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【ドキュメンタリーレポート】GANG PARADE“ひらかたパーク”再来! 更新した「遊び場」の化学反応

StoryWriter

GANG PARADEが2024年4月27日(土)、大阪の遊園地・ひらかたパークとのコラボイベント「ENJOY HIRAKATA PARADE Vol.2」を同会場にて開催した。

本イベントは、5月22日(水)にリリースされるメジャー5thシングル『パショギラ / 躍動 / ROCKを止めるな!!』のリリースを記念した、ひらかたパークとのコラボレーション企画。両者のコラボは昨年5月に初めて行われ、今回が2回目の開催となった。

園内ではミニライヴや特典会が行われたほか、ひらかたパーク内にあるショップで購入商品のメンバーによるお渡し会も実施。昨年の集客を超える1000人以上の遊び人(※GANG PARADEファンの総称)たちが足を運んだ現地の様子を掲載する。


「ENJOY HIRAKATA PARADE Vol.2」現地レポート

園内には、ジェットコースターや観覧車、お化け屋敷など数多くのアトラクションがある

約1年前のゴールデンウィーク。ギャンパレは“ひらかたパーク(通称:ひらパー)”とコラボし、大きな話題を呼んだ。

ひらパーは、継続して営業している遊園地では日本最古。ジェットコースターや観覧車など40のアトラクションから、屋内型の動物園、バラを中心に花や緑が植えられたフラワーコート、種類豊かなフードコートまで、さまざまな楽しみ方ができる遊園地だ。

今年も両者のコラボが開催されるということで、筆者は昨年のレポートに続き、今年もイベントに備え前日の夜に京都に前乗りして宿泊して当日を迎えることにした。

京都駅から近鉄京都線と京阪本線を乗り継いで約35分、最寄り駅の枚方公園駅からは歩いて5分くらいでひらパーに到着。前回来たのが1年前にも関わらず、克明に道順を覚えているから不思議だ。どこか懐かしく、のどかな雰囲気が、故郷に帰ったかのような気持ちにさせてくれる。

メンバー自ら特典ステッカーをプレゼント

朝10時。開園して園内に入り、まずはギャンパレメンバーのアクティビティへ足を運ぶ。昨年と同じく、ひらパーの入園券1800円とは別にフリーパスを購入すると、メンバーが特典ステッカーをプレゼントしてくれる。すでに遊び人たちの長蛇の列ができており、時間になると、ユメノユア、ココ・パーティン・ココ、ナルハワールド、アイナスター、カ能セイの5人がステッカーを手渡しはじめた。ステッカーも去年の2倍の大きさへと進化。さりげなく嬉しいポイントだ。

左から、可能セイ、ココ・パーティン・ココ、ユメノユア

アクティビティ時は写真・動画撮影OKということで、遊び人たちはカメラを向けながらステッカーを受け取っていく。人数が多いので、話せる時間はほとんどないが、メンバーがフレンドリーかつ気さくにステッカーを手渡してくれる。ステッカーのお渡しを終えたメンバー5人は、園内のフードコートで思い思いのフードを購入したり、アトラクションに乗ったり、早速ひらパーを満喫。メンバーたちも2回目のひらパーということで、楽しみ方をわかっており、リラックスして園内を満喫している様子。

合間の時間にフードを購入して楽しむメンバーたち。写真はアイナスター

ナルハワールド

左から、アイナスター、ナルハワールド

たまたま遭遇したキャン・GP・マイカにポテトをあげるナルハ

左から、アイナスター、ナルハワールド、キャン・GP・マイカ、ヤママチミキ

ミキとマイカは空中ブランコに

笑顔の2人

アイナスターとナルハワールドも一緒に

ナルハと手を繋ぎ、アトラクションへ誘うミキ

ミキとナルハでジェットコースターへ

その間、マイカとアイナスターはチュロスを購入

11時からは、ノームショップで、ショップアクティビティが行われた。ノームショップは、ひらかたパークのオリジナルグッズ、お菓子、人気キャラクターグッズなどを販売している同園のメインショップ。11時〜11時45分まではユイ・ガ・ドクソンと月ノウサギが、11時45分〜12時30分まではテラシマユウカ、キラ・メイが、買い物をすると、その商品を手渡してくれた。ここでも、長蛇の列ができ大人気。ドクソンと月ノは、一緒に「はい、どーぞ」と声を合わせて商品を渡すなど独特のコンビネーションを見せた。遊び人たちは、カメラでメンバーの写真を撮ったり話をするなどして楽しんだ。

左から、ユイ・ガ・ドクソン、月ノウサギ

遊び人たちも撮影OK

左から、テラシマユウカ、キラ・メイ

キッチンカーゾーンにて

そして、去年と同じくメンバーたちのパネルも設置された。去年と違うのは、全員分のパネル展示が、世界的アニメーター・すしおによるイラストという点。そして、それ以外に13人の実写パネルが園内にバラバラに設置。遊び人たちはスタンプラリー方式で各メンバーのパネルを探す楽しみが用意されていた。パネル後ろには、メンバーの漢字式名前のスタンプが設置されており、専用用紙に押してスタンプを集めていくことができる。こうした新しい取り組みも嬉しい。

