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【LIVE REPORT】GANG PARADE、“浮かれんちゅ”になって最高の熱狂を生んだツアー沖縄公演

StoryWriter

GANG PARADEが2023年10月29日(日)、全国11都市12公演を巡るツアー〈TRICK OR SMILE TOUR〉の追加公演を沖縄・ミュージックタウン音市場で開催した。同公演のレポートを掲載する。

ギャンパレ・メンバー13人は前日、FC限定ファンクラブツアー「GANG PARADE presents 応援團員と行く!ちむどん修学旅行 in OKINAWA」を開催。遊び人(※GANG PARADEファンの総称)たちと一緒に首里城の観光や、ビーチでの2ショット撮影、クルージングでの食事などを楽しんだ。そこから一夜明けて臨んだ追加公演。前日の明るい雰囲気が反映されたフレンドリーで熱いライブとなった。

開演時刻の17時30分になり、お馴染みのエレクトロ調のSEが流れると、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイカ、ココ・パーティン・ココ、テラシマユウカ、ユイ・ガ・ドクソン、月ノウサギ、キラ・メイ、チャンベイビー、キャ・ノン、ナルハワールド、アイナスター、カ能セイ、13人がステージに登場。「はじめまして! 私たち、エンジョイプレイ、みんなの遊び場GANG PARADEです! よろしくお願いします!」と挨拶すると、前身グループ・プラニメ〜POPから歌い継がれる代表曲「Plastic 2 Mercy」でライブがスタート。遊び人たちの大歓声に加え、コールでは沖縄らしい合いの手が入るなど、のっけから大盛り上がりをみせた。初期シングル「QUEEN OF POP」で会場の熱をさらに上げると、「イーヤーサーサー♪」と合いの手の入る楽曲「夏のバカヤロー」で沖縄らしさを演出した。

1人ずつ簡潔に自己紹介をすると、〈TRICK OR SMILE TOUR〉案内人のチャンベイビーが「めんそーれ!」と挨拶し、「今夜はとびきり“浮かれんちゅ”で、ちょっとだけクレイジーな遊び場にみんなお連れします。にふぇーでーびる。もう元の世界には引き返せないくらいのふーふーぷるぷるチャンプル祭りのめんそーれー!」と語り、「『ソムニウム』さー!」とタイトルコール、テラシマユウカ作詞による“Kawaii Future Bass”曲「ソムニウム」、メジャー3rdシングル曲「シグナル」、ミュージカル調の「SUPER PARTY PEOPLE」を披露した。

ナルハが、「みんなの笑顔をもっともらってもいいですか? 笑顔になってくれないとイタズラしちゃうぞー!」と語ると、本ツアーではお馴染みになったゾンビコントへ。ドクソンがゾンビになり、他のメンバーもゾンビになっていってしまうという内容は一緒だが、ミキとユユがエイサー衣装でゾンビに立ち向かうなど、沖縄仕様にチューンナップされているのにニヤリとさせられる。恒例のパンスト対決では、ユアvsココによる大一番。結果、ユアが圧勝し、ゾンビたちは人間に戻ることに成功した。

「13人揃ったところで、ここからはみんなでハロウィンパーティだ!」とナルハが語ると、最新EP『The Night Park E.P.』よりハロウィン曲「†ENDLESS NIGHTMARE STORY†」、13人のメンバー各々がそれぞれ作詞・作曲に携わり自作のパートを歌唱する形で制作されたドープなラップ曲「Gangsta Vibes」、エレクトロな「GANG PARADE」をパフォーマンス。ナルハが「まだまだ一緒に沖縄で笑いたいです! もっともっと大笑いしましょう!」と投げかけ、「lol」、「BRIGHT FUTURE,YOUR SMILE」、「らびゅ」をパフォーマンスした。

