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【LIVE REPORT】ExWHYZ、5ヶ月半に渡るツアーを渋谷のオールナイトパーティで完遂

StoryWriter

ExWHYZが12月13日(水)、『ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’ part.3 [Final Series YEAREND PARTY]』の最終公演を東京・WOMB LIVEでオールナイト開催した。

今年7月より約5ヶ月にわたり、コンセプトの違う3パートに分けて開催してきた『eLATION』ツアー。7月から9月までは全国19都市のライブハウスで『part.1:Live House Series』を、10月には東名阪のZeppにてExWHYZのサウンドプロデュースを手がけるSeiho、大沢伸一、yahyelを迎え『part.2:with Special Guest Series』が行われた。

そして、同ツアーの締めくくりとして、全国3箇所のクラブにて『part.3:Final Series YEAREND PARTY』が開催。11月25日(土) の福岡公演、12月9日(土) の大阪公演では、ExWHYZのライブに加え、メンバーのmikinaによるDJパフォーマンスも披露。

実に5カ月におよんだ『eLATION』ツアーのファイナル公演が東京・WOMB LIVEでオールナイトの公演として行われた。チケットは平日オールナイト公演ながら即完となった同公演はExWHYZのサウンドプロデュースを手がける80KIDZ、Shin Sakiuraがゲストとして登場し、“YEAREND PARTY=忘年会”のような夜となった。

深夜1時30分開場の渋谷WOMBには、大勢のマスター(ExWHYZファンの呼称)たちが集っていた。WOMBは渋谷のクラブ街にあり、深夜にクラブ前に人だかりができているのは珍しくはない。しかし、平日の深夜帯に、このエリアでガールズグループのツアーファイナルが行われることはなかなかないことだろう。ちなみに、この会場でExWHYZは今年3月4日にアルバム『xYZ [hYPER EDITION]』のリリースパーティも行なっており、グループにとって初のクラブイベントとなった。今回、さらにクラブイベントらしい時間帯にツアーファイナルを行うあたり、ExWHYZがダンスミュージックやクラブカルチャーに重きを置いていることが伝わってくる。

深夜2時20分。最初に登場したShin Sakiuraは、ギター、ベース、MIDIパッド、自らによる歌唱など楽曲によってスタイルを変え、グルーヴィーなダンスミュージックを披露。マスターたちの盛り上がりに、「自分のライブでもこんな盛り上がり方しないからうれしい」と笑顔を見せ、TENDREとの楽曲「WAVE」を歌唱するなど、1人でさまざまな楽器を演奏しフロアを盛り上げた。

続いて登場した、80KIDZ。時刻は深夜3時を越えているが、攻撃的なダンスチューンを縦横無尽に繰り広げる。声を出して踊り狂うマスターたちに、ギターを持った2人が「イントロでわかったらすごいと思うよ」と語ると、ExWHYZの楽曲「Obsession」をセルフカバー。フロアは爆発的な盛り上がりを見せ、2人は最高潮の熱の中、ステージを後にした。

3時44分。Seihoが手がけた新SEがかかりExWHYZの5人が登場すると、「ANSWER」のリミックスverからライブがスタートした。エモーショナルに再構築されたサウンドの中、mayuが「渋谷、暴れる準備できてますよね?」とマスターに問うと、アッパーなテンションでマスターたちが大声援で応えた。先ほどの80KIDZからバトンを受ける形で「Obsession」をパフォーマンスすると、フロアは踊り狂って呼応した。息をつく暇もなく、深夜のクラブにぴったりなハードなアシッドテクノ調の未発表新曲「Unknown Sense」をパフォーマンスし、会場の熱気をさらに加速させた。

更にファンキーにリミックスされた「Secret Secret [Shin Sakiura REMIX]」、「D.Y.D [Miru Shinoda, Kento Yamada REMIX]」、mikinaが「いま何時くらいですか?」と問いかけ、「4:00 a.m [80KIDZ REMIX]」など立て続けに未発表REMIXでパフォーマンスを披露。

ステージ上のスクリーンでMV映像が流れる中で自己紹介ラップ 「6WHYZ」、BPM177のロック調のファスト・チューン「NOT SORRY」、メンバーとマ スターたちがジャンプするのが印象的な「Shall We」と続け、「渋谷の最高のみなさん、 今日一日の最高の声だしてください!」とmikinaが投げかけ、「STAY WITH Me」で会場の熱気は最高潮の中、メンバー5人はステージを後にした。

鳴り止まないアンコールに再登場した5人は、「今日はツアーをまわってきた集大成感がある」「みんなが共存しているのが、いいフロアだなと思うし自慢だなと思います」と振り返り、大沢伸一の名曲「Our Song」のカバーを披露。そして、この日1曲目に披露した「ANSWER」のオリジナルを内臓から揺れるほど低音の効いたトラックとともに歌い、「ありがとうございました!」とマスターたちに思い切りの感謝を伝えイレイションツアーは幕を閉じた。

また、ExWHYZ×Seihoによるスプリットツアー「ExWHYZ presents ‘SeihoWHYZ’」を来年3月に東名阪で開催される事が14日21時に発表された。同ツアーは、イレイションツアーPart..2でも屈指の盛り上がりを見せたSeihoを再びゲストに迎え、3月12日に名古屋CLUB QUATTRO、3月14日に東京Spotify O-EAST、3月23日に大阪 味園ユニバースにて開催。ExWHYZ公式ファンクラブ xYZでは15日21時よりチケットの最速販売がスタートする。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太


■12/13公演ExWHYZ SET LIST
ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’part.3 [Final Series: YEAREND PARTY]
2023.12.13(水)(25:30 open/26:00 start)

1. ANSWER [Seiho REMIX]
2. Obsession
3. Unknown Sense [未発表新曲]
4. Secret Secret [Shin Sakiura REMIX]
5. フラチナサマー
6. 虜
7. 4:00 a.m [80KIDZ REMIX]
8. D.Y.D [Miru Shinoda, Kento Yamada REMIX]
9. 6WHYZ
10. NOT SORRY
11. Shall We
12. STAY WITH Me
EC1. Our Song(大沢伸一カバー)
EC2. ANSWER

■Live Info

ExWHYZ presents ‘SeihoWHYZ’
出演:ExWHYZ / Seiho

2024年3月12日(火)@名古屋 CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00

2024年3月14日(木)@東京 Spotify O -EAST
OPEN 18:00 / START 19:00

2024年3月23日(土)@大阪 味園ユニバース
OPEN 17:00 / START 18:00

 

ExWHYZオフィシャルHP: https://www.exwhyz.jp/
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