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【現地レポ】WACK合宿オーディション3日目①朝5時の人生ゲーム、パンがマラソン1位

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BiSBiSHGANG PARADEEMPiREのマネジメントを行うWACKが、2018年31218日にかけて開催している合宿型合同オーディション「WACK合同オーディション2018」。

今回の合宿オーディションには、書類審査と2次オーディションを通過した24名に加え、現役メンバーも(2日目から)参加。

BiSからは、ペリ・ウブパン・ルナリーフィ
BiSHからは、モモコグミカンパニー
GANG PARADEからは、キャン・マイカ
が参加している。

また、最終日の318日(日)には、大阪城音楽堂にて、入場無料のフリー・イベント「WACK EXHiBiTiON」が開催。合格者の発表に加え、BiSHBiSGANG PARADEEMPiREがライヴを行う予定となっている。

その様子は最終日までニコニコ生放送ですべて中継される。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv310349013


まだ世間が寝静まるなか、九州の離島にある旅館の一室にて、ひっそり合宿2日目の脱落者に対する救済措置が行われた。

敗者復活を果たすための条件は、「人生ゲームをして1番所持金をもっている」こと。このゲームに参加するかどうかは脱落者の意思に委ねられることとなった。

対象となったのは以下の4人。
・ワキカサユリカ
・タンタンコ
・フォースサマーウイカ
・シャ・キーラ

早朝5時。人生ゲームを行う部屋に訪れることを選んだのは4人中3人。タンタンコ以外のメンバーが参加を表明した。ダンスの練習のときとは違う重苦しい雰囲気のなか、黙々と人生ゲームのルーレットを回すワキカサユリカ、フォースサマーウイカ、シャ・キーラの3人。

ゲームを終えて金額を集計。

フォースサマーウイカが敗者復活を果たした。

■合宿3日目朝〜

朝6時30分。昨日に続き、早朝マラソンが行われた。昨日と同じく高低差ある3kmの道のりを1.5km地点で折り返して戻ってくるルート。ただし中継地点には、食べたり飲んだりしなければならない課題が待ち受けており、上位何名かはそれを完遂しないと走ることができない。この日はWACK代表の渡辺淳之介もマラソンに参加した。

先頭で折り返し地点についたのは、GANG PARADEのキャン・マイカだったが、メロンパンを手渡され食べるのに苦戦、結果15位でゴールをはたした。マラソンにもゲーム性があり、必ずしも足が速いものが1位になるとは限らない。

今回、何かを食べたり飲んだ上位4名は、

1位 キャン・マイカメロンパン
2位 チョウショージメグミクラッカー
3位 みみらんどコーラ
4位 パン・ルナリーフィセンブリ茶

そして、マラソンの結果は以下となった。

1位 パン・ルナリーフィ
2位 アユナ・C
3位 バグ・ミィ
4位 モモコグミカンパニー
5位 ヒラノノゾム
6位 ユミノユア
7位 ペリ・ウブ
8位 ミチハヤシリオ
9位 リソリソ
10位 セントチヒロ・テッテ
11位 フォースサマーウイカ
12位 モモコグミinc
13位 ヤヤ・エイトプリンス
14位 マイナ・ジ・エンド
15位 キャン・マイカ
16位 チョウショージメグミ
17位 ナガヤマユキコ
18位 ガン・ギマリーフィ
19位 ヨコヤマヒナ
20位 ガミヤサキ
21位 オレンジコパンパイア
22位 みみらんど