すしおイラストによるパネル

ユメノユアのパネル

パネルの裏には、メンバーの名前スタンプが

さまざまな場所にパネルが設置。こちらはキャン・GP・マイカ

13時からは野外ステージでライヴが行われた。雨がパラパラ振っていたが、入園券を持っていれば誰でも観ることができることもあり、子ども連れのファミリーや通りがかったカップルなども見守る中、ライヴがスタートした。

客席を練り歩くメンバーたち

野外ステージにお馴染みのオープニングSEが流れると、ステージ脇の客席左右からメンバーが二手に分かれて登場。客席の遊び人たちの間を練り歩くサプライズで遊び人を喜ばせた。ステージまで戻った13人のメンバーたちは「ENJOY OUR PARADE」でライブをスタート。「私たちエンジョイプレイ、みんなの遊び場GANG PARADEです。よろしくおねがいします!」と全員で挨拶をすると、ココが「雨にも負けず、遊びにいけますか? 最高の1日にしましょう!」と元気よく叫び、「Happy Lucky Kirakira Lucky」「シグナル」を披露。

左から、キャン・GP・マイカ、キャ・ノン

月ノウサギ

1人1人簡潔に自己紹介をすると、チャンベイビーが「枚方非公式キャラクターになりたい!」と挨拶をし、「今日はここを日本で一番楽しい遊び場にしちゃいたいと思います! エンジョイする準備できてますか?」と遊び人に投げかけた。そして、ベビの「エンジョイ」という呼びかけに、遊び人たちは「ひらパー!」とレスポンスを返し、「みなさん、楽しむぞ!」「おー!」と「躍動」へ。続く「SUPER PARTY PEOPLE」を披露し終えると、グループ分裂時代のPARADISES楽曲「青い春」が流れ、会場は意外な選曲にどよめきつつも聴き入った。

MCでは、月ノが「盛り上がってまっか?」と急な関西弁に。ひっかかった顔をするメンバーを横目に「おおきにー!」と続けると、メンバーたちからツッコミが入った。月ノは「関西やから関西弁でいかなと思って。関西に来るの久しぶりやん。だからうち、嬉しいねん。やから、大阪の思い出ある人おる?」と関西弁風に続けると、枚方が地元のテラシマユウカが、「大阪出身やから、お笑いに囲まれ育ったねんな。M-1も観てたから、M-1の名物審査員になりたいねん!」と急角度からレスポンス。すると漫才用のマイクスタンドがステージ中央前方に置かれ、審査員席も準備された。

漫才をするナルハとメイ、それを審査するユユ

どよめく客席が落ち着く間もなく、M-1の登場SEを口ずさみながら、ステージ後ろに置かれたセットの階段中央からナルハワールドとキラ・メイが登場。突如漫才がスタートした。自己紹介で「きんたまきらきらきらめいちゃんです」と名乗ったメイに対し、ナルハは「ちょっと! アイドルなんだから清楚に」とツッコんだ後、「どうも、アナルハワールドです」とボケを重ねて笑いを誘った。

アイドリングトークの後、バーテンダーに転職したいというメイの願望から、シチュエーションコント風漫才へ転換。バーの客役のナルハは、「アイドルとして信じられない、衣装を忘れた人がいて落ち込んでいる」と、過去のカ能セイの事件をいじった。また、いちごカクテルの中に隠し味としてユアの靴下が入っているというアクロバティックなボケをかましたり、トイレの壁に味噌がついていると思って触ったらうんこだったと語ると、月ノが「うんこ触ったのはうちや!」とツッコむなど、アイドルとひらパーというシチュエーションに寄せにいかないギャンパレ節を見せつけた。さらに、ココが日比谷野音ワンマンのネタとして仕込んだXの裏垢「ニノパテちゃん@ココ大好き」をいじるなど、毒舌漫才を完遂し、漫才を終えた。

すると、2人の漫才を見たユユが審査をはじめる。「構成としてよくできている」と褒めつつも、点数は「85」点。本家M-1でいえば、結構低めの点数だ。「ただ一個だけ許せないことがある」と語り、「アイドルから転職したい? 許せない! みんな本気でやっているちゅうねん! これから本気でアイドルやっていけるんか? うちらをもっと本気で推していけるんか? みんな本気出せるんか? ひらパーは好きか? パッションぎらついてんのか?」と、怒涛の勢いでKEYTALKプロデュースの最新曲「パショギラ」の曲導入へと繋げ、同楽曲を大阪初披露。ノリのいいダンスロックサウンドで会場は盛り上がりを見せた。

