TEXT BY:STDK
広大な自然の中で表現される音楽と芸術の祭典
音楽とアート、そして自然の中でのキャンプ体験を融合した都市型野外フェスティバル「Brightness Music & Art Festival」が2年ぶりに開催される。
都心よりアクセスしやすい会場での開催にこだわる彼らが今回選んだ会場は、川崎臨港地域にある「東扇島東公園」。空が近くビーチを目の前に構える広大で開放的な空間に広がる音楽とアートに包まれた非日常空間を存分に堪能できるだろう。
Brightnessは2013年の発足以来、独自の審美眼のもとDJやライブアクトなど国内外で活躍するアーティスト・DJのみならず、パーティー空間にビジュアルクリエイター、ライティングアーティスト、ライブアーティスト、パフォーマー、デコレーターたちをフィーチャーし続けてきた。それはひとえに、パーティーという音楽空間の中においても、顧客に音楽空間とマッチした総合芸術としての”アート”を体感し記憶に残るパーティーとして感動を与えたい想いからこその取り組みである。
今回も会場のエントランスからフロアはもちろん隅々に至るまでアート作品群が配置され、時間の経過とともに完成していく”LIVE ART”が堪能できるのも本フェスティバルの魅力である。今回発表された多様な芸術家達による幻想的な映像演出や会場装飾、パフォーマンスも展開され、訪れる人々の時間を特別なものに変えていくことだろう。
開放的な会場で多様な芸術表現を行う39組の2nd Line Upが発表
音楽と同様に圧倒的な存在感を放つアート、パフォーマンスがBrightness Music & Art Festivalの大きな特徴であり、気鋭のアーティストが大勢参加し同空間で同時に世界観を構築しているのは国内においても本フェスティバルが唯一だと言えるだろう。
まず注目は、会場を生きたキャンバスへと変える Live Art。表現方法もそれぞれで個性あふれるアーティストが集結し、イベントの時間経過とともにリアルタイムに目の前でしか出会えない作品を創り上げる。即興性と臨場感に満ちたLive Artに目を奪われることだろう。
これまで開催されたBrightness Music & Art Festivalの空間において作品を仕上げてきたアーティストたちが新たな会場でのライブ創作に挑む。繊細なアウトラインながらキャンバスという枠を超えて前衛的に空間を彩る「Kanako JP red」、サイケデリックかつ色鮮やかな作風で夜の空間で存在感を放つ「Kocha Wadda」、各表現者たちの熱に触れ、自らも深く潜り込むように楽しみながらキャンバスに向き合う「shinPo mai」、当日現場に存在する素材を使用し実験的でインプロヴィセーションな作品を仕上げる「STONE63」、アクリルペイントを軸に、ブラックライト効果や白黒を駆使したモノクロ作品も制作、空間のエネルギーを取り込みリアルタイムで描く「SIGHTRIP」、幾何学的かつ錯視的な作風をキャンバスに落とし込む「TERUYUKI KURIHARA」、前回は全長5メートルにも及ぶビニールキャンバスの上にスプレーグラフィティアートを完成させた「VIX」、誰もが認識するPOPな対象物を”サンプリング”しユーモラスかつクールなグラフィティ作品に仕上げる「YESCA」、本フェスティバルの会場となる川崎市の企画として街中のミューラルアートも手がける作家「YUSEI SAGAWA」が今年も出演。
さらに今回初参加となるのが、和の美徳を重んじながら現代日本の音楽・パーティーカルチャーを作品を通して表現する「SHIHO THE ROCK★」、目の前にある自然と人間との調和を表現することをインスピレーションとする「MONKEY MONK」、に加え、「Rana Saito」、「排水口太郎」、「とく」など新世代の創造性を作品に落とし込むアーティストの参加も楽しみである。
さらに、空間全体をアートで包み込む Space Design | Visual | Performance | Gallery作家たちによる演出。映像・インスタレーション・パフォーマンスなど多彩な表現で、幻想的かつ革新的な空間を演出、Brightnessならではの非日常体験へ誘ってくれる。
そしてこの度のBrightnessではアート作家が現場で制作した作品を後日購入することができるオークション、また参加アーティストたちの過去作品やグッズの当日販売も行われる予定とのことで、会場で体感したアーティストの作品を手に取る機会も創出される。
Brightness Music & Art Festivalの象徴とも言える巨大かつ天幕デコレーションを施す「Kanoya Project」、瓢箪や流木を使用したモニュメントの「yggpranks」、ミラーボールを使用したアートスポットを出現させる「LiQUiD」、自然素材と自作のランプによる光を組み合わせることで空間を際立たせる装飾を施す「1/16」、ロープアートやテキスタイルを組み合わせ神秘的な構造物を創り上げる「Hidden Layer」など見る者の目を奪うデコレーション作品。
また、夜の空間演出として欠かすことのできない「AGGUY」、「VJ fuk@kichi」、「ITOAOI」、「DOTTV」によるヴィジュアルアート。今回は会場のスペックを活かした壮大なマッピング演出を行うとのことで非常に当日が楽しみである。映像と共に夜の空間をダンスに没入できる空間として機能させるレーザーアーティスト「Sence Of Wonder」の演出も一度味わった者からの賞賛が相次いでいる。
さらにダンスフロアにおいて観衆のバイブスを巻き込みさらなる深みに導く「ΑΦΡΟΔΙΤΑ」、「SIVA」のパフォーマンスも見逃せない。
音楽への没入を促す演出だけでなく、「Hammock 2000」によるハンモックエリアの設置、空気や光を反映させながら漂う「Bubble Art Onchi」によるバブルアートの時間など、広大な空間をゆっくりと穏やかな時間の体験へと変えてくれるコンテンツが用意されているのもまた魅力的なポイントである。
クラブイベント・野外レイブにおいて宇宙的で幻想的なフロア空間の創出が話題を呼んでいる「axiom」、「TH CLUB」、布・ステンシルを使った品性漂う空間装飾を得意とする「Makoto Saito」、モビールアーティスト「しろぎさび」、今回初参加となるアーティストの演出についても楽しみに待ち侘びたいものだ。そして音響を支えるのは、世界最高峰の Sound System。L-ACOUSTICSとMartin Audioというトップブランドが導入され、アーティストの表現を極限まで引き出すサウンド体験ができるだろう。
