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【現地レポ】WACK合同オーディション2023 4日目②ー脱落者3名(ブギー、土星のネコ、マンマン)インタビューコメント掲載

StoryWriter

BiSH、BiS、豆柴の大群、GANG PARADE、ASP、ExWHYZ、都内某所などのマネジメントを行う株式会社WACKが、2023年3月19日(日)~3月25日(土)にかけて6泊7日わたり開催する合宿型合同オーディション「WACK合同オーディション2023」。

今回の合宿オーディションには、書類審査と2次オーディションを通過した19名に加え、現役メンバーも途中から参加する。

BiSからは、トギー
豆柴の大群からは、ナオ・オブ・ナオ
ASPからは、ナ前ナ以
GANG PARADEからは、ナルハワールド
ExWHYZからは、maho
が途中より参加予定となっている。

その様子は最終日までニコニコ生放送ですべて中継される。

StoryWriterでは合宿の様子を連日に渡り現地からレポートする。

本記事では、合宿3日目に脱落してしまった3名(ブギー、土星のネコ、マンマン)のインタビューコメントを掲載する。


ブギー

自分では全力でパフォーマンスしていると思っていたけど、何回かあるパフォーマンス審査の後、渡辺さんが「ただただ頑張っているだけで、お客さん目線で考えた時に楽しめるものでない」っておっしゃっていて。自分の中では、楽しんでもらえるよう一生懸命頑張っているつもりだったんですけど、勢いだけになってしまっていたと思って。

最後のパフォーマンス審査のとき、どうしたら楽しんで見てもらえたり届けられるかずっと考えていたんですけど、全然自信がなくて笑えなくなっていってしまって。合宿を通して、いろいろな候補生の人たちと組む中で、みんなに圧倒されてなかなか自分の意見を出せなかったしビビってしまった。自分らしさが全くなかったし、ニコ生で言葉を問われた時に全然うまく発せなかったりして。ずっと硬かったし、意見がなかなか言えなかった。そこから変わることができなかったのが、私が脱落した理由かなと思っています。

渡辺さんがおっしゃることは、今まで誰からも教わったことのないことばかりで。たくさん怒っていただいたり、パフォーマンス後のコメントもそうですし、自分に活かせることをたくさん学ばせていただきました。私は歌ったり踊ったりすることが初めてで、それを客観視して考える必要があるってことを学べたなと思います。

今のところ、どこかのオーディションを受けようとか具体的なものはないんですけど、もっと進化して、どういう形であれ自分の夢を叶えたいです。私は、誰かが自分を生き甲斐にしてくれるような人になりたいし、逆に自分もその人たちのことを生き甲斐に生きたい。合宿に来るまで、それがアイドルなんだと特定はしていなかったんですけど、合宿を受けてみて、自分はアイドルが合っている気がしたし、アイドルになりたいなと思っています。

土星のネコ

私は今まで趣味とかもなかったし、物事に対して深い興味を持つことが本当になくて。その中で初めて興味を持ったのがWACKで。ここに来て現役メンバーの方々とも関わって本当にWACKに入りたいと思ったので、もうWACKのオーディションを受けられないことが辛いし、今日来ていらっしゃる現役メンバーの方々やスタッフの皆さんとお仕事をすることが叶わないことが1番悔しいです。

WACKを魅力的に感じたきっかけは、楽曲だったりライブの雰囲気もあるんですけど、リアルというか。毎日候補生が脱落していくオーディションって、あまりないじゃないですか? この結果に対して渡辺さんの判断が間違っていないのは当たり前で、もう2度と受けれないことに納得いっている部分もあるんですけど、やっぱりなんでなんだろうと思ってる部分もあって。そういう頑張っても報われない感じがリアルだなと思うんです。リアルだけど、現実味がない。それがWACKのすごい魅力だと思うんです。