再びのMCでは、ユユが「私はここがすごく地元で、今日は実家から徒歩で来ました。枚方にようこそ。「ENJOY HIRAKATA PARADE Vol.2」ができたのはみなさんのおかげです。ありがとうございます。ひらパー楽しんでますか? 私たちも楽しんでます。ひらパーは枚方市民誇りの遊び場です。遊び人たちと一緒にこの空間を作れるのが本当にうれしい。このご縁がずっと続いていけばいいなと思います」とユユが想いを語ると、メンバーたちは「故郷に錦飾れてるよ!」と声をかけた。そして「ひらパーさんありがとう! 最後までよろしくおねがいします! ラスト2曲一緒に歌って踊ましょう!」とユユが宣言し、THE イナズマ戦隊プロデュースの最新アンセム「ROCKを止めるな!!」、グループ結成時からのアンセム「Plastic 2 Mercy」をパフォーマンスし、ライブは終了した。

ライヴ後にはすっかり雨もあがり、あたたかくゆったりとした気候に。そんなほのぼのとした特典会が行われ、まったりした時間が流れていった。17時のフードアクティビティの時間になっても遊び人の列が途切れることがなく、去年よりも明らかにファンの数が多くなっている様子が垣間見えた。

左から、キャ・ノン、ヤママチミキ

左から、キャン・GP・マイカ、チャンベイビー

特典会と並行して、17時からはフードアクティビティを実施。17時〜17時45分まではキャン・GP・マイカとチャンベイビー、17時45分〜18時30分まではヤママチミキとキャ・ノンが、ディッピンドッツ・アイスクリーム キッチンカーにて購入商品を渡してくれた。ここでも長蛇の列ができ、遊び人たちはメンバーから手渡されるアイスを大切そうに受け取っていった。

フードアクティビティの終了時間である18時半になるまで特典会の列は途切れることなく、最後までギャンパレメンバー、そして遊び人たちはひらパーを満喫し尽くした。こうしてギャンパレとひらかたパークによる2回目の「遊び場」は、昨年以上に充実したものとなった。すべてが終了したあと、ひらパーのスタッフたちとギャンパレメンバー全員で記念撮影。その光景もほのぼのしていてとても微笑ましいものだった。気は早いが、3回目のコラボも期待されるところ。2者の生み出す「遊び場」の可能性をさらに感じる2回目のコラボとなった。

取材&文:西澤裕郎

セットリスト
1. ENJOY OUR PARADE
2. Happy Lucky Kirakira Lucky
3. シグナル
4. 躍動
5. SUPER PARTY PEOPLE
6. 青い春
7. パショギラ
8. Sweet Dreams
9. Träumerei
10. ROCKを止めるな!!
11. Plastic 2 Mercy


■リリース情報

GANG PARADE『パショギラ / 躍動 / ROCKを止めるな!!』
配信中
https://GANGPARADE.lnk.to/5thsingle
CDリリース 2024年5月22日(水)発売
品番:初回生産限定盤WPZL-32114~5/通常盤WPCL-13548
価格:初回生産限定盤(CD+BD) \9,900(税込)/通常盤(CD Only) \1,100(税込)
【CD収録内容】
1. パショギラ
作詞・作曲:首藤義勝(KEYTALK Ba./Vo.)
2. 躍動
作詞:KOTONOHOUSE × GANG PARADE/作曲:KOTONOHOUSE
3. ROCKを止めるな!!
作詞:上中丈弥(THEイナズマ戦隊)/作曲:久保裕行(THEイナズマ戦隊)
【初回盤 Blu-ray Disc 収録内容】
●天晴れ!真冬の大ギャンパレ音楽祭 in 日比谷野音
1. WINTER SONG
2. Happy Lucky Kirakira Lucky
3. シグナル
4. 躍動
5. pretty pretty good
6. SUPER PARTY PEOPLE
7. 赤ちゃん
8. BREAKING THE ROAD
9. ブランニューパレード
10. Anything Goes!!!!
11. lol
12. Träumerei
13. Gangsta Vibes
14. FOUL
15. 涙は風に、思いは歌に
16. INVOKE
17. CAN’T STOP
18. ROCKを止めるな!!
19. Plastic 2 Mercy
●Document of 「天晴れ!真冬の大ギャンパレ音楽祭 in 日比谷野音」

■ライブ情報
GANG PARADE 全国TOUR『AVANTGARDE PARADE TOUR』
2024年6月1日(土)@北海道 PENNY LANE24
2024年6月8日(土)@愛知 THE BOTTOM LINE
2024年6月9日(日)@静岡 SOUND SHOWER ark 清水
2024年6月15日(土)@大阪 BANANA HALL
2024年6月16日(日)@滋賀 U STONE
2024年6月21日(金)@宮城 Rensa
2024年6月23日(日)@福岡 Drum Be-1
2024年6月30日(日)@神奈川 Bay Hall
2024年7月8日(月)@東京 LIQUID ROOM

チケット料金【通常チケット】スタンディング ¥4,800(税込)
※全て電子チケットとなります
※未就学児童入場不可
チケット一般発売 https://w.pia.jp/t/gangparade/

GANG PARADE オフィシャルサイト:https://www.gangparade.com/
KEYTALKオフィシャルサイト:https://keytalkweb.com/

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