「みんなの遊び場」をコンセプトに活動するWACK所属の13人組アイドル・グループGANG PARADE(以下、ギャンパレ)。2019年4月にワーナーミュージック・ジャパン内レーベル「FUELED BY MENTAIKO」よりメジャー・デビューしたが、2020年3月よりGO TO THE BEDSとPARADISESの2グループに分裂、事実上活動休止状態に。2022年1月1日発行の読売新聞・朝刊広告にて突如再結成が発表され、1月2、3日と渋谷Spotify O-WESTで復活ライヴを開催、3月9日にはメジャー2ndシングル『PARADE GOES ON』を発売、5月から全国9都市10ヶ所を巡るツアー〈GANG PARADE THE GREATEST SHOW TOUR〉を開催中だ。
そんなギャンパレに、WACK合宿オーディション2022で新メンバーが2名加入。そのうちの1人が、力能セイだ。合宿では「タンタン」という名前で参加し、ひたむきなダンスとパフォーマンスで見事合格を勝ち取った。5月21日の神奈川・YOKOHAMA BAY HALL公演で華々しいお披露目ライヴを行い、7月13日には13人体制でのシングル『シグナル』をリリースするなど、華々しいギャンパレでのスタートを切った彼女の初単独インタビューをお届けする。
取材&文:西澤裕郎
写真:まくらあさみ
タンタンからカ能セイに変わるタイミングで印象を変えたかった
──ギャンパレ加入とともに髪の色が明るくなって、印象が一気に変わりましたね。
力能セイ:合宿7日間で自分のすべてを出せていない部分があって、悔しいと思っていたんです。自分は明るい性格だと思っていたんですけど、合宿を観ていたメンバーのみんなから「おとなしそうな子だと思ってた」とか「真面目な子だと思ってた」と言われることも多くて。髪色を明るくするのは初めてなんですけど、形からでも覚悟と決心を見せようと思って、髪を明るくしました。タンタンからカ能セイに変わるタイミングで印象を変えたかったんです。
──実際、気分や気持ちは変わりました?
力能セイ:見た目が変わることで自分の中身も出しやすくなったというか。髪を明るくしたことによって、周りからもギャルみたいに言われることが多くなりました(笑)。
──合宿中、髪を上げたときもだいぶ雰囲気が変わって覚醒した瞬間がありましたよね。
力能セイ:それもきっかけの1つで。髪を上げる変化だけでもニコ生観ているみなさんの印象も変わったというか。スタッフのみなさんも髪上げていたのがよかったよと言ってくださったりしたので、見た目とか形からでも変わることは大事なのかなと思ったんです。
──あのときは、ペアを組んでいたBiSHのリンリンさんのアドバイスだったんですよね。
力能セイ:合宿5日目の夜、「表情があまり見えていないのがずっと気になっていたから、髪を上げたら表情も見えて変わるんじゃない?」って言ってくださって。実際、みなさんからよかったって言ってもらえたし、そのときのパフォーマンス審査でも1位がとれて。最終日もリンリンさんがわざわざ私のところに来てくださり、「前髪上げた方が絶対いいよ」って言ってくださって、最終審査でも前髪を上げたんです。リンリンさんにはすごく感謝しています。
──合宿では、なかなか変化を見せられないと悩んでいましたが、そこは難しかった?
