WACK代表の渡辺淳之介の弟子であるSuzukiが立ち上げたALL INc.が手がけるアイドルグループLiVS(リブス)が、8月13日(日)の中野heavy sick zeroでのワンマンライヴをもってデビューを果たす。
LiVSは、アイドルオーディション「THE LAST CHANCE PROJECT」の合格者6名によって結成されたアイドルグループ。今年5月4日~7日に合宿型オーディションが行われ、合格者にはアイドルとしてデビューできる権利が与えられ、脱落者にはアイドルの夢をあきらめることを条件に100万円が贈呈されるチャンスが与えられることが伝えられていた。最後のオーディションとする誓約書に名前を刻み臨んだ合宿審査を勝ち抜き、ラストチャンスを掴んだLiVSの6人に初インタビューを敢行した。
取材&文:西澤裕郎
写真:まくらあさみ
人間という動物じゃないとできないことが表に出た合宿だった
――はじめに、「LiVS」というグループ名の由来を教えていただけますか?
コンニチハクリニック:合宿での私たちの姿を見て、スタッフさんたちが「人間最高」と感じたことがきっかけになっていて。「生きる」とかいくつか意味があるんですけど、「Life is Very Short」の頭文字になっているように、「人生は短い」という意味も込められています。
コチャキンTV:最初、グループ名を聴いたとき、「ブスです」って聴こえて一瞬びっくりしたんですけど、聞き直してLiVSだったのでしっくりきてよかったです(笑)。
――「人間最高」とスタッフが感じたというのは、どういうことなんでしょう?
ユニセックス:泥臭い姿とか人間の本能的なところが垣間見えたみたいで。人間という動物じゃないとできないことが表に出た合宿だったんじゃないかと思います。
コチャキンTV:私たちのオーディション合宿は、本当に人生をかけたラストチャンスの合宿だったので、みんな普段取り繕っているものが全部剥がれた状態で。人間というものが見えたのかなと思います。
――ラストチャンスを賭けたオーディションで、合宿には誓約書も書いて臨んだわけですよね。この合宿審査に落ちたら、この先アイドルオーディションを受けられない条件の中、どうして最後を賭けて、このオーディションに応募したんでしょう。
ユニセックス:私はWACKのオーディションとか受けたりしていたんですけどなかなかうまくいかず、半ば諦めて新しく学校に通おうとしていたんです。諦める前に、このオーディションを見つけて。最後に挑戦してみようと思って応募しました。
――最後を賭けることに、覚悟は必要だったんじゃないですか?
ユニセックス:逆に諦める材料になるというか。諦めなきゃいけないって言われたら諦めるしかないじゃないですか? アイドルになりたい想いを捨てきれないのがすごく苦しくて。受かりたい気持ちで行ってましたけど、諦めなさいって言われた方が楽だなと思う気持ちもあったんです。
――マナツサマーさんはどうしてこのオーディションに参加したんでしょう?
マナツサマー:私はWACKもそうですし、それ以外のグループのオーディションも受けていたんですけどダメで。このオーディションがダメだったら諦めて働くか、学校に行くかと思っていたんです。行く前はちょっと悩んだけど、最後って言われた方が自分の中で最後って思えるし、一生懸命になれるかなと思って、落ちた時のことは考えずに受けました。
――続いて、カス・テラさんは?
スズカス・テラ:WACKオーディションとかも応募していたんですけど、このオーディションを見つけた瞬間に受けました。面接に行ったときにスタッフさんにいろいろなことを聞いて、いろいろなことを話せて。ここだったらラストチャンス賭けてもいいなと思ってオーディション合宿に行きました。
――コンニチハクリニックさんはどうですか?
コンニチハクリニック:私は今まで女優活動をしてきたんですけど、小さい頃から有名になるのが夢だったんです。このオーディションを見つけたとき、ちょうど事務所を探している時期だったので、縁だなと思って。あと、ここだったら有名になれそうな気がしたんですよ。これは受けるしかないと思って受けました。
――女優とアイドルグループでは、また仕事内容も違うと思いますが、そこは悩まなかったですか?