昨晩、渡辺さんから「また会おう」って言ってもらえたり、ニコ生さんでも私のことを好きでいてくださる人がいてくれて、自分が無価値な人間じゃないんだと思えました。ちょっとポジティブになれたし、ちょっと根性がついたかなと思います。もちろん色々大変なこともあったけど、これが芸能界なんだなって。そこが体験できたことがすごく貴重で1番の学びでした。どこかで絶対この業界に入れないって思っていたけど、こうやって呼んでいただいて、この業界に入りたい思いがより一層強くなりました。もうWACKには入れないけど、絶対WACKと仕事ができるような人間になりたい。昨日一晩考えて思ったし、またここに関われるようになりたいです。

アイドルって目の前でお客さんがいて、目の前で愛をいただけるお仕事だなってことを今回の合宿で感じて。アイドルになりたいなってみたい、ステージの向こう側の世界に立ってみたいと思ったんですけど、アイドルとしてではなくても、同じ芸能界の表に出る表現者として、WACKと仕事ができたらなって思うので、そこはあまりこだわりなく頑張って活動したいなって思います。こんな貴重な経験をさせていただけたことに本当に心の底から感謝しています。皆さん優しくて本当にありがたかったです。

マンマン

昨日の夜、最下位になって脱落を自覚した瞬間、自分に足りなかった部分が明確になった気がして。本当に足りないものだらけで、このオーディションに挑んでいたんだなって悔しかったんですけど、実力のなさに納得している自分もいて。私は結構自分の意見が言えなくて。そういう意思の弱さとか、常に逃げちゃってたところがあった。自分のパフォーマンスや見せ方に意識を囚われすぎて、グループとしてあまり考えられていませんでした。

お母さんと昨日の夜電話して、パフォーマンス披露した時の立ち位置だったり声の大きさ、振りの角度とタイミングとか全部がバラバラで、それが目立ったって教えてくれて。鏡もあったから、ちゃんとみんなでやればできたと思うんです。周りを見る力、自分の意見を言えなかったことが自分に足りなかった。WACKのアイドルさんって、そこが大切だと思うんですよ。周りを見てグループで売れないと意味がないので、そこができてなかったと。でも、それが気づきになったと思います。

私がこれまで生きてきて学んだこと以上に、この3日間での学びのほうが多くて。この3日間で得られた経験が自分の今後の人生の糧になるなと思っています。ひとつ言えることは、この合宿場で非現実的な体験をさせてもらったこと、WACKに入れるかもしれないチャンスを与えてくださったことがすごい幸せで。もう2度とWACKのオーディションを受けられないんですけど、あの時、受けない選択をしていた方が絶対後悔していたと思います。

他人に対して厳しいことって本当に愛がなきゃ言えないと思うんです。自分自身すごい中途半端な人間で自分に何かが足りないんだろうなと思って生きていたけど、それを渡辺さんがしっかり指摘してくださった。渡辺さんが「この先、WACKじゃないかもしれないけど、別のところで活躍して、また会おう」って言葉をかけてくださって。すっごい嬉しかったんですけど、その言葉ってすごく残酷でもあって。もう一緒にはできないんですよ。本当は一緒に仕事をしたいと思ってもらえるように私が変わらなきゃいけなかったんですけど、自分は変われなかった側の人間なので。自分が変わってちゃんと別のところで会えるように、成長した姿を見てもらえるように頑張りたいです。渡辺さんの言葉で背中を押してもらえたので、この経験をちゃんと活かして頑張ろうと思います。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太


■イベント情報

WACK合同オーディション2023
ニコニコ生放送「【前半】全て見せます!WACKオーディション合宿2023完全密着 6泊7日の死闘」
配信日時:2023年3月19日(日)14:30~
配信URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv340295940

ニコニコ生放送「【後半】全て見せます!WACKオーディション合宿2023完全密着 6泊7日の死闘」
配信日時:2023年3月22日(水)12:00~
配信URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv340295970

WACK 公式WEBサイト:https://www.wack.jp/

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