力能セイ:難しかったですね。常に考えすぎていたなって今では思っていて。WACKに絶対入りたかったので、全力でやらなきゃとずっと思っていて。4日目ぐらいに情緒がすごく乱れて、涙が止まらないときがあって。渡辺(淳之介/WACK代表)さんと面談したときに、課題曲の「つよがりさん」を「何も考えずにやりな」って言われて。そこで本当に何も考えないでやったら、振りも歌詞もボロボロだったんですけど、いい意味でちょっと変われたのかなと思いました。
──そうした助言をすぐに取り入れられる柔軟さがあるというか、素直なんですね。
力能セイ:その前から力を抜けって言われていたんですけど、抜けなかったんですよ。それまで1個も隙を見せたくなくて。ちょっとした隙を見せたら、ダメだなこいつって思われるんじゃないかと思って。だったんですけど、そのときは本当に頭の中がごちゃごちゃで、分からなくなっちゃっていて。渡辺さんが「何も考えるな」っておっしゃってくださったので、これで落ちたら知らない!って感じで、もはや反抗的な思いもありましたね(笑)。渡辺さんが言ったんだもん!みたいな感じで思い切りやりました。
──合宿6日目の夜、最後の残った9人の候補生たちでチームを3人ずつ分けるシーンがありました。自分たちでチームを決めるという指示の中、タンタンさんが率先してアユナさんとカナエさんを指名したじゃないですか? あのときはどんな心境だったんでしょう。
力能セイ:アユナとは何回かチームが被っていたんですけど、4日目にハシヤスメさんと月さんとパフォーマンス審査でやった「Have it my way」が最下位で。そのときの悔しさが残っていたし、最後悔いが残らないようにと思ったんです。アユナとはモチベーションや合宿に対する熱量も似ているところがあると思っていて。やっぱり自分がやりたい人と組むのが1番だなと思ったので、時間的な制限とかもあったので、誰も言わないなら言おうと思って指名しました。カナエは個人的に注目していて。すごく目立つとかってわけではなかったんですけど、一緒のグループでやったときに歌声とかがすごく好きで上手だなと思っていたんです。何よりも強いし、合宿に対しての向き合い方が他の子たちとは違うなって。もっとやってみたいなと思っていたので最後選ばせていただきました。
──候補生たちは相手をなかなか選べず、お見合い状態で、時間が経てば経つほど言いづらい雰囲気の中、よく自分から指名できましたよね。
力能セイ:誰かが言うしかないと思っていて。あの時間がもったいないなと思っちゃったし、私はその程度の覚悟で来ていなかったから。もちろん、みんなもそういう気持ちだったと思うんですけど、そこで決まらないと脱落の可能性もあったじゃないですか。脱落するために来たわけじゃないし、覚悟を持って合格をするために来ていたので、勇気を出さなきゃと思って言いました。
──同じくギャンパレに昇格したアイナスターさんも、涙ながらに「誰と一緒にやりたいかみんなが決められないのが分からなくて」と話してくれていました。そのあたり共鳴する部分があるんじゃないですか?
力能セイ:合宿に向けた覚悟とか想いは同じくらい強かったんじゃないかなと思います。合宿ではナスちゃんと関わる機会があまりなくて。どんな子なのかも分からなかったし、ちょっと怖いイメージもあったので、あまり自分から関わりに行けなかったんですけど、ギャンパレで一緒に活動できるようになってすごくよかったです。全然怖くないし、本当におもしろいし、合うなってところもたくさん見つけられて、同じ仲間としてやっていけるのがうれしいです。
──アイナスターさんは後がない状況の中並々ならぬ決意で合宿に臨んでいましたが、カ能セイさん的にはどういう覚悟で臨んでいたんでしょう?
力能セイ:WACKのアイドルになれなかったら、アイドルになることを諦めようかなと思っていたんです。それ以外のアイドルやるってなっても自分が納得いくものができる自信がなかったので、ここしかないなという思いはありました。
──そもそもWACKに興味を持ったきっかけはなんだったんでしょう?
力能セイ:前からBiSHさんに興味があって、曲も聴いて、ライヴもいいなと思って、こういうアイドルになりたいって理想像があったんです。その流れで合宿も観るようになったら、WACKのアイドルはもちろん、WACKを目指している候補生の子たちもすごく輝いているのがわかって、WACKの沼にどんどん浸かっていったんです。合宿を観るとWACKの良さがもっともっと分かるじゃないですか? このグループもいいじゃんっていうのがどんどん分かっていって、ずっと観ていましたね。
──合宿では、WACK哲学とか、メンバーがどういう考えで活動をしているかもすごく分かりますもんね。渡辺さんの考え方の中でどういう部分が1番共鳴したんでしょう?
力能セイ:ひたすら努力したり、頑張ったり、常に全力で限界を超えなきゃいけないんだけど、完璧さだけが全てじゃないみたいなところですね。あと、グループと渡辺さんの距離がいい意味で近くて、お互いが思っていることをぶつけ合える関係っていうのも、他の場所だとなかなかないじゃないですか。それもすごい魅力的だなと思っていました。
同じ夢に向かって一緒に戦える仲間ができるのは青春って感じ
──もう少しさかのぼって、アイドルになりたいと思ったきっかけはなんだったんでしょう?