月ノがMCで「沖縄、やっと来れたー! 私個人としては約5年ぶり、ギャンパレとしても沖縄でライブが4年ぶりとなります。お久しぶりです!」と語り、大きな拍手が起こった。セイとベビ、ナスも沖縄初ライブであることを語り、「沖縄で待ってくれている遊び人がいることも知っていましたし、みんなを連れてこれたのは嬉しいけど、来てくれるみんながいないとできないことなので、本当にありがとうございます。ライブは終盤ですけど、届けたい気持ちも想いも最後まで伝えつづけます」と感謝を伝え、ユメノユア・ヤママチミキ作詞曲「INVOKE」、KOTONOHOUSE作のチルなダンスチューン「Träumerei」、「続きはもっと 大勢で見ていきたいな」と歌う「CAN’T STOP」を披露し、ハッピーバイブスな中、本編は幕を閉じた。

遊び人たちによる沖縄仕様のアンコール「めんそーれコール」に応えて、再びステージに登場した13人。ココの「まだまだ夏は終わってないよ!」という叫びとともに、初期の夏楽曲「これはきっとaventure」で遊び人たちとともにタオル回しをして大盛り上がり。

MCではキラ・メイが想いを述べた。

「みんな浮かれてますか〜? 浮かれんちゅになってますか? 私たちも最高に浮かれんちゅになってます! 私、昨日初めて、首里城に行ったんですよ。クルーズディナーをしたり、修学旅行より多い人数で沖縄を回って。私、修学旅行にいい思い出がなかったから、こんなにたくさんの遊び人といろんなところに行って想い出ができて、人生で一番最高な想い出ができました。もしまた修学旅行ができることがあったら、昨日よりもたくさんのみんなと想い出作れたらと思うんですけど、浮かれんちゅになってくれますか? ツアー中に会いにきてくれた人も、こうして沖縄まで足を運んでくれるみんながいるから、こんな素敵な追加公演をできることができました。本当にありがとうございます。みんなに幸せを返していきたいし、世界中に自慢できるようなグループでいます。これからも私たちとずっとずっと遊んでくれますか? 遊び人のことが大大大好きです。今日はありがとうございました」

そして、「世界に傷跡をつけたいんだよ」という歌詞とドロップ部分でのハードな動きが組み合わさった最新楽曲「涙は風に想いは歌に」、初期シングル「Happy Lucky Kirakira Lucky」で盛り上がりをさらに加速させ、会場の温度が最高潮の中、「ハッピーハロウィン!」と全員で叫び、〈TRICK OR SMILE TOUR〉は全行程を終えた。

この先、GANG PARADEは、2024年1月28日、東京・日比谷野外音楽堂で〈天晴れ!真冬の大ギャンパレ音楽祭 in 日比谷野音〉を開催する。13人体制で立つ日比谷野音。どのようなライブになるのか期待が高まる。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太

〈TRICK OR SMILE TOUR〉
2023年10月25日(水)@東京・Zepp Haneda
セットリスト
1. Plastic 2 Mercy
2. QUEEN OF POP
3. 夏のバカヤロー
4. ソムニウム
5. シグナル
6. SUPER PARTY PEOPLE
7. †ENDLESS NIGHTMARE STORY†
8. Gangsta Vibes
9. GANG PARADE
10. lol
11. BRIGHT FUTURE,YOUR SMILE
12. らびゅ
13. INVOKE
14. Träumerei
15. CAN’T STOP
ENCORE
EN1. これはきっとaventure
EN2. 涙は風に想いは歌に
EN3. Happy Lucky Kirakira Lucky


◼︎ライブ情報

天晴れ!真冬の大ギャンパレ音楽祭 in 日比谷野音
2024年1月28日(日)@日比谷野外音楽堂
open/start 16:00/17:00 ※全席指定
[問] KM MUSIC 045-201-9999
チケット料金:
『通常チケット』 指定席 ¥5,500(税込)
※当公演は全て電子チケットとなります。
※未就学児童入場不可

GANG PARADE オフィシャルサイト:https://www.gangparade.com/

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