都心で楽しめる唯一のキャンプインフェスティバル
Brightness Music & Art Festival 2025 では、音楽とアートの魅力を存分に味わえる2日間を、会場に宿泊しながら体験することができる。テレビやメディア、SNSを通して海外でも有名になった”川崎の工場夜景”と、視界の広い空に映るサンセット・サンライズが味わうことができる都心から程近い特別なロケーションで、キャンプを楽しめるのは本フェスならでは。音楽とアートに囲まれながら仲間や家族と自由にリラックスしながら、本フェスの醍醐味を心ゆくまで堪能して欲しい。
テントサイトでのゆったりとした時間、そして最高の音楽体験が、ここでしか味わえない特別な2日間を作り出してくれるだろう。
■イベント情報
Brightness Music & Art Festival 2025
2025年10月25日(土)〜26日(日)※オールナイト開催
会場:東扇島東公園(神奈川県川崎市川崎区東扇島58-1)
公式HP:https://brightness-music.com/
Instagram https://www.instagram.com/brightness_festival
Facebook https://www.facebook.com/brightness.tokyo
X https://x.com/brightnesstokyo
Line公式 https://line.me/R/ti/p/@860aedfd
Tickets:https://brightness.zaiko.io/e/brightfest25
「2nd LINE UP!」
“Many More Hip Hop & Electronic Live Acts Announced Soon!”
●Ground Area
– International Dj Act –
Linear System
– Live Act –
Doltz
– Dj Act –
DAIJIRO / EMIRI TSUKUI / 福富幸宏 / GS Projekt / Herbalistek / KEN ISHII / DJ KENSEI / Kojiro / MAYURI & Q’HEY / 7e / NOCO / OCCA / DJ QUIETSTORM / DJ SODEYAMA / SHELLY / TAICHI KAWAHIRA / YUKIMASA
●Seaside Area
– Dj Act –
B / BeBe / CHOKO / DANI SAVANT & DANA NADA / DRUNKEN KONG / ERIMIYA / Karinga & Da Yama / 空心才楽団 / MEME / NYAO / TENSEI / TOMO HACHIGA / TOMOTH / TREKKIE TRAX CREW / YU-I / Ree.K / RINN / RYOHEI
●Soccer Court Area
– Dj Act –
@raki / Allen Mock & comm / AYAKA & SWELY / CHIEKO HAKUTO / DO SHOCK BOOZE / EMILIO & RICKSHINMI / ER-404 feat.SHIHAL / HIBIKI / 化学繊維 & LiaRako / KOHEY / LAZZZY & KANKEEY / LØST / MIO / MUNEMASA / MUSCLE∞BROTHERS / savezearth / TEI TEI & DANDAN / P5YWHY & 鬼軍曹 from YOTAYOTA CREW / RYOOKY & PUSTER / YAMATO
●Live Art 👉NEW👈
排水口太郎 / Kanako JP red / Kocha Wadda / Monkey Monk / Rana Saito / SHIHO THE ROCK★ / shinPo mai / SIGHTRIP / STONE63 / TERUYUKI KURIHARA / とく / VIX / YESCA / YUSEI SAGAWA
●Space Design | Visual | Performance | Gallery 👉NEW👈
AGGUY / axiom / Bubble Art Onchi / DOTTV / fuk@kichi / Hammock 2000 / Hidden Layer / HOOAH ART EXPERIMENT / ITOAOI / 1/16 / Kanoya Project / LiQUiD / Makoto Saito / Michae“LUMI”Co. / MIYANO / Nekkopocco / SENCE OF WONDER / しろぎさび / 志場 SIVA / TH CLUB / yggpranks
●Sound System👉NEW👈
L-ACOUSTICS / Martin Audio
◼︎Brightness Music & Art Festivalについて
『It’s a Wonderful Holiday』をコンセプトに2013年から始動し、多種多様な芸術要素、音楽にロケーションにその他のアトラクション要素を組み合わせ、様々な会場で五感に訴えかける体験をオーガナイズして来ました。これまでに海浜公園、ルーフトップ、ジャズクラブ、プールサイド、都内主要イベントスペースなどで開催。オープンエアーの開放的な景色の中、普段とは違う特別な状況で体験する芸術や音楽を、昼、夕暮れ、夜という景観の移り変わりの中で表現し特別な瞬間を生み出し、人々の記憶に一生忘れられない休日を創造するという理念を念頭に回を重ねるごとに評価を高めてきました。現在では日本でも指折りのフェスティバルへと成長、若い層からファミリー層から海外からの層まで幅広いファンからの支持を集め人気を集めています。また、VENT、WOMBといった東京を代表するイベントスペースでの開催も不定期で主催し、世界を代表する数々の海外アーティストを日本に招致し好評を得ている。“新時代のフェスティバル”へ向け高みを目指すべく、海外での開催も視野に更なる発展を目指しMADE IN JAPANの音楽x芸術の総合祭「Brightness Music & Art Festival」として鋭意活動中。