力能セイ:小さい頃からダンスを習わせてもらっていて、人前に立つことが好きだったんです。あと、テレビの中にいるキラキラしている人たちを見て、私もこういう仕事ができたらいいなと小さい頃から思っていて。ダンスが自分の中で得意分野っていうのもあったし、歌も好きだったので、それを活かせるキラキラした世界ってなんだろうと思ったときに、アイドルがパッと思いついて。活動を始めてからアイドルの魅力にどんどん気づくようになって、もうアイドルしかないって思うようになりました。
──入ってから気づいたアイドルのいいところってどういうところですか?
力能セイ:やっぱり自分1人で完結しないところですね。同じ夢に向かって一緒に戦える仲間ができるのは、自分の中の青春って感じで。これに全力を注ぎたいなと思えたし、ファンのみなさんとかも応援してくれることによって自分の活力にもなる。本当にファンのみなさんがいなきゃダメだなって思いますね。
──目立ちたがり屋みたいなところもあったんですか?
力能セイ:ありました。小学校とかでもすぐ他の人と違うことやりたくなっちゃって。その他大勢に紛れたくないって思いが小さいときとか特に強かったんです。だから、わざと奇声を発したりとか。所謂問題児ってやつだったんですけど、相当迷惑かけましたね(笑)。授業中とか、男の子みたいなことをしていました。
──男の子もあまり奇声を発しないと思いますよ(笑)。
力能セイ:あははは。小さいときは結構わんぱくでした。1番になりたいとか、そういう思いも強くて。それこそ縄跳びの練習カードがあって、1人だけ3枚目とかいくくらい練習していて。何事も負けず嫌いでした。そういうところも目立ちたがり屋だったんですかね。
──勉強も頑張ってやっていた?
力能セイ:そのときはバカの方が目立つんじゃないかって方向にいっちゃったんです。先生とかに突っ込まれるのがうれしくて。かまってちゃんでもあったんですよね。ちょっと点数が悪くて、なんでこんな点数なんだよとか、わざと黒板とかでも間違えたりして、なんでここを間違えるんだよみたいに言われるのもうれしかったんです(笑)。
──部活動は何かやっていましたか?
力能セイ:ダンス部に所属していました。大会にも出るくらい力を入れている部活で、上下関係とかも厳しかったです。それもグループでやる団体競技だったので、アイドル活動と少し似ている部分はありますね。
──団体競技だと、上を目指そうという気持ちが一致していないと難しい部分もあると思うんですけど、そこはとくにつらい想いをしたりはしなかったですか?
力能セイ:そこで揉めたり、喧嘩とかしたりもして。私は全力でやりたかったので、ちょっと難しいところではありましたね。今思うと、本当に貴重な経験だったなって感じますね。
──それを経験しているからこそ、目の前のことを全力で頑張らなきゃって候補生たちが集まっている合宿では、気持ちよく全力で臨めたんでしょうね。
力能セイ:それはあると思います。部活をやっていてよかったなって思いますね。今でも、あそこでしか経験できないこともたくさんあったと思うんです。それこそ振り付けとか構成も部活に入ってからやるようになって。振り付けするのとか、構成を考えるのが好きだなと思うようになったので、そういうのもGANG PARADEの活動に活かせたらいいなと思います。
──クリエイティブなことで新しく生み出すとか、作るとか、そういう部分の興味もある?
力能セイ:ありますね。部活の大会とかだと、おもしろくてインパクトが残るチームが賞をとったりするので、毎回テーマとか考えるのも楽しかったんです。ギャンパレではまだ振り付けは何もやっていないので、これからそういう事にもトライしていけたらと思っています。
他のメンバーと同じ練習量じゃダメだと思って、1人でスタジオを借りて練習していた
──GANG PARADEというグループに関しては、どんな印象を持っていましたか?