コンニチハクリニック:女優とか演技をすることはすごく好きだったんですけど、有名になりたいから女優になりたいと思ったので、有名になれたらと思って応募しました。
――ランルウさんは?
ランルウ:新しい会社で1からグループを作り上げていくことができる部分で、入りたい!と思って。応募するときはラストチャンスということはあまり気にしていなかったんですけど、合宿で誓約書を書く時にやばい!ってなって、そこで実感したところもあります。でも、絶対受かるぞって気持ちと自信もあったので1から作りたい気持ちで受けました。
――コチャキンさんは?
コチャキンTV:私は1~2年ぐらい前までアイドルをやっていて、一緒に活動していたメンバーも大好きだったんですけど、もっと全員一丸となって本気でやりたいと思って、そのグループを辞めたんです。その後、いろいろなアイドルのオーディションに応募して受かったりもしたんですけど、前のグループの方がいいなと思っちゃって、新しいグループで活動するまではいたらならなかったんですよ。そしたらオーディションを受けるのが楽しくなっちゃって(笑)、見つけたら応募するってことをやっていて。
――オーディション荒らしみたいになっていたと(笑)。
コチャキンTV:ごめんなさい(笑)。このオーディションも、ラストチャンスとかは何も考えず、バイトの休憩中に写真を貼って履歴書を出したんですね。そしたら、二次面接に行った時に、自分の経緯をちゃんとスタッフさんが聞いてくださって。スタッフさん同士とかも楽しそうで、楽しかったって思えたんです。合格の電話をいただいたとき、普段だったら「やっぱり辞めます!」とか言っちゃうんですけど、やりたい気持ちが強くなっていて、行きますって言いました。だから、合宿に行って誓約書を書く時にやばいんじゃない?ってなって(笑)。合宿の時は焦ってました。
プロデューサーのSuzukiとは?
――プロデューサーのSuzukiさんは、渡辺淳之介さんが主催したWACK塾の優秀生ですが、どんな方ですか?
コンニチハクリニック:めちゃくちゃ寄り添ってくれる方です。お仕事も一生懸命で、なんでも楽しくやってくれるし、ポジティブにこっちを元気づけてくれたり。仕事面でも素敵な人なんですけど、腑に落ちないことがあったら、自分と違う視点で物事を言ってくれて納得させてくれて。適当じゃないというか。親身になって言葉一つ一つ話してくれます。
――みなさん年齢も近いわけですもんね。そこらへんはやりやすいですか?
マナツサマー:合宿の時、Suzukiさんは笑わないし、泣かないし、この人本当に感情ないのかな?って思いました(笑)。合宿中は全然しゃべる機会もなくて。4日間だけではどういう人か掴めないままで、受かってから今日まで2~3ヶ月くらい一緒にいるんですけど、年齢が近いし、同性なこともって、話しやすいこともあるし、相談しやすいこともあります。マネージャーの笹川さんは笹川さんで話しやすいこともあるし。
――Suzukiさんと笹川さんの2人は、対照的な感じではあるんですか?
ユニセックス:真逆ですね(笑)。
コンニチハクリニック:笹川さんは、例えば私たちが疲れたり落ち込んでいた時にすごいいじってきたり、みんなを楽しませてくれる感じで。Suzukiさんはみんなが落ち込んでいたら、寄り添って励ましてくれる。励まし方が真逆だなと思います(笑)。
ランルウ:2人とも対照的で真逆だなと思うんですけど、2人ともいないといけない存在というか、いてくれて本当にありがたい存在です。
――コチャキンさんはどうですか?
コチャキンTV:最初のオーディション募集の映像で観たとき、現役高校生が立ち上げるって正直結構不安だったんですよ。でも会ってみて、めちゃめちゃ大人でびっくりしました。めっちゃしっかりしていて、何があっても泣かなくて。「泣きそう」って言うんですけど、本当に泣かないので、私たちの活動を通して泣かせたいです(笑)。
合宿でのそれぞれの戦い
――ここからは、合宿のことをお伺いしていきたいんですけど、コチャキンさんの合宿の中で印象に残っていることはなんですか?
