【14/47】BiS、47都道府県ツアー鳥取編「BiSはもっともっと大きく強くなって最強になりたい」

4月15日の沖縄公演を皮切りにはじまった、BiSの47都道府県ライヴ・ツアー「I don’t know what will happen TOUR」。14箇所目となる鳥取公演が、2018年6月9日（土）、鳥取、米子 AZTiC laughsにて行われた。

6月2日の石川公演から採用された「Jリーグ方式」に則り、昼はBiS2nd、夜はBiS1stが、同会場、同セットリストでライヴを行った。

■BiS2ndライヴ「BiSも２つに分かれちゃったけど、お互い強く生き続けていきます」

13時30分からライヴを行ったのは、ペリ・ウブ、アヤ・エイトプリンス、キカ・フロント・フロンタール、YUiNA EMPiRE、ムロパナコ 、ミュークラブの６人からなる「BiS2nd」。

新生BiSのアンセム曲「gives」で幕を開け、４曲を披露。「鳥取のみなさんこんにちは。BiS鳥取初上陸ということで楽しみにしてきました！」とアヤが挨拶をし自己紹介のコーナーへ。キカは鳥取名物・打吹公園だんごのペイントで登場した。

中盤一気に楽曲を披露し、MCを行なったのはムロパナコ。

ムロパナコ「私は鳥取県に来たのは２回目で、１回目は確か４、５年前くらいに、鳥取県の博物館でオオサンショウウオという生き物を見た時です。オオサンショウウオは体が２つに裂けても生き続けると言われています。BiSも２つに分かれちゃったけど、これからお互いに強く生き続けていきます。よろしくおねがいします」

シングル曲を中心にさらなる盛り上がりを見せ、アンコールに登場した６人。

キカ・フロント・フロンタール「私たちBiS2ndは、まだ始まったばかりです。ですが、私たちは本当に格好いいです。私はこのBiS2ndが誇りです。このツアーで全国を回って、さらにもっともっとBiS2ndは格好よくなっていきます。格好よくなったBiS2ndで、また絶対ここ鳥取に大きくなって戻ってきます。また会いましょう」

キカが語り、BiSはじまりの曲「BiSBiS」、7月4日発売の新曲「Don’t miss it!!」、客席も一体となってスクワットをする楽曲「パプリカ」を披露し、BiS2ndのライヴは幕を閉じた。

■BiS1stライヴ「BiS全体が大きく強くなるためのもの」

19時30分からは、パン・ルナリーフィ、ゴ・ジーラ、ネル・ネール、トリアエズ・ハナの４人からなる「BiS1st」が初ライヴを行った。

BiS2ndと同じく４曲を歌い、自己紹介をしたあと、ネル・ネールが「突然ですがみなさん、最近はいかがお過ごしですか？　やはり人生、楽しいことばかりではなくて、ときにはつらいことや苦しいこと、たくさんあると思います。でも今日は、束の間、そういうことはわすれ精一杯一緒に楽しみましょう。日々を懸命に生きる人類へ捧げます」と曲振りをし、「Human after all」へ。

一気に中盤を駆け抜けると、パンがMCで新メンバーの紹介をおこなった。

パン・ルナリーフィ「BiS、初鳥取、お待たせしました！　たくさん初めてBiSを見るという人がいると思うので私なりにメンバーの紹介をしたいと思います。

まず、ネル・ネール。第一印象は美人で、大人っぽくて、綺麗で大人しそうな方だと思った人も多いと思います。ですが、突然叫び出す。今日も突然、しまじろうの歌を歌いだして…（突然ステージ上でネルが大声で歌い出す）こういう方なんですけど（笑）、第一印象と違う、とてもおもしろい方です。彼女はとても努力家で、歌とか踊りが苦手と言っていたんですけど、毎回１つ１つ細かいアドバイスを練習でしてもすぐに覚えて、次の練習までには必ず直してくるんですよ。しかも、今まで練習とか生活の部分でも１回も弱音を吐かない、強い心の持ち主です。

トリアエズ・ハナ。一見、真面目正統派美少女で、大人しそうでしょ？　（実際は）しゃべりだすと、とにかくうるさくて（笑）。しまじろうも（ネルと）一緒にやっていました（笑）。あと、よく失くしものをするんですよ。今日も車で10時間くらいかけて鳥取に来たんですけど、急に「タオルがなくなった」とか言って。会場に着いた後で車に戻ったら失。くしたもの全部が１つに集まっていて。おっちょこちょいで天然な彼女です。ハナはとても歌がうまくて、合宿のときから群を抜いて表現力もすごく高くて、新メンバーとは思えないほどポテンシャルが高いです。

そしてゴ・ジーラは… （パンの言葉を遮ってゴ・ジーラが「大丈夫、大丈夫」と制する）こんな人です（笑）。

そんな４人体制でこれからBiS1stは活動していきます。よろしくおねがいします！」

全員の紹介をすると「後半戦、まだまだ盛り上がっていけますか。それではBiSの格好よさ、楽しさを目に焼き付けて、胸に刻んでいってください」と盛り上げ、後半の楽曲を駆け抜けた。

アンコールに登場しハナがMCを行なった。

トリアエズ・ハナ「私たち新メンバーが参加する、このツアー第２弾から、BiS1st、BiS2nd分かれての活動となりました。私は最初、新メンバーということもあって、2ndに負けないとか、他の新メンバーに負けないと思っていたんですけど、パンさん、ゴジさん、スタッフさんの話を聞いていて、これは身内同士での潰し合いとかではなく、BiS全体が大きく強くなるためのものなんだなと思いました。だからBiSはもっともっと大きくなって、もっともっと強くなって、最強になりたいです。そして、私の夢のワールドツアーをしたいです。これからもBiSの応援をよろしくおねがいします！」

そして、BiSはじまりの曲「BiSBiS」、新曲「Don’t miss it!!」、「パプリカ」で会場が１つになってスクワットをし、BiS1stのライヴは幕を閉じた。

今回が３回目のBiS1st、BiS2ndに分かれてのライヴだったが、回を重ねるごとに変化を遂げている彼女たち。その成長速度からしばらく目が離せなさそうだ。

次のツアー公演は、６月10日（日）、島根：松江 AZTiC canovaにて行われる。

文：西澤裕郎
写真：外林健太