力能セイ:もともと知っていたんですけど、ライヴは観たことがなくて。ただ、“みんなの遊び場”っていうぐらいだし、WACKの中でひたすら明るくて楽しいグループってイメージでした。ライヴ映像も何回も観ていたし、ライヴに行ったら絶対に楽しいだろうなって。
──そもそも2022年の元日に復活するまで、GO TO THE BEDSとPARADISESに分裂していましたもんね。
力能セイ:GO TO THE BEDSに分裂したときの映像もよく観ていて、すごく格好いいなと思っていました。強いグループだなと思っていて。歌もダンスもすごく上手だし、ライヴの熱量や想いがボンボンぶつかってきて。生では観たことがないんですけど、映像からもそれが伝わってきたので、すごいなと思っていました。
──逆にPARADISESはどういうふうに感じていた?
力能セイ:PARADISESは、かわいくて、そこがすごくいいところだなと。私が男だったら絶対全員のことを好きになっていたなと思います(笑)。あと、歌詞とか曲調とか好きな曲ばかりで、今でも全曲の中でもPARADISESの曲が好きなものが多いんです。
──合格者発表でGANG PARADEに加入と言われたときはどんな心境だったんですか?
力能セイ:びっくりしました。そのときはひたすらうれしい……うれしいというか、よく分からなかったです。え、呼ばれた? って(笑)。
──名前が呼ばれる自信はありました?
力能セイ:ここまでやってきたんだから大丈夫だって気持ちは半分ありました。でも、半分は「あー無理だ……」って弱気な自分もいました。お願い呼んで! って気持ちで、震えていたんです。全て出し尽くしたからお願い! って感じです(笑)。
──自分がGANG PARADEに入るんだって少し冷静に考えられるようになったのは、家に帰ってから?
力能セイ:家に帰っても、私、GANG PARADEになったんだ……ふわふわ、みたいな感じでした。実際にメンバーと最初に顔合わせをしたとき、これからこのメンバーの一員としてやっていけるんだって思いました。
──13人と人数が多いグループじゃないですか。そのあたりはどう感じました?
力能セイ:いっぱい人がいるなあ、多いなって思いました(笑)。人が多い分、圧がすごいじゃないですか? ナスちゃんはWAggにいたからメンバーと面識があるけど、私はほぼ初対面で、合宿のときに一度会っただけだったので、どうしようどうしようって感じでした。怖いし、圧がすごいし、なんか強そうだし(笑)。最初はそうだったんですけど、みんなすごくやさしくてよかったです。
──1番部活っぽいグループとも言えますもんね。その中でタメ口というのは、部活をやっていたセイさんからしたらハードルが高いですよね(笑)。
力能セイ:難しいんですよ(笑)。話している途中とかは徐々に言えるようになったんですけど、挨拶のときとか、ありがとうございますとか、そういう部分は敬語が抜けないですね。
──そこからデビューライヴまでの期間はどんなことをして過ごしていたんでしょう?
力能セイ:毎日ひたすら練習していました。覚えることがすごく多かったので、他のメンバーと同じ練習量じゃダメだと思って、1人でスタジオを借りて練習もしていました。あと、以前のGANG PARADEの映像や、すごく昔の映像も観ていました。
──ちゃんとグループの歴史も振り返っていったんですね。
力能セイ:自分から知ろうとしていたのもありましたし、メンバーが(カミヤ)サキさんがいたときの話もしてくださったり、教えてくれて。そこも知る期間でした。
──それこそ今では明るくて「みんなの遊び場」って印象が強いですけど、必死でもがいていたグループで、歴史が1番長いグループですが、あらためて過去の映像を観たり、先輩から歴史を聞いてどんなことを感じましたか?
力能セイ:すごいグループだなって思いました。グループの名前を繋げていっていることは本当にすごいと思うし、今「みんなの遊び場」が定着していて、それがGANG PARADEっぽさになっていて。GANG PARADEらしさとか、グループの印象を作り出すのってすごく難しいことだと思うので、すごいなと思いますね。
──膨大なギャンパレ楽曲を歌ってみて感じたこととか、気づいたことはありますか?
力能セイ:ギャンパレは、いろいろな種類の曲があるなと思いました。幅が広くて、同じグループじゃない感じもするというか。でも、そこがいいところなのかなと思います。
──いろいろ歌ってみて、歌っていて気持ちいいとか好きだなっていう曲はありますか?
力能セイ:129曲あるから難しいんですけど、「Alarm」が好きです。
10+3にはなりたくない
──新曲「シグナル」がリリースされました。全員の共作ですが、どういうテーマで書いたんでしょう?
