店で買う派なので)。

番外編なのにいつもより長くなってしまいました! 親友が出産したことで、最近0歳の絵本コーナーもよく見るようになりました。手のひらサイズなのにいっぱい仕掛けがある絵本とか、大人でも夢中になって棚を見てしまいますね。童心に帰りたい方はぜひ絵本を探ってみてください。私たちの時代よりかなり進化している絵本、そして私たちが小さい頃からある定番の絵本もたくさんあって、なつかしい気持ちになったり、好奇心がとても刺激されます。最近元気がなかったのですが、絵本探索でかなり復活しました。

それでは今週はここまで。初めての番外編、書いていて楽しかったな。また思いついたらやります! 来週もよろしくお願いします。

※「本と生活と。」は毎週水曜日更新予定です。

たまざわかづき
1993年生まれ。SWスタッフ。もともとクラリネットとドラムをやってました。音楽以外の好きなもの:本、映画、動物、ドラマ、Netflix、Hulu、ぬいぐるみ、文房具など諸々たくさん。モルモットのごまちゃんと生活してます。30歳になるまでに本屋さんの開業を目指しています。

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