watch more

【ドキュメンタリーレポート】GANG PARADE、「究極の遊び場」大阪の遊園地“ひらかたパーク”で作ったエンターテインメント

StoryWriter

GANG PARADEが2023年5月6日、大阪・ひらかたパークとのコラボイベント「ENJOY HIRAKATA PARADE」を同会場にて開催した。

本イベントは、5月10日にリリースされるGANG PARADEのメジャー2ndアルバム『OUR PARADE』の発売を記念して行われた特別イベント。園内ではミニライヴや特典会が行われたほか、ひらかたパーク内にあるショップにて購入商品のメンバーによるお渡し会も開催された。約1000人以上が足を運んだという現地の様子を掲載する。

「ENJOY HIRAKATA PARADE」現地レポート

今回ギャンパレがコラボをする“ひらかたパーク(通称:ひらパー)”は、継続して営業している遊園地では日本最古だという。

ジェットコースターや観覧車など40のアトラクションから、屋内型の動物園、バラを中心に花や緑が植えられたフラワーコート、種類豊かなフードコートまで、さまざまな楽しみ方ができる遊園地だ。

せっかくなので、イベントに備え前日の夜に京都に前乗りして宿泊してから当日を迎えることにした。

一夜明け、朝イチで京都駅近辺のドン・キホーテに立ち寄った。せっかくなので旅行気分も盛り込んだ写真にしようと思い、インスタントカメラを購入(このレポートの写真はそれで撮ったものなので併せて楽しんでもらえたら嬉しいです!)。

電車で行く場合、京都駅からだと、近鉄京都線と京阪本線を乗り継いで約35分くらい。最寄り駅は枚方市駅ではなく、枚方公園駅。駅近辺には目立った建物はないけれど、家族連れが何組も歩いていたので、彼らに続いて歩いていくと、約3分くらいで無事ひらかたパークに到着することができた。

朝10時。開園して園内に入り、まずはギャンパレメンバーのアクティビティへ足を運ぶ。ひらパーの入園券1800円とは別にフリーパスを購入すると、メンバーが特典ステッカーをプレゼントしてくれる。すでに遊び人(※GANG PARADEファンの総称)たちの長蛇の列ができていたが、その先でヤママチミキ、テラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソン、月ノウサギ、チャンベイビーの5人がステッカーを手渡してくれている。

アクティビティのときは、写真・動画撮影OKということで、遊び人たちはカメラを向けながらステッカーを受け取っていく。その際、メンバーが話しかけてくれ、フレンドリーかつ気さくなコミュニケーションを取ることができる。遊び人たちは笑顔でアクティビティを楽しんでいた。

ステッカーのお渡しを終えたメンバー5人は、マネージャーの辻山とともに園内のフードコートで思い思いのフードを購入して早速ひらパーを満喫。当たり前のように、メンバーたちも園内を楽しんでいるのが面白い。

11時からは、ノームショップで、ショップアクティビティが行われた。ノームショップは、ひらかたパークのオリジナルグッズ、お菓子、人気キャラクターグッズなどを販売している同園のメインショップ。

11時〜11時45分まではユメノユアとココ・パーティン・ココが、11時45分〜12時30分まではキャン・GP・マイカ、キャ・ノンが、買い物をすると、その商品を手渡してくれた。ここでも、長蛇の列ができ大人気。遊び人たちは、カメラでメンバーの写真を撮ったり、話をするなどして楽しんだ。

徐々に日差しが出てきて暑くなってきた。この日の天気予報は当初雨だっただけに嬉しい誤算。汗が湧き出るくらいの気候の中、キラ・メイ、ナルハワールド、アイナスター、カ能セイのギャンパレ年少メンバーたちは、ジェットコースターやお化け屋敷などのアトラクションを笑顔でキャッキャと楽しんでいた。怖いと言っているメンバーは誰もいない。肝がすわっている。

アイナスターは「次これ乗ろう!」と積極的、ナルハワールドは笑顔でケロッと乗って楽しんでいる。キラ・メイはなぜか「こわいぃ〜」とぶりっこキャラでカ能セイに話しかけ、カ能セイは笑いながら目につくアトラクションすべてに「あれ、可愛い!」「乗りたい!」とはしゃいでいる。4人とも楽しそうだ。

13時からは野外ステージでライヴが行われた。入園券を持っていれば誰でも観ることができることもあり、子ども連れのファミリーや通りがかったカップルなども、席に座っていてほのぼのとした雰囲気の中、ライヴがスタートした。

遊園地の中のステージとは思えないくらい立派な会場に、メンバーたちの気合いを入れる声が響き渡ると、お馴染みのSEとともに13人が登場。「PARADE GOES ON」からはじまり、メロウなエレクトロポップ「sugar」、「RATESHOW」など、日中のひらパーならではのセットリストで会場を沸かせた。

もちろん、ギャンパレ恒例のコントも披露された。

マイカが突然鼻くそを食べ始めるなど子供っぽくなり、その姿をユアが心配していると、悪魔に扮したサタン・ザ・ドクソンにマイカが捉えられてしまう。ユアが「助けて! ギャンパレンジャー!」と叫び戦隊を召喚。遊園地ならではのヒーローショーを模したコントだ。

