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【INTERVIEW】WACK初のメンズグループ、BOYSGROUPが語る胸の内「食わず嫌いしている人、1回見てみ!って気持ちがあります」

StoryWriter

グループのロゴを公開するやいなや約3万リツイートと、日本だけでなく海外からの注目を浴びたBiSHや豆柴の大群などが所属する音楽事務所WACKが初めて手がけるメンズグループBOYSGROUP。「道玄坂から道頓堀へ」というフレーズとともに、メンバーたちは大阪の一軒家で共同生活をしながら活動を行うなど、これまでのWACKとはまた違った方向性で活動をスタートさせている。

2022年2月と8月の二度に渡り実施された「WACKメンズ合同オーディション」を経て選出されたメンバーたちは、オーディション合宿後”WACK BOYZ”として活動準備期間の様子をTwitterにて発信。11月より大阪を拠点にメンバー6名で共同生活を行ない、2023年1月18日に1stアルバム『We are BOYSGROUP』をリリース、1月29日にはグループ初のワンマンライヴを大阪梅田Shangri-Laにて開催した。そして5月5日の東京・下北沢SHELTERを皮切りに初の東名阪ワンマンツアー「BOYSGROUP 1st ONEMAN TOUR」を開催。さらに、5月10日に1stシングル『タイトル未定』をリリースする。

StoryWriterでは、新シングルのレコーディングのため東京に訪れていたBOYSGROUP6人に初のロングインタビューを敢行。個性豊かな6人のキャラクターや関係性、この活動に込めた想いなどを思う存分語ってもらった。

取材&文:西澤裕郎
写真:西村満


大阪を拠点にスタートしたグループ活動

──大阪を拠点に活動することを伝えられた時、率直にどう受け止めましたか?

シュンジ:正直、冬合宿で合格していた僕ら3人(シュンジ、リョウセイ、リン)は夏合宿に行く前、ちょっと耳にはしていたんですけど、芸能活動と言ったら東京というイメージがあったので、そういう意味では驚きました。

リョウセイ:実際に行ってみて、ラジオとかにいっぱい呼んでいただけるなど、大阪に行って活動できてよかったなと思うことがとても多いです。

初のメンズ合宿オーディションで合格した3人(左から、リン、リョウセイ、シュンジ)

──メンバーの中には大阪出身者が誰もいないんですよね。そういう意味でも、住む環境を移すことも大変だったんじゃないですか。

ハル:僕は活動前まで地元の北海道に住んでいたので、北海道から出るって意味では別に大阪も東京もそんなに違和感がないというか。

リン:僕も地元が広島なんですけど、東京に引っ越して準備期間で練習していたんです。せっかく東京に慣れ始めた頃に大阪に行くってなったので、どんな街かも全くわからないし、未知で不安っていうのは少しありました。でも、住んでみるとすぐ慣れて住みやすいですね。

リョウセイ:どんなところが住みやすいですか?

リン:大阪の人たちに勝手にいかつい人ってイメージを持っていたんですけど、全然そんなことはなく優しい人たちばかりで、怖いことは一切ないですね。

──リョウタさん、ハルさん、アユルさんの3人が夏合宿で合格したわけですけど、どんな気持ちで最初に合格していた3人の輪に入っていったんでしょう。

ハル:僕とリョウタは冬の合宿オーディションも受けていたので、久しぶりに会えるね!ぐらいの気持ちで僕は正直いたかもしれないです。合宿中もシュンジとリョウセイとは話していたし、リンとは夏の合宿で関わることが多かったので、久しぶりに会えるなって。

シュンジ:久しぶりブイブイ!って感じだったよね。

ハル:そこまで軽くないですけど(笑)、お久しぶりですぐらいの感じで行きました。

リョウタ:僕はちょっと調子に乗っていたかもしれないですね。

2回目の開催となった夏のメンズ合宿オーディションで合格した3人(左から、リョウタ、ハル、アユル)

──リョウタさんは、夏合宿のオーディションでも周りが見えずに突っ走って、渡辺(淳之介/WACK代表)さんから指摘を受けることが多かったですもんね。

リョウタ:まさにその感じのまま行ってしまっていたので、それは違うなっていうのを教えていただいて。本当に受け入れてくれようとしているのをひしひしと感じています。

──リョウセイさんが頭を抱えちゃっていますけど。

リョウセイ:最初に来た時は、正直あんまし好きじゃなかったんですよ。俺らは3人で毎日いたので、絆というかそれなりに信頼し合っていたんですけど、そこに彼が合宿のウザいまま入ってきて。なんだこいつと思って、俺は。で、シュンジくんがリョウタくんと色々話して、そこからリョウタくんが優しくなっていって。今のやさしいリョウタくんは好きです!

