
取材&文:西澤裕郎
写真:ryutaro saito
“Life is Very Short”をコンセプトに掲げる、4人組ガールズグループ・LiVSが2026年2月5日(木)、東京・代官山UNITにてワンマンライブ<LiVS 2.5>を開催した。
2025年8月に恵比寿リキッドルームにて2周年ワンマンライブを成功させたLiVS。そこから約半年を経て新たな挑戦として選んだ会場は、代官山UNIT。その様子をレポートする。

定刻の18時45分になり暗転すると、ステージ脇からメンバーたちの掛け声がもれ聞こえ、フロアは大きな声援に包まれた。SEに乗せて手拍子が響くなか、新衣装に身を包んだ4人がダンスをしながら登場。その表情には迷いがない。新たなステージへ踏み出す覚悟が滲んでいた。「Don’t Look Back」で幕開けすると、のっけから目撃者(※LiVSファンの総称)たちによる熱いコールが起こる。「Believe」「CONNECT」と疾走感あふれる3曲をノンストップでパフォーマンスし、序盤から会場の熱量を一気に引き上げた。
最初のMCでコンニチハクリニックは「私たちLiVSは、2周年のリキッドルームから今日の2.5に向けて、歴代の衣装を着てライブをしたり、全曲ライブのツアーをしたりして、過去を振り返ってきました。それは懐かしむためではなく、心機一転して、もう一度前に進もうと思うためでした」と語り、「今回の2.5という数字は、今日の日付(2月5日)だけじゃなく、私たちの道半ばな姿を、そしてガムシャラに進もうという、成長しようという姿を、今日ここにいるみんなの目に焼き付けてほしい。私たちはまさに今、バージョン3.0に向けて変わろうとしています。ここが新たなスタートライン」と宣言。力強い言葉に、会場からは大きな拍手が起こった。

ソウルフルなデビュー曲「EGO」、大森靖子作詞作曲の実験的な「私アイドルじゃないです」、「RとC」ではヘッドバンギングが沸き起こる。楽曲途中でコンニチハクリニックが客席に降り、目撃者の上で絶唱する場面も。ランルウの叫びから始まったトップシークレットマンしのだプロデュースのミクスチャー曲「僕の声、跳ね返る」、「JUST ONCE」を経て、コンニチハクリニックのアカペラから「業 TO HEAVEN」がスタート。楽曲の途中でメンバーがサイン入りカラーボールを客席に投げ入れると、会場の熱気はさらに高まった。4人の自信と気合い溢れる表情から、このライブにかける意気込みが伝わってくる。


ランルウ
MCでランルウが「めっちゃ楽しい」と笑顔を見せ、コンニチハクリニックも「今日の目撃者みんないいね」と応じる。ランルウが「伝えたいことがある」と一度はけると、再登場して2026年9月7日、渋谷CLUB QUATTROでの3周年ライブ決定を発表した。

スズカス・テラ
ランルウは「クアトロって私たちにとってめちゃくちゃ大きい壁なんですけど、もっともっと頑張っていきます。そして、クアトロでみんなと人間最高って言い合って、この先ももっと楽しい景色が見たいです」と語り、「最高の未来駆け抜けていこうぜ!」という声とともに「始まりの歌」へ。青春を感じるギターロック「He meets」、マルコの伸びのあるソロパートから始まる「あの日、ここから」、「Reverse」と続き、スズカスが「新曲持ってきました! 拳をあげて歌える曲なので一緒に歌ってください」と呼びかけて新曲「Knew it.」を初披露。目撃者たちも拳を突き上げ、新曲にもかかわらず会場が一体となった。「Preserved」を挟み、ピアノの伴奏の上でマルコが語り始めた。

ミニ・マルコ
「私には一緒に夢を追いかけてくれる仲間がいます。かっこいい仲間がいます。辛いことも、変わってしまったこともありました。これから先も変わることがあるかもしれない。でも、ここで叶えたい未来があって、譲れない思いがあるのは、これからもずっとずっと変わりません。私は私たちから何色にでもなれるって信じてる」
静かな会場に、マルコの言葉が染み渡る。そして「BACKLiGHT」を気持ちを込めて歌いきり、本編を終えた。
熱いアンコールに応えて、4人が走ってステージに再登場。再び新曲「Knew it.」を披露すると、コンニチハクリニックがマイクを握る。

コンニチハクリニック
「私たちLiVSは、デビューから今まで、そしてこの4人で過ごした約半年間、ほんとに楽しいことだけじゃなかったよね。ほんとにたくさんぶつかったし、悔しくて悲しくて、ほんとに立ち止まるかもって思った時もありました。この目撃者の中にも、もうLiVSが終わっちゃうんじゃないかって思った人もきっといたと思います。でも、今日ここに立てているのは、この3人がいてくれて、そして今日こうやって来てくれた目撃者のみんながいるからです」
次に披露する「ONE」が、「一緒にオーディションを受けた候補生から届いた手紙が元になって作られた曲」であることを説明し、「どうして報われないんだろうって、その悔しい思いはたくさんあるんですけど、でもここで過ごす毎日がほんとに楽しくて、ライブするのがほんとに楽しいから……」と語ったあと、重大発表があると切り出した。
「こんなに楽しい日々があるからこそ変わっていかないといけない私たち。LiVS新メンバーオーディション開催します!」
会場が大きな歓声とともにどよめく。コンニチハクリニックは、「だから、この4人と、そして新しい仲間とともに、私たちは足を止めずに上を目指していきます。これからもよろしくお願いします。全てをかけて叶えます」

「ONE」では<どうして報われないんだろう>という歌詞が響き、最後の「Colorful」では目撃者もその場でジャンプして大盛り上がった。落ちサビの歌詞をスズカスは感謝の言葉に変えて目撃者に向けて力一杯叫んだ。
マルコが改めて3周年ライブとオーディションについて触れ、「人間の醍醐味、変化と成長だと思うので、止まらずに成長し続けて、かっこいい姿をこれからも見せたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と語ると、4人同士、そして目撃者たちも隣の人と手を繋いで「人間最高!」と叫び、ライブは大団円を迎えた。

この日のライブは、LiVSが「2.5」という言葉に込めた、道半ばでありながらも確実に前へ進もうとする姿勢を、そのまま体現するものだった。新衣装、新曲、そして新たな発表。すべてが、彼女たちが次のステージへ進む準備ができていることを示すものとなっていた。9月7日の渋谷CLUB QUATTROで、LiVSはどんな景色を見せてくれるのだろうか。LiVSの新たな一歩が踏み出された。
セットリスト
1. Don’t Look Back
2. Believe
3. CONNECT
4. EGO
5. 私アイドルじゃないです
6. RとC
7. 僕の声、跳ね返る
8. JUST ONCE
9. アカペラスタート業 TO HEAVEN
10. 始まりの歌
11. He meets
12. あの日、ここから
13. Reverse
14. Knew it.
15. Preserved
16. BACKLiGHT
アンコール
17. Knew it.
18. ONE
19. Colorful
■ライブ情報

LiVS 3rd Anniversary Live(仮)
2026年9月7日(月)渋谷CLUB QUATTRO
※詳細は後日発表予定
■オーディション情報

LiVS NEW MEMBER AUDITION
応募期間:2026年2月5日〜2月28日23:59
応募方法:応募フォームより受付
※採用者のみ、登録された連絡先へ通知
【特設サイト/応募フォーム】
https://atelibe.com/audition/