折り返し地点に4位で到着し、センブリ茶を飲みながらも、パン・ルナリーフィが見事1位を獲得することとなった。

その後、朝食(デスソース入り)を22人で食べ、18名の候補生と4人のWACKメンバーはダンス練習のためスポーツセンターへ。

脱落組の3人は港へ向かい、離島を後にすることとなった。

以下に、ワキカサユリカ、タンタンコ、シャ・キーラのインタヴューコメントを掲載する。

ワキカサユリカ

はじめから、渡辺(淳之介)さんに言われていたんですけど、私は自信がなくて。カメラを回されても「私、できないからやって」って他の人に振ったり、自信がないことをカメラの前でも見せてしまった。それは後悔しています。体は動こうとしても自信がないから気持ちは無理になっちゃって。マラソンは自信があったんですけど、(中継地点で)クラッカーにあたっちゃって、悔しかった。もう一回挑戦したかった。他の人とはあまりしゃべれなかったんですけど、「リュックが開いているよ」ってアユナ・Cから何回も言われて、そこから話すようになって仲良くなりました。ずっと一緒にがんばろうって言っていたので悲しいです。合宿を通して学んだことは集団行動での動き方。同じ夢をもって一つの目標に向かう状況が初めてで、チームでやることの大切さを学びました。ダンスの練習も、みんなでこうしたらいいんじゃないって考えながらやれて楽しかったです。ダンスで1位を取れたときは自信になりました。もし次のオーディションがあったとしても、今のままの自分じゃダメだと思うので、自分が変われたと思えたら受けたいと思います。

シャ・キーラ

悔しいです。1日目の面談でけっこうきつく言っていただいて、2日目は自分なりにマラソンも上位とったり、踊り方歌い方も全部変えて変わったつもりだったんですけど、自分の中で「つもり」で終わっちゃっていた。今回こういう結果で、早い時点で気付けて、変わるきっかけをもらえたのはありがたいことだと思っています。渡辺さんはサイコパスって言われているんですけど、私は渡辺さんの生き方が好きだし、渡辺さんの作っているグループが好きで、自分が助けられている。こう言うと薄っぺらいかもしれないんですけど、自分もそういう立場に立ちたいし、自分が憧れている人がいるところでやりたいと思って応募しました。この合宿で学んだことは、「自分を最大限に発揮すること」「やりたいことはなにがあっても、なにを言われようと曲げずに突き通すこと」。そして、感謝の気持ちを忘れないこと。たしかにきついし、つらかったけど、こういう場所を用意してもらえることがありがたいことってことに気づいたし、どれだけ自分が頑張れるかでこの先の人生も変わってくるから。もし合宿オーディションがもう1回あったら来ます。さっき渡辺さんに宣言したんです。私、スケジュール帳の後ろに言われたこととか自分のためになることとか全部メモしているんですけど、一個一個実行して、自分でも考えて、変わりましたよって言って、またここに会いにきます。

タンタンコ

いまの気持ちは、スッキリじゃないですけど、自分なりに新たな人生を切り開いていこうと思っています。脱落を言い渡されたとき、自分のなかでも何が至らなかったのか自覚していた部分はあったので涙はでなかったんです。敗者復活の人生ゲームに行くのも迷っていて。芸能界は生半可な気持ちじゃできないっていうのはわかっているので、たった6日間の合宿にすら耐えられないと感じてしまった時点で、人生ゲームをして勝ったとしても、次の日以降の結果も変わらないんじゃないかと思ったんです。普通だったら、そこでがんばるって言って一か八かで人生ゲームをするんですけど、自分の気持ち的に中途半端だったので、めちゃめちゃ悩んで人生ゲームに行かない選択をしました。渡辺さんってずばって言うじゃないですか? 初日に「いままで中途半端な人生しか送ってこなかったんだろう」って言われて納得しちゃった自分がいて。もっと殻をやぶってぶつかってこいよって言っていただいたんですけど、それを表すことができなかった。自分でもなんでか考えたんですけどわからずで。このオーディションがダメだったら普通に仕事をしようと思っていたので、これですっぱり芸能界のことは諦めがつきました。仕事にしてもなんにしても、それなりの覚悟が必要だと思うんです。これから中途半端って言われないような自分のできることをみつけて、地に足をつけて自立していきたいなと2日間を通して思いました。帰ったらもう1回やりたいって気持ちはでてくると思うんです。でも、そこで出てきた気持ちは今回の気持ちと同じだと思うので、そういう気持ちが出てこない、それを上回るものをみつけて、自分にやりがいを感じられるようなことをやって自立した大人の女性になりたいなと思います。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太


WACKオーディション合宿2018 ニコニコ生放送 URL
http://live.nicovideo.jp/watch/lv310349013

WACK EXHiBiTiON 詳細
2018318()大阪城音楽堂
入場料 : 無料
出演 : BiSHBiSGANG PARADEEMPiREWACKオーディション参加者

WACK OFFiCiAL HP
http://www.wack.jp/

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