コチャキンTV:ランルウに会ったことがすごく大きくて。この合宿オーディションは自分たちで振りを考えたりしたんですけど、そういう時、私は真剣になりすぎて、明るくすることを忘れちゃっていたんですね。アキレス(※ランルウの合宿時の名前)は、「それいいね!」みたいな雰囲気作りから楽しんでいるというか。全部が楽しそうで、新しいやり方を見たというか。そのおかげで2~3日目ぐらいから昔の自分とは違う自分になれたのかなって思います。それまでは結構真剣!って感じで、やるならガツガツって感じだったんですけどアキレスに会って楽しみながらやるってことを覚えられたのが大きかったです。
ランルウ:2日目が一緒のグループだったんですけど、練習の時からめちゃくちゃ楽しくて。1日目は私、調子悪かったんですけど、2日目から私がいるグループはコミュニケーション取れてていいよねって言ってもらえることがあって。楽しくやりつつ、真剣にやるのが合宿でできていたんだと思います。
――それは元からの自分の性格?
ランルウ:そんなに明るくないんですよ。明るいと思う?
コチャキンTV:いや、あまり喋らない(笑)。
ランルウ:あまり喋らないんですけど、合宿の時は自分でも思うぐらい変わったんです。空気作るのがめちゃくちゃ上手くて(笑)。すみません、自慢話みたいで(笑)。全員が空気を作ってくれたというか、スサノーノ・ミコト(※コチャキンTVの合宿時の名前)も楽しくやってくれたのでできましたね。
――キャンプファイヤーで、火の中に鏡を投げ入れたのはどういう行動だったんですか?
ランルウ:自分のことは好きなんですけど、今まで生きてきて鏡を見たら顔とかだけじゃなくて中身まで「なんでこんなんなんだろうな……」と思うことがあって。悲しくなっちゃうことがあったんですけど、これから活動するってなったらそんな気持ちははいらないと思ったので捨てました。
――ランルウさんの中で合宿で一番印象に残っていることは?
ランルウ:最後のメンバー発表の前に、スタッフさんが合格者を決めている時間が40分間くらいあって。全部パフォーマンス終わって、受かるかなって不安で一番心が動いていたんですけど、候補生たちの顔を見ているのがめっちゃ楽しかったです。コンニチハクリニックは座っているのが大変で、立っちゃってたりしたし(笑)。
コンニチハクリニック:腰が痛かったんですよ。合宿途中で痛めちゃって。寝そべるのはさすがにいけないなと思って、立ったり、四つん這いを一人だけ延々と繰り返してました(笑)。
ランルウ:スズカスも足が大変で、一人だけ座ってたんですけど、それもめっちゃおもしろかったですね(笑)。
――意外とそこは周りを見るんですね。
ランルウ:全員今何を思っているのか考えたら、その空間だけですっごいいっぱいの気持ちがあるんだなと思って。落ちる落ちない関係なしで、全力になれた人がこれだけたくさんいるんだって考えたら、めっちゃいい気持ちになりました。
――コンニチハさんが合宿で印象に残ったことは?
コンニチハクリニック:自分の中で2日目の演技がすごく上手くいったと思っていたんですけど、次の日もBチームって発表されて。正直、1日目の夜にBと発表された時は分かるなってちょっと思ったんですけど、2日目は全力でやっていたつもりだったのになんでだろうと考えて。練習態度とかを見直して3日目を全力で踊ったら、4日目はAに上がれて。
――有名になりたいって言ってましたが、なんでそこまで有名になりたいんですか?
コンニチハクリニック:浅はかな考えなんですけど、ちやほやされたいんです(笑)!
――それが根本(笑)?