シュンジ:もちろん、僕ら3人の中に入りづらかったというのはあったと思うんですよ。彼は自分の居場所を作ろうとして入ってきたんだけど、見事に嫌われてしまった。ということでお話をしました。

リョウタ:僕がグループってものを全くわかっていなかったんです。合宿も自己中みたいな感じで、グループ内での自分が全く見えていなくて。もっとグループのことを考えろっていうことをしっかりと教えていただいた感じですね。

シュンジ:自分をアピールすることに必死だったと思うんです。自分の役割をすごく決めようとしていた。

リョウタ:「普通にしていることで良さが出るグループだし、俺はあなたのいいところもわかっているから生かしてあげられる。自然にしておくのが1番いいと思う」って言葉に救われたんです。初めての場所でかっこつけようとしていたり、いい子に見せようとしているだろ?って言われて、その通りだなと思って。

──アユルさんは夏合宿のみに参加でしたが、入るときどんな心境でしたか。

アユル:合宿中から3人(シュンジ、リョウセイ、リン)はすごいと思っていたし、合格させていただいて東京で合流した時も、まずこの3人との差を縮めなきゃと思って、リョウタくんとハルくんと3人で代々木公園に行って練習して、追いつこうと必死でした。

6人の担当、毎日の生活スタイルとは

──昨年11月から大阪の一軒家で共同生活をしているわけですけど、どんな毎日を送っているんでしょう。

シュンジ:起きて、お昼頃にレッスンに行って、そのあと僕はバイトに行くことが多い。

リョウタ:僕は料理をします。スーパーに行って食材を買って、ご飯を作ります。

シュンジ:で、4人は……。

ハル:料理を待っている。

一同:あはははは。

料理担当のリョウタ(真ん中)と、それを見守るハル(左)とアユル(右)

──合宿生活とはまた違う感じですか?

シュンジ:全然違いますね。合宿に類似しているのは、まだ慣れてない地にいるってところですかね。そういう意味では、浮いた時間の過ごし方に慣れてないかもしれない。

──リョウタさんの料理担当はどうやって決まったんですか?

リョウタ:僕がやりたくて自分から志願しました。

シュンジ:料理できるっていうので、じゃお願いしますって。

リョウセイ:めっちゃ美味しいです。

ハル:オーダーしたらすぐ出てくるんですよ。お昼にスープカレーを食べたいってぼそって言ったら、その夜スープカレーをドーンって出してくれて。

リョウタ:いろんなレシピを見て作っていますね。

──リョウセイさんは振り付け担当で、アルバムの9曲の振りを考えたそうですね。

リョウセイ:僕がもともと振り付けをできたので、引き受けました。それぞれの得意なこととか、長所を活かしながらやっている感じですね。

振り付け担当のリョウセイ(左)と教わる5人のメンバーたち

──料理担当、振り付け担当、他4人の担当というか長所も聞かせてもらえますか?

シュンジ:ま、僕はバイトですね!

リョウセイ:もっと大切なこと担っているでしょ(笑)。

シュンジ:リンの担当とか聞きたいよ。

リン:最近は……マッサージとお皿洗い?

シュンジ:家事分担の話じゃないのよ(笑)!

ハル:いじられキャラ?

シュンジ:あれ、リンいたの?っていう(笑)。

シュンジ(左)のマッサージをするリン(右)

──弟キャラ的な?

リョウセイ:(アユルを見ながら)あー、それは別にいるんですよね。

──ちなみにシュンジさんがリーダー的な存在かなと思っていたんですけど、正式に定めているんですか?