圧倒的キラキラ感をテーマにした「ラブリー戦隊 ギャンパレンジャー」が登場したが、グループで最もキャリアの長いメンバーの1人ヤママチが入っていたことをみつけたサタン・ザ・ドクソンは、ハリセンでミキを叩き、ドクソンパンチで粉砕した。

続けて登場した「捨て身戦隊 ギャンパレンジャー」は、「我々に失うものはなにもない」とココ、ユユ、月ノ、ナルハが登場。中でもユユは「実家、ここから徒歩3分」と、実家の近さを暴露する捨て身を見せた。しかし、サタン・ザ・ドクソンは「お前ら、おいしいと思ってやってるやろ!」と、ハリセンとドクソンパンチで一蹴した。

再びミキが登場すると、彼女が好きな千葉のテーマパークの話をしはじめる。それに乗っかり、ユアは多摩にあるテーマパークの話をし始める始末。そこに突如、「ひらパーの偉い人」というタスキをかけたギャンパレマネージャーでTikTokerの堂前友里が乱入。「違うテーマパークの話をするな!」と2人を嗜め、遊び人に向かって「ご贔屓にしてくれますか? ひらパー最高! ひらパーしか勝たん!」とひらパーを盛り上げる宣言をし、オチをつけた。

ライヴの中盤では、先ほど実家が近いことを暴露したユユが、「個人的な話になるんですけど、私、枚方市民なんです。本当に住んでいて、毎日この大きな看板を横目に学校に通っていたので今日本当に感慨深いです。ありがとうございます。ギャンパレは「みんなの遊び場」をコンセプトにやっているんですけど、いま、私たちが作っていきたい究極の形の場所でやらせてもらっていて。ひらパーと遊び人のみなさんのおかげです。本当に本当にありがとうございます。最後の最後まで遊び尽くして帰ってください!」と感慨深さを語り、約1時間のライヴパフォーマンスをたっぷり、明るく駆け抜けた。

ライヴ後は特典会が行われ、まったりした時間が流れていった。15時30分くらいに雨が降り始めてきたが、少ししたら雨も止み、遊び人たちはアトラクションなどを各々で楽しんだ。

17時からは、フードアクティビティを実施。17時〜17時45分まではキラ・メイとナルハワールド、17時45分〜18時30分まではアイナスターとカ能セイが、ディッピンドッツ・アイスクリームにて購入商品を渡してくれた。長蛇の列ができ、スタッフからは1時間半でおわらない可能性がありますと声が飛ぶほどだった。

そんな中、アクティビティ仕事を終えたメンバーたちは、ひらパー内を散策し腹ごしらえ。

ココは、今年すでに6回目だというベビーカステラ(アイス付き)にテンションがあがる。ミキもベビーカステラを笑顔で頬張った。キャ・ノンは肉巻きおにぎりを豪快に口にした。

 

 

その後、遊園地内を散策しながら、アトラクションを時間の限り楽しむことに。回る系のアトラクションに乗りたがるメンバーたちの中で、ユユとドクソンは見学しながら写真を撮っていたが、いつの間にかユユもジェットコースターに参加しはじめることに。ユユはキャーと叫びながらメンバーの首に抱きつくなど矛盾した行動を見せながらもアトラクションを楽しんだ。お化け屋敷に乗りたがるチャンベイビー。そこから勢いがついたようにより一層笑顔が増してアトラクションを楽しんでいった。ユアは並んでいた絶叫系のアトラクションを取りやめ占いのアトラクションに参加。ファラオを模した密室の中で来世を占った。

そんなこんなしているうちに辺りはすっかり真っ暗に。朝一番から閉園まで、ライヴを行いながら、遊び人たちと交流をし、アトラクションやフードも楽しんだギャンパレらしさが全開の一日。雨が降る中ではあったが、メンバー13人、そして遊び人はひらパーを満喫しまくった1日となった。テラシマユウカがライブのMCで話していたように、「みんなの遊び場」が拡張した、音楽だけではないGANG PARADEならではのエンターテイメントを満喫できるイベントとなった。

取材&文:西澤裕郎
写真:GANG PARADEメンバー、Shinbee Fujii


■リリース情報

GANG PARADE メジャー2ndアルバム『OUR PARADE』
2023年5月10日(水)発売
初回生産限定盤(CD+Blu-ray) WPZL-32040~1 / 11,000円(税込)
通常盤(CD only) WPCL-13460 / 3,300円(税込)

収録内容:
1. ENJOY OUR PARADE
2. PARADE GOES ON (13SOUL ver.)
3. シグナル
4. SUPER PARTY PEOPLE
5. Anything Goes!!!!
6. Girls
7. lol -laughing out loud-
8. 限界少女
9. エキゾチックアニマル
10. Unlimited
11. INVOKE
12. さよならメトロポリス
13. Beautiful Days
14. Priority

オフィシャルサイト:https://www.gangparade.com/

PICK UP