力能セイ:新体制としての決意とかスタートの想い、GANG PARADEとしての決意みたいなものがテーマでしたね。
──セイさんの歌詞で採用された箇所はどこでしょう?
力能セイ:私が唯一採用されたところが〈諦めない覚悟を決めてやってきたんだ〉ってところで。そこはドンピシャに自分の決意だったので、採用されてよかったなと思っていますし、自分の想いが、自分のいるグループの曲として歌えるのはすごくうれしいです。
──他のメンバーもGANG PARADEでの決意を書いているわけですが、13人それぞれの決意を歌って、ダンスをして、どんなことを感じますか?
力能セイ:13人別々に書いたような歌詞にはなっていなくて。1人が書いたんじゃないかと思うくらいまとまりがあって。それぞれ違う道を進んできたから違うところはあると思うんですけど、GANG PARADEでここから頑張るぞみたいな根本的な決意は同じなんじゃないかなと思って。同じ夢に向かっていければいいって思いながら歌っています。あと、明るい曲なので、踊っていて楽しいです。
──本来、渋谷クラブクアトロがお披露目でしたが、メンバーの新型コロナ感染で、横浜ベイホールがデビューライヴになりました。どんな心境や、心持ちで迎えたんでしょう?
力能セイ:タイミング的にコロナはしょうがないんですけど、お披露目直前までみんなで一緒に練習ができなかったので不安でした。自分が不完全だと思うものを人前で披露するのがすごく怖くて。もともと完璧な状態を人前で見せて失敗しちゃうとかはまだ許せるんですけど、未完成なものを人前に出すっていうのが私は嫌だ! と思っちゃうタイプだったんですよ。でも、合宿って1回1回が時間なくて、そこでそういう思いとかは少なくなって。たぶん昔の私だったら、お披露目直前にあの状態だったら、死にたいと思っていたんですけど、そのときよりは完璧じゃなくても頑張ろうと思えてはいましたね。
──他のメンバーも13人というのは初めてで、緊張というか不安な部分もあったと思うんですけど、初ライブを振り返ってみて手応えはどうでしたか?
力能セイ:楽しかったです。それこそ13人で練習のときはマスクもしているし、メンバーの表情もあまり見えなかったんですけど、ライヴになると表情も見えるじゃないですか? すごく目も合わせてくれるし、練習では感じられなかったメンバーとの想いとかも伝えられたし、遊び人のみんなもすごいやさしくて。やる前は怯えていたんです。もともとあったグループだし、もともとの10人体制のGANG PARADEを好きだった人たちが13人を受け入れてくださるのかがすごく不安で。ライヴしたらみんなすごい盛り上がってくれて、楽しそうにしてくれて自然に私も楽しくなりました。
──ツアーを巡っていて、少し馴染んできたり、気持ち的に変化はありますか?
力能セイ:振りとか位置とか、パフォーマンス的な完成度とかも何回も重ねていけば上がってきていて。お披露目のときも、もちろん全力でやっていたんですけど、ここをどうしたら遊び人が喜んでくれるかなとか、そういうところまで考えられるようにもなってきましたね。
──WACKに入りたいという目標を叶えて、GANG PARADE活動を通して自分が成し遂げたいこととか、夢とか目標って何かありますか?
力能セイ:GANG PARADEをWACKの代表って言えるグループにしたいです。私が入った意味を出せるようになりたいというか。今はまだ新メンバーのカ能セイなんですけど、GANG PARADEを引っ張っていくぞ!くらいの気持ちでいかないといけないんじゃないかなと、いつも思っています。
──自分が入った意味も考える?
力能セイ:はい。10+3にはなりたくなくて。もともとあったGANG PARADEをもっと良くしたい。10人のときのGANG PARADEのままじゃダメだなって思うし、そこに私が入った意味を考えて、何ができるのかをずっと考えています。
──名前もカ能セイですし、いろいろ期待を背負っている感じもありますよね。
力能セイ:GANG PARADEって、歴史があって、体制ごとによっていろいろな個性があると思うんですけど、13人で最高なものを作れたらいいなと思いますね。もちろん昔のGANG PARADEも尊敬できるし、すごいなと思うことがたくさんあるんですけど、それを全部超えるぐらいの勢いでやっていきます!