シュンジ:定めてないですね。僕はよく喋るし、MCもするので、リーダーなの?みたいに言われるんですけど、明確に定めているわけではなくて。いい意味で役割が分散できているというか、みんなリスペクトできているので、いまが1番いい形なのかなとは思います。

──弟キャラの話でみなさんアユルさんを見ていましたが、何担当だと思いますか?

アユル:自分はおバカキャラというか。本当にバカなんですけど、みんなから弟に見られているのであれば、弟担当なのかなって思いますね。

シュンジ:アユルは元気なので、若さを1番感じます。ハルは?

ハル:えー、何担当なのかな?

シュンジ:ムードメーカー的な方なんじゃない?

ハル:あまりネガティブにはならないですね。それがいいのか悪いのかはわからないんですけど、基本ポジティブですね。なんでいつも明るいです!

日本を超えてバズを起こした衝撃的なグループロゴ

──BOYSGROUPのロゴを発表した時の反響がすごかったじゃないですか。ロゴに関してはどのように捉えているんでしょう?

シュンジ:正直、ロゴこれか……?!っていうのがあって。ダメだったら変わるかなと思っていたら、SNSでの数字が乗ってきちゃったからもう止まらないなと受け入れて(笑)。ほんとバズってありがとうございますという気持ちです。

──リョウセイさんが何か言いたそうですが。

リョウセイ:えー、もっと格好いいのがいいなと思いました(笑)。

リョウタ:友達とか家族と気まずくなりますよね。

ハル:いや、マジでそう! だって僕、最初家族に隠していましたからね。ロゴ全然決まらないんだよね、とか言って。もう発表されているのに(笑)。

シュンジ:でも活動し始めたら、あまりロゴのことは言われないですね。初めましての時は、逆にロゴのことをこっちから振っていたんですけど、あまり触れられないというか。遠い人たちが見たら、あって思うかもしれないけど、身の回りでは普通になっていますね。

──外国からの反応もすごかったですよね。

シュンジ:はい、日本って面白い国だなと思われたんじゃないかと思います(笑)。

──リンさんはロゴに関してどう感じていますか。

リン:WACKっぽいっていうのはあるんですけど、ちょっと恥ずかしいというか。親もすごく応援してくれているので気まずさもありました。リツイートが数何万とかバズったのは最初バグなのかなと思って。でも本当だったので、バズってよかったなと思いました。

──デビュー前にあそこまで注目されることはなかなかないですよね。

シュンジ:そのあと、1000いいね1000リツイートで個人アー写出しますみたいな感じだったんですけど、誰も興味ないしょ!? くらいバズっていたのは大変でした(笑)。

デビューアルバム『We are BOYSGROUP』への想い

渋谷の思い出の場所で集合写真

──そして1月18日に、1stアルバム『We are BOYSGROUP』がリリースされました。大森靖子さん、Yohji Igarashiさん、原田茂幸(ex. Shiggy Jr.)さん、Pecori(ODD Foot Works)さんが手がけた新曲などバラエティに富んだ12曲が収録されていますが、それぞれ特に思い入れの強い曲を教えてもらえますか?

リョウタ:冬夏の合宿に参加している身としては、原田さんに作っていただいた合宿曲の「絶対に離さないで」とか「BG」あたりが……。

シュンジ:いきなり2曲(笑)?

リョウタ:合宿でお世話になった曲を、みんなでレコーディングして形にできたのはすごく嬉しい気持ちでした。最強のチームでできているなって日々思うので嬉しいですね。

リン:僕は大森靖子さんに作ってもらった「Vibes Vibes」が1番思い出があります。ライヴでも定番曲にもなっているし、アカネキカクさんに作ってもらった振り付けもすごく楽しくて。ファンの人と一体感になれるような曲で、すごくいいなって思います。

──レコーディングで大森さんから言われたことで印象に残っていることはありますか?

リン:曲中にセリフを言う場面があって、それぞれちょっと考えてきてねって言われていたんですけど、自分だけ思いつかなくて。レコーディングで大森さんが「オレンジジュース飲む?」っていうセリフを考えてくれて。そこを今歌っているんですけど、ファンの人からもすごい反響というか、パワーワードすぎてそこが思い出ですね。

 

──続けてシュンジさんはいかがでしょう?