コンニチハクリニック:はい(笑)! 今はすごい仲良いんですけど、合宿中はコチャとの間で空気がピリッとしていて。私は楽しくやりたかったんですけど、それがちょっと不真面目って捉えられちゃって。3日目で和解して。もっといいパフォーマンスができたよね?
コチャキンTV:はい(笑)。ラストチャンスを賭けた合宿ってなったら、みんなピリつくじゃないですか? それは悪いピリつきじゃないと思っていたんですね。そしたら、コンニチハクリニックって名前にちなんで、会った人に「こんにちは」を言いますって(笑)。
コンニチハクリニック:最初にそういう自己紹介をしちゃったんですよ(笑)。
コチャキンTV:で、すれ違う度に「こんにちは」って言われて(笑)。
一同:(笑)
コチャキンTV:ここは友だちになるためにあるわけじゃないのにとか思っちゃって、不満がつのったんですけど、ちゃんと話してみたら思っていた人と違って、いろいろなところまで考えている人だって知れて。合宿の時は空気読めない人と思っていたんですけど、今はグループの中でも一番気を遣えてる人ぐらい、周りのことも自分のことも考えている人って分かったので、たぶん仲良くできます(笑)。
――続いて、カス・テラさんはいかがでしょう?
スズカス・テラ:3日目にCチーム全員で揉めた時が一番印象的ですね。日に日に自分がチームクラッシャーだと思って、どんどんネガティブになっていって。チーム内の雰囲気が最悪というか、みんなピリピリして、全員怖くて本当に帰ろうと思ってたんですよ。人が怖すぎて、本当に帰って引きこもろうと思ってました(笑)。人間無理かも、生活無理かもって。あの時は本当に怖かったです。帰ったらアイドル諦めなきゃと思って、ずっと迷ってました。
――火に投げた中学時代の写真は?
スズカス・テラ:引きこもりだったから、友だちもいないし、人生楽しくなかったんですけど、中1の頃は楽しくて。それを思い出してあの時はよかったみたいな気持ちがずっとあったんです。前に進むために、キャンプファイヤーでその写真を投げました。
――よく人前に出る職業に挑戦しようと思いましたね。
スズカス・テラ:アイドルが大好きで。WACKのアイドルさんとかも1週間のオーディションで変わっていくじゃないですか。それがかっこよくて憧れだったので受けました。
――合宿を通して、自分変わった実感はありますか?
スズカス・テラ:3日目にマラソンの中間でパンを食べたんですよ。吐く寸前だったんですけど、無理やり突っ込んで。いつもだったら諦めてるかもと思って。その時ちょっと変わったかもって思いました。でも、笹川さんとかはパン食べる動画を観て大爆笑してます(笑)。
笹川:彼女は3日目に同じチームになった子から、「あなたはストーリー作り上手だよね」「できない人間はできない人間なりの見せ方を知ってていいよね」って言われて泣いちゃって。それでこのオーディションに落ちたらまた引きこもろうとしてたんです。
――たしかにその言葉は食らいますね。マナツサマーさんはどうですか?
マナツサマー:印象に残っているって言っていいのか分からないんですけど、4日間誰とも仲良くなれなくて。なかなか上手く馴染めなかったというか、どこまで入り込んでいいのか分からなくて。一言も話してない子とかも結構いたんですけど、受かったのが、16人の中で少しずつですけど接点があった6人だったので、合格発表されて輪になってメンバーの顔を見て安心したというか、よかったなと思えたことが印象的です。というのと、私はコチャが踊っているところを見て、歌って踊ることを楽しむってことを教えてもらいました。生活している中でもずっとニコニコしているんですけど、歌って踊っている時のコチャは今の笑っている顔とはちょっと違うというか。
――キャンプファイヤーで投げ入れた写真は、トイレにこもっていた時の写真でした。マナツサマーさんにとっての過去はどういったもの?
マナツサマー:結構トラウマで。人と関わるのが苦手で、中高とどっちも逃げちゃったので、合宿は逃げないように、逃げる選択肢を捨てようと思っていました。
――合宿を通して変わった感触はありますか?
