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StoryWriter

こんにちは! 自律神経がおかしいことになっていますたまざわです。

みなさんGWはいかがお過ごしでしたか? これからお休みの人もいるのかな。私はとある理由で1日だけしか出歩けなくて、超ダウナーな気分です。ただ、積読を消費できたのはよかったと思います。

さて、生活に寄り添う本を紹介するこの連載。第49回にご紹介するのは、カラークッキング『おべんとう』。

vol.49 カラークッキング『おべんとう』

カラークッキング『おべんとう』

出版:主婦と生活社
内容:
主婦と生活社で昭和40年代に発行されていたレシピ集、カラークッキングの別巻『おべんとう』。栄養バランスや彩りが考えられたおべんとうのレシピが多数収録されています。

 

本書はなんと昭和43年に発行されたお弁当つくりに特化したレシピ集です。吉祥寺か新宿で行われていた古本市で面出しされていたのを見て、表紙にひとめぼれして値段も見ずに買ってしまいました。

みなさん、おにぎりは何で包まれていてほしいですか? サランラップ派の人が多いと思うのですが、私はアルミホイルで包まれたおにぎりになんとも言えない魅力を感じます。コンビニのパリッパリ海苔のおにぎりも大好きだけど、しなしな海苔のおにぎりも最高だし、アルミホイルがキラキラ宝石みたいでなんだか楽しいです。ただ、食べるときにちゃんとむかないと、アルミホイルをかじってしまうことになり、あの独特な薄い金属を噛んでしまったような嫌な食感が残ります。紙一重です。って何を書いているんだろう。

こちらのレシピ集はカラークッキングとあるようにカラー写真の素敵なお弁当がたくさん載っています。冷凍食品もなかった時代だし、すごく手の込んだ彩りのいいレシピたち。写真の色味もレトロ感が溢れるコントラストで、レシピを実践しなくても写真を見ているだけで癒やされます。が、お腹もすごく空きます。

最近電子レンジや簡単レシピに頼り切っている生活なので、たまにはちゃんと彩りやバランス、体調面を考えたテンションもの上がるお弁当を作りたいと思いました。

今週はここまで。来週もよろしくおねがいします。

※「本と生活と。」は毎週水曜日更新予定です。

たまざわかづき
1993年生まれ。SWスタッフ。もともとクラリネットとドラムをやってました。音楽以外の好きなもの:本、映画、動物、ドラマ、Netflix、Hulu、ぬいぐるみ、文房具など諸々たくさん。モルモットのごまちゃんと生活してます。30歳になるまでに本屋さんの開業を目指しています。

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