シュンジ:僕の作詞曲なんですけど「恋病」です。2回目の夏オーディションでは「sick (仮)」って曲だったんですけど、めっちゃ気に入っていて。合宿で作詞審査があるのはわかっていたので必死に書いて持っていったんですよ。そしたら渡辺さんが褒めてくれて。パッと聴き少し乙女チックな曲にしたので、男子組(※ファンの総称)の間で考察されているらしいです(笑)。

リョウセイ:僕は「モラトリアム」です。自分で作詞した曲もあるんですけど、この曲の振りが1番思いつかなくて。他の曲は5日ぐらいのペースで出来ていたんですけど、これだけ2、3週間ぐらいかかって非常に苦しかった思い出があるんです。その時が1番嬉しかったなって意味で、1番思い出が強いです。

──どうして、この曲だけ振り付けにそれだけ時間がかかったんでしょう?

シュンジ:曲調が全然違ったんだよね。今流行りのチルっぽいっていうか。

リョウセイ:振り付けを作る時もチルな感じでお願いしますって言われたんですよ。楽しい系の振りが得意なので、チルな感じの振りってなんだろう?ってまずなって。

──そこから糸口をどう掴んでいったんでしょう。

リョウセイ:それは、Vaundyの「東京フラッシュ」ですね。チルな曲を普段聴かなかったんですけど、今回初めて触れて、その中でもずっと聴いています。

ハル:リョウセイくんが振り付けをしてくれた9曲全部好きなんですけど、「モラトリアム」の振り付けが僕は1番好きです!

──続けて、アユルさんはいかがでしょう?

アユル:初めて作詞させていた「いつか僕らはフワフワに」って曲です。「君の視線僕に刺さり熱くなるよ」って歌詞があるんですけど、自分が中学生の頃に体験したことがベースになっていて。クラスの女子と「二重なの? 一重なの?」って話になって見つめあったんですよ。7秒間くらい見つめあっているうちに恋に落ちちゃって。そういうふわふわした恋愛を歌詞にした曲です。

一同:拍手

──キュンとする話でよいですね。続けてハルさん。

ハル:僕はアルバムの代表曲でリード曲にもなっている「BG」です。元々合宿では「DD」って曲で、最初の合宿から使われている楽曲。僕は冬夏と参加しているんですけど、歌詞や振り付けを自分たちで考えたり、いろんなストーリーが「DD」に集まっていて。自分が夏の合宿で受かって、メンバー6人が揃って完成した「BG」でやっとBOYSGROUPの形に完成したみたいな意味がこもっていて。大切な1曲です。

 

──学業に専念するため活動辞退したヒナタさんの作詞曲「Feeling」が入っているのもWACKらしいなと思います。

シュンジ:彼は作詞する権利もあったし、そのとき書いた曲が残ったのは彼にとってもよかったと思うし、合宿をやらせてもらった意味も残されているんじゃないかと思います。

初ワンマンを振り返って

――1月29日に大阪・梅田Shangri-Laで1stワンマンライブ〈We are BOYSGROUP〉を開催しました。振り返ってみて、どのようなライブになりましたか。

リョウセイ:ダンスとか歌とか間違えているとこもあるんですけど、始まりの熱量があったと思っていて。こっから行くぞってワンマンライブにできたと思うし、あのライブをやれるなら、技術とかが伴った時に、他のメンズグループの方々にも競い合っていけるんじゃないかなって思いました。

──事前のドキュメンタリー動画でもライブをめちゃめちゃやりたいと渇望していましたもんね。

シュンジ:合格してから人前に出るまですごく長かったから、その思いは強くて。3人時代って皆さんからしたらいいように見えるかもしれないですけど、毎日3人で会って自主練習やレッスンをしているだけで先行き不透明でしたから。ありがたいことに練習をさせていただいていたんですけど、この練習は何のためにやるんだと不安になるときもあって。

──余計感慨深さはあったんじゃないですか。

シュンジ:ありましたね、本当に初めてのステージだったので、これがライブか!って。1回目にしては良かったからこそ、ダメだった部分は反省して、次から上に上がっていけるようにしたいなと思っています。