マナツサマー:2~3日目あたりから、人と一緒に何かを作ることがめっちゃ楽しいって思えたし、どこまで入り込んでいいのか分からないって言ったけど、別に気にしなくていいんだなと思えたというか。少しずつ自分の心境とかも変わってきていい方向に変われたのでよかったです。
――続いて、ユニセックスさんはどうしょう?
ユニセックス:3つぐらいあるんですけど、1つは特技対決で。私がソーラン節を踊って空気がめちゃくちゃ地獄になったんですよ。私は4人で戦ったんですけど、なんでもできるプラムサワーがすごくおもしろくて、悔しくて私泣いちゃったんですよ。その後のボール取りも4人対戦で、私が最初にボールを取ってたんですけど、笹川さんとかスタッフさんの人がケラケラ笑って、1分延長って言って3~4分まで延びたんです。
スズカス・テラ:4人対戦だったので、試合時間が4分あって、4分間ボール取り合って(笑)。
ユニセックス:ご飯食べる時も手がプルプル震えながらご飯食べていたぐらい傷だらけで。結果的には自分を出せた場面だったので印象深いんですけど、4分間の恨みがあります(笑)。2つ目が最終日のマラソンの中間地点で、ねるねるねるねの粉を全部飲んで走って、いつも1位だったプラムサワーと200mくらい猛ダッシュで戦って1番でゴールしたんですけど、動画では全カットで(笑)。しかも、プラムサワーがスパイだったので忖度されたのかなっていうのが印象に残ってます(笑)。
ユニセックス:最後の1つは、スズカス・テラが人と関わってこなかったとか引きこもってきたとか言うんですけど、ノリがよくて、こっちが振ったことに対して絶対ちゃんとやってくれるんですよ。4日目、私AからCに落ちちゃって落ち込んでたりした時に笑わせてくれて。お風呂上がりにタオルを頭に巻いてくるんですけど、それがうんこみたいでいじってたら、それを部屋にやって帰ってきてくれたんですよ(笑)。それに救われて。だから、一緒にできてよかったです。
合宿に紛れ込んでいたスパイの正体
――今話に出たみたいに、スパイが紛れ込んでいたのはいつ知ったんですか?
マナツサマー:合格して、ダンス練習の1日目に「振付師さんです」って言われて出てきたのがプラムサワーだったんです。
コチャキンTV:もう意味が分からなくてパニックでした(笑)。
コンニチハクリニック:1番はじめ、落ちちゃったけどダンスが上手いから先生として採用されたのかなと思っていたんですけど、どうやら違うぞってなってびっくりしましたね。私は同じチームに1回もならなかったんですけど、スタッフさんにスパイとしていろいろ報告されていたので、一緒にならなくてよかったという安心はありました(笑)。
ランルウ:私も合宿中、1回しか話していなくて。最近はダンスの先生として関わってくれてますけど、合宿を過ごしてきたメンバーの一人として一緒に作り上げている感があるんですよ。振り入れをしてもらうんですけど、それがめっちゃいいですね。同じ立場に1回立った人間とできるのは、すごくうれしいです。
コチャキンTV:私は合宿中、2回もプラムサワーと同じチームになっていて。特に1日目の夜にチームが発表されて、部屋で一緒に歌詞を考えたんですけど、どうしてアイドルになりたいか机を囲んで話した時に、プラムは「今までチャンスは何回もあったけどそれを逃し続けて年齢的にも最後だから絶対受かりたい」って真面目に言っていて。美人だし、ダンスも上手だから納得しちゃって。すごいアイドルになりたいんだなって最終日まで思っていたので、ネタバラシされた時は全然受け入れられなくて。受け入れられたのは最近なんですよ。しかも、1日目終わって夜の時に「プラムちゃんダンス上手だね! 自信持って」とか超上から目線で言ったのが恥ずかしいです(笑)。今でも会う度にちょっと恥ずかしい。
――一緒に合格したティム・クルーズが7月31日付で辞退を発表しました。そのことに関しては、どう感じていますか?