■リリース情報
GANG PARADE デジタルアルバム『WELCOME TO GANG PARADE』
2022年5月25日(水)
主要配信サイトにて配信中
https://gangparade.lnk.to/WELCOMETOGANGPARADE
収録曲:
1. シグナル
2. PARADE GOES ON (13SOUL ver.)
3. Period (13SOUL ver.)
4. Plastic 2 Mercy (13SOUL ver.)
5. UNIT (13SOUL ver.)
6. pretty pretty good (13SOUL ver.)
7. Happy Lucky Kirakira Lucky (13SOUL ver.)
8. QUEEN OF POP (13SOUL ver.)
9. sugar (13SOUL ver.)
10. FOUL (13SOUL ver.)
11. Beyond the Mountain (13SOUL ver.)
12. GANG PARADE (13SOUL ver.)
13. BREAKING THE ROAD (13SOUL ver.)
14. CAN’T STOP (13SOUL ver.)
15. LAST (13SOUL ver.)
16. ブランニューパレード (13SOUL ver.)
17. らびゅ (13SOUL ver.)
18. GOOD NIGHT (13SOUL ver.)
19. Don`t go to the bed (13SOUL ver.)
20. BRIGHT FUTURE, YOUR SMILE (13SOUL ver.)
21. 現状間違いなくGO TO THE BEDS (13SOUL ver.)
22. ENVIES (13SOUL ver.)
23. 赤ちゃん (13SOUL ver.)
24. PARADISES RETURN (13SOUL ver.)
25. OK (13SOUL ver.)
GANG PARADE メジャー3rdシングル『シグナル』
2022年7月13日(水)発売
WPCL-13384
税込価格:¥1,100
収録内容:
「シグナル」他1曲収録予定
■ライブ情報
〈GANG PARADE THE GREATEST SHOW TOUR〉
※開催中止※
2022年5月13日(金)@東京 SHIBUYA CLUB QUATTRO
開場/開演 17:30/18:30
お問い合わせ:KM MUSIC 045-201-9999
※開催延期※
2022年5月15日(日)@広島 HIROSHIMA CLUB QUATTRO
開場/開演 16:00/17:00
お問い合わせ:夢番地広島 082-249-3571
【振替公演】 2022年6月3日(金)@広島 HIROSHIMA CLUB QUATTRO
開場/開演 17:30/18:30
※開場開演時間を変更させて頂きました。
お問い合わせ:夢番地広島 082-249-3571
2022年5月21日(土)@神奈川 YOKOHAMA BAY HALL
開場/開演 16:00/17:00
お問い合わせ:KM MUSIC 045-201-9999
2022年5月29日(日)@福岡 DRUM Be-1
開場/開演 16:00/17:00
お問い合わせ:BEA 092-712-4221
2022年6月4日(土)@静岡 窓枠
開場/開演 16:00/17:00
お問い合わせ:ジェイルハウス 052-936-6041
2022年6月9日(木)@愛知 NAGOYA CLUB QUATTRO
開場/開演 16:00/17:00
お問い合わせ:ジェイルハウス 052-936-6041
2022年6月18日(土)@宮城 Rensa
開場/開演 16:00/17:00
お問い合わせ:G/I/P 0570-01-9999
2022年6月19日(日)@北海道 PENNY LANE
開場/開演 16:00/17:00
お問い合わせ:WESS info@wess.co.jp
2022年6月24日(金)@大阪 UMEDA CLUB QUATTRO
開場/開演 17:30/18:30
お問い合わせ:サウンドクリエーター 06-6357-4400
2022年6月30日(木)@東京 LIQUID ROOM 開場/開演 17:30/18:30 お問い合わせ:KM MUSIC 045-201-9999
〈GANG PARADE THE GREATEST SHOW TOUR “HIGH HOPES”〉
2022年7月4日(月)@大阪BIG CAT
時間:OPEN 17:30 / START 18:30
2022年7月5日(火)@愛知THE BOTTOM LINE
時間:OPEN 17:30 / START 18:30
2022年7月12日(火)@東京Spotify O-EAST
時間:OPEN 17:30 / START 18:30
※チケット詳細は公式サイトをご確認ください。
GANG PARADE オフィシャルサイト:https://www.gangparade.com/
オフィシャルサイト:https://www.gangparade.com/