──リンさんは初ライブいかがでしたか。

リン:自分もライブ経験が全くなくて、それこそ人前に立つのも人生で初めてで。僕は元々WACKが好きだったので、ファン目線で応援していた側だったんですけど、いざこうやってステージに立てて、お客さんと一緒になってライブできていることがすごくありがたいし、幸せなことだと思って。この6人でもっと上を目指したいし、もっと大きい会場でやれたらいいなって思います。ようやく夢が叶って始まりの1歩を踏み出せました。

──リョウタさんは初ワンマン振り返ってみていかがでしたか。

リョウタ:僕もステージに初めて立たせていただいて。今までライブはお客さんとして見ることばっかりだったので、いざ上に立って見て、こんなにお客さんの顔が見えるんだなとか、男子組のみなさんの熱気も視線も感じるし、一緒に高まっていく感覚がライブ中もあって。メンバーともたくさん目があって、ライブってこんなに楽しいんだなって心の底から思いました。ただ、最初に張り切りすぎて飛ばしすぎちゃって、後半ちょっとバテちゃったりもしたので、その辺りはこれから場数を踏んで1個のライブとして完成度を高めていかなきゃなって思っています。

ハル:僕も全てが初めての体験で。あまりライブとかも行ったことのない人間だったので、ライブってこんなんなんだ!ってところから始まりました。もちろん反省点の方が今は多いですけど、リョウセイが言ってくれたように、これから技術とかスキルがどんどん追いついて、他のグループの方と戦えるようなレベルまで頑張っていきたいなって思います。お客さんも照明も音とかも含めリリースイベントと違うし、僕たち自身がすごく楽しかったので、東名阪ツアーがすごく楽しみです。

アユル:自分もライブは見る側で、人生で初めてステージに立たせていただいて。数日前から本当に緊張していたけど、本当にワクワクしていました。ライブを絶対成功させてやるって気持ちで挑んだんですけど、結構ミスもあってそこは反省しているんですけど、ライブ中だったり終わった後にめっちゃ楽しかったと言えて。その日のうちから次のライブはいつだろうと思っているし、本当にライブが楽しいなって毎日思っています。

6人の野望とは?

──5月10日に1stシングルのリリースも予定されています。今日レコーディングしてきたそうですが、どんな曲になりそうですか?

シュンジ:今後いろんなことを話す場が増えてくると思うんですけど、ざっくり言うと、「うるせえよ! 俺はこうやって生きて行きてんだよ、もう頑張れよ!」って曲なんです。僕が作詞に携わらせていただいているんですけど、自分がオーディション合宿を受けようってなったとこから始まって、受かって、活動していったのを思い出して書きましたね。あと、ハルさんと家族の構成とかを話したことがあったんですよ。だからか、ハルさんとかもすごい頭にいて。こういう自分だけど本当はこうなりたいんだよなって思い描いて書きました。そこに新たなサウンドや音楽のエッセンスが混ぜざった曲になっています。

──曲調的にはどんなテイストなんでしょう?

シュンジ:アルバムの12曲とまた違うアップテンポな曲というか、そういう意味では今風な曲かもしれないです。ラップ調だったりとかもしているので、 12曲聞いたことがある人からしたら新しいと思いますし、そうでない人にも聴いてほしい曲になっています。

──5月5日の東京・下北沢SHELTERを皮切りにスタートする東名阪ツアー、どんなツアーにしたいですか?

シュンジ:僕らのことを知っているけど、食わず嫌いしている方も多分多いと思うんです。もちろんWACKの中でもまだ僕たちって地位を確立できていないのでわかるんですけど、ツアーって形で回らせてもらえるので、よかったら一目だけでも見に来てくれればなと。BOYSGROUPって今までのWACKとちょっと違うし、でもWACKっぽいとこもあるんだなって感じてもらえるライブにしたいですね。合宿オーディションの生配信を見て初ワンマンに来てくれた人もいたと思うんですけど、意外とやれるんだなと思ってくれた人も多かったと思います。だから、一目だけでも見に来てほしいです。

──見てくれたら満足させる自信はあると。

シュンジ:僕は自信があまりないタイプではあるんですけど、噛みつきたいですね。食わず嫌いしている人や、見たことのない人に、1回見てみ!って気持ちはあります。

──最後にBOYSGROUPどんなグループにしていきたいか、1人ずつ聞かせてください。

アユル:自分は成長が止まらず成長し続けて、てっぺんを目指し続けて成長し続けるってグループでいたいなって思います。

──てっぺんっていうのは、具体的にどんなものを思い描いているんでしょう。

アユル:これはリョウセイくんから聞いた方がいいと思います!