コチャキンTV:正直もったいないなとは思うんですけど、ティムも悩んでの結論だったと思うので私たちはそれを受け入れるしかないと思っていて。ここまで一緒にやった2ヶ月ぐらいは大事なものとしてとっておいて、これからは別の道で頑張ろうって思います。
ランルウ:正直7人で頑張るぞって気持ちがあったので悲しいです。でも、彼女の道もあるのでこれからは6人で頑張っていこうと思います。
コンニチハクリニック:たぶん、私が一番仲良くて。悩んでいたのも知っていたので、本当は一緒に7人でデビューしたいなって思っていたんですけど、彼女が決めたのでこれ以上誰も欠けずに6人でいけたらいいなと思います。
型にはまらないアイドルになりたい
――ここからデビューしていくわけですけど、LiVSをどんなグループにしていきたいか聞かせてもらえますか。
ユニセックス:自分がアイドルを目指すきっかけになったグループがいるんですけど、私も誰かの目指す存在になりたい。逆に何かを諦めたりとかする時も勇気がいるじゃないですか? そういう時に寄り添えたり、ライヴとか曲だったり、どんな形でもその人の人生に影響を与えられるようなグループになりたいです。
コチャキンTV:今ってアイドルグループがたくさんいるじゃないですか? 自分はめちゃアイドル好きでいろいろ見ているんですけど、パッと見では個性があまり分からないようなグループが最近多いなって思っていて。このメンバーは、いい意味でアイドルっぽくないというか、変わった子が多いので、アイドルだけどアイドルらしくないアイドルというか。あまり型にはまらないアイドルになれたらいいなと思います。
スズカス・テラ:もともと自分の人生がつまらなくて。アイドルだけが好きでアイドルに元気をもらっていた存在だったのでそういうアイドルになりたいですし、ライヴで観てくれる人の感情を揺さぶって、めちゃくちゃかっこいいなと思ってもらえるアイドルになりたいです。
マナツサマー:ユニが言っていたように私たちを観た人に寄り添えるグループにしたいし、自分たちも楽しくいたい。楽しくなっている自分たちを見て、楽しいと思ってもらえるグループにしていきたいなと思います。
コンニチハクリニック:私はシンプルに有名になりたいです。武道館とか東京ドームとか海外とか、いけるところまで有名になりたいです。
――その根本にある想いは……。
コンニチハクリニック:ちやほやされたいです(笑)。
――最後ランルウさん。
ランルウ:コチャみたいに泣き虫だったけどめちゃくちゃ芯がある人がいて。名前からも分かると思うんですけどユニセックスは下ネタだったり(笑)、マナツサマーはドンキホーテにいそうって書かれていたけど関わったら最高の人間だったり、スズカスは引きこもってたのにこんなに人間らしい生活できていていいなと思って。コンニチハクリニックはちやほやされたい。そんな変な人がいっぱいいると思うんですけど。
コンニチハクリニック:ランルウも、お風呂入らないで収録に来たりするよね(笑)。
ランルウ:それは内緒でお願いします(笑)。そういう人たちがいっぱいいるグループで、人間最高と思ってもらえるようなグループにしたいです!
■ライヴ情報
デビューライヴ〈OGYAH-OGYAH〉
2023年8月13日(日)@中野heavy sick zero
時間:OPEN 17:00/START 17:30
チケット販売サイトはこちら
https://t.livepocket.jp/e/livs-1stlive
・LiVS Twitter
https://twitter.com/LiVS_idol
・コンニチハクリニックTwitter
https://twitter.com/HELLO_LiVS
・マナツサマーTwitter
https://twitter.com/MANATSU_LiVS
・ランルウTwitter
https://twitter.com/RUNRUU_LiVS
・スズカス・テラTwitter
https://twitter.com/SUZU_LiVS
・コチャキンTV Twitter
https://twitter.com/KOCHA_LiVS
・ユニセックスTwitter
https://twitter.com/UNi_LiVS