一同:拍手

シュンジ:大人な対応ですね(笑)。

アユル:これはリョウセイくんがずっと言い続けている言葉なので。

ハル:僕は、BOYSGROUPにしか出せない色を出していきたい。他のアーティスト、男性グループにはない魅力を常に持ち続けて頑張って上に登りたいです。

リョウタ:すごく個性的なメンバーが奇跡的なバランスで集まっているグループだなと自分なりに思っているので、そのバランスを皆さんにも楽しんでもらいたいです。多分どんな人にもどこかしら刺さるポイントがあるグループだと思うので、隅々まで注目してほしいなと思いますし、自分なりの楽しみ方がたくさんできる魅力的なグループだと思うので、男子組の皆さんとか、まだこれから男子組になる皆さんも巻き込んで、すっごくおっきなことを、この最高のメンバーと一緒にやっていけたらいいなと思っています。

リン:僕は、BOYSGROUPを唯一無二のグループにしたいと思っていて。メンズグループというジャンルではなく、BOYSGROUPというジャンルそのものにしたいなと思っています。誰が聞いてもBOYSGROUPのことを知っているぐらいもっと有名になりたいし、知名度も上げていきたいし、もっと成長を感じられるようなグループにしたいなって思います。

リョウセイ:メンズグループと言えばBOYSGROUPって言われるようになりたいのと、誰もやったことないような会場とかでライブしたい。それこそてっぺんだと思うので。あとは、ドラマもバラエティもニュース番組も料理番組もスポーツ番組も、俺らの誰かしらが毎日テレビに出ている国民的スターになりたいです。そして何十年もやれればいいなと思います。

一同:拍手

シュンジ:僕はいろいろなことをやりたくてWACKに入らせてもらったので止まりたくないですね。新しいことや唯一無二って言っていましたけど、自分たちがやりたいと思ったこと、やらせてもらえることは全部やっていきたいですね。進むことをやめなければ気づいたらどこかにいると思うんですよ。それがてっぺんなのか、唯一無二なのか、新しいことなのか、その時になってみないと分からないですけど、WACKのことを好きな人からしても絶対に新しいことにはなっていると思うので、一緒に面白いことしようよって思いますね。渡辺さんもやったことないこと、そもそもメンズグループをやろうとしているところもそうだし、めちゃくちゃ面白いんですよね。男子組をもっと面白いところに連れてきたいし、僕らのことをまだ応援したいと思っていない人も、面白いことを見たいんだったらおいでよって。とどまることを知らないというか進み続けたいですね。


■ツアー詳細

「BOYSGROUP 1st ONEMAN TOUR」
2023年5月5日(金祝)@東京 下北沢SHELTER
OPEN 17:00 / START 17:30
[問] 下北沢SHELTER 03-3466-7430

2023年5月7日(日)@愛知 新栄 DAYTRIVE
OPEN 17:00 / START 17:30
[問] 新栄 DAYTRIVE 052-241-5019

2023年5月14日(日)@大阪 ESAKA MUSE
OPEN 17:00 / START 17:30
[問] ESAKA MUSE 06-6387-0203

チケット料金:立ち位置指定 ¥4,000(税込)
受付URL https://w.pia.jp/t/boysgroup/
※ダイブ・リフト・サーフ禁止
※当公演はすべて電子チケットとなります。

■リリース情報

BOYSGROUP 1st SINGLE『タイトル未定』
発売日:2023年5月10日(水)
品番:DQC-1671
価格:¥1,100(税抜価格 ¥1,000)

Official Twitter:https://twitter.com/boysgroup_west
Official Instagram:https://www.instagram.com/boysgroup_official
Official TikTok:www.tiktok.com/@boysgroup_official
Official YouTube:https://www.youtube.com/@BOYSGROUP_official

WACK HP:https://www.wack.jp

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