【LIVE REPORT】2019年に繋がる気合いのライヴを魅せた、WAgg × EMPiRE ツーマンツアーファイナル

WAggとEMPiREによるツーマンツアー〈WAgg THE NEW RiCE with EMPiRE〉のツアーファイナルが、12月28日(金)昼と夜の2部公演として、渋谷WWWXにて開催された。

WAggは、BiS、BiSH、GANG PARADE、EMPiREを手がける株式会社WACKによるアイドル育成プロジェクト、そしてEMPiREは同じ事務所の先輩グループ。

10月8日(月・祝)の大阪公演を皮切りにツーマンツアーがスタートし、約3ヵ月に渡り全国を巡って行なってきたツアーの最終公演をレポートする。

■昼公演

13時30分からスタートした昼公演。

最初に登場したのは、先輩のEMPiRE。メロウな「Black to the dreamlight」、「LiTTLE BOY」をじっくり聴かせると、「コノ世界ノ片隅デ」から「EMPiRE is COMiNG」への流れで一気に疾走感を増していく。エージェント(※EMPiREファンの総称)のコールの中、「はじめまして。私たちがEMPiREです。〈WAgg THE NEW RiCE with EMPiRE〉ツアー、最後まで一緒に楽しんでいきましょう!」という挨拶とともに熱があがりを見せた。

「TOKYO MOONLiGHT」、「デッドバディ」、「Dope」、「FOR EXAMPLE??」とバラエティに富んだセットリストで一気に駆け抜けると、「最後の曲です。2019年も期待していてください」という飾らないMCで「EMPiRE originals」を歌い、EMPiREはステージを後にした。

ほとんど間を置くことなく、WAggの8人がステージに登場。それぞれが位置につくと、GANG PARADEの代表曲「Plastic 2 Mercy」でライヴがスタートした。EMPiREの楽曲「Buttocks beat! beat!」、BiSHの楽曲「DA DANCE!!」、再びEMPiREの楽曲「MAD LOVE」を披露すると、ハナエモンスターがMCを行なった。

ハナエモンスター「私たちはこの数ヶ月間、先輩方の楽曲を歌わせてもらいました。まだ披露する機会はないのですが、私はBiSさんの「アゲンストザペイン」という曲が大好きです。特にAメロの部分が自分と重なる部分が多くて、毎回聴くたびに気持ちが動かされます。はじめの〈見慣れた景色にサヨナラを〉というところ。私たちは4ヵ月前までただの学生でした。私は同じような日々をいつも過ごして、このまま大人になっていくんだろうなとずっと思っていました。でもWAggに入ってそんな日々とはお別れして、新しい日々を、新しい景色を、いま見ています。8月上旬、WAggの練習がはじまりました。最初は気持ちがまったくついていかなくて、夏休みだったので、SNSとかを見ると友達がディズニーとかに行っていて、なんで私は行けないんだろうと思ったこともありました。でも、そんな気持ちは渡辺さんやスタッフさんに全部見透かされていて、結果的に怒られてしまいました。この4ヶ月間、この8人でライヴをしてきて、この8人でつらいことも楽しいことも味わってきました。時にはうまくいかなくて、投げ出したいこともありました。でも、みなさんが楽しかったよとかよくなったねとか、成長してくれたねとか言ってくれたおかげで、私たちは今こうやって堂々とみなさんの前に立てています。私たちがみなさんに直接何かを伝えることはこのライヴでのパフォーマンスか、特典会での数十秒しかありません。でもその限られた時間で、私たちはみなさんを全力で楽しませていきますので、来年もWAggをよろしくおねがいします。この大きな世界の小さな日本という国のちっぽけな8人組ですが、みなさんの今見ている世界を少しでも変えられたらと思います」

その流れから世界を変えるんだと歌うBiSの楽曲「CHANGE the WORLD」、BiSHの「本当本気」、BiS楽曲「I can’t say NO!!!!!!!」、GANG PARADE楽曲「pretty pretty good」、BiS楽曲「BiSBiS」と歌い踊り、最後はGANG PARADEの「GANG2」を披露して昼公演は幕を閉じた。

■夜公演

19時からスタートした夜公演は、昼公演より観客の数も多く、また2018年のライヴハウスでのライヴ納めということもあり、昼公演を超える熱量の中行われた。

昼とは逆で、先行で登場したのはWAgg。BiSがアイドル界に残したアンセム楽曲「nerve」でいきなり会場のボルテージは最高潮。メンバーの声もダンスも昼公演よりも明らかに向上しており、続く「GANG PARADE」、「Give me your love全部」で客席の熱量と相互作用しながら大きなうねりを生み出していった。1人1人の自己紹介を挟み、マリン・バがMCを行なった。

マリン・バ

マリン・バ「私たちWAggは、約4ヵ月前、9月9日にお披露ライヴをしました。8月の少し前にこれからWAggになる私たちが集められて約1ヶ月間練習をしてお披露目を迎えましたが、私たちはバラバラでした。歌とダンスもバラバラだったけど、それ以上に8人の気持ちがバラバラでした。それから9月にはワンマンツアーを回らせていただき、WAggの8人として初めて大阪、名古屋、仙台でライヴをさせていただきました。8人で対バンにも呼んでいただけたり、ツアーを通してWACK事務所の全先輩グループと共演をさせていただきました。先輩方との共演を通して、WACKっていう事務所が知られているから、私たち8人をこうして見に来てくださる方がたくさんいるけど、私たち8人は全然知られていないんだということを痛感しました。そしてこの4ヶ月間、先輩方や来てくださっている新米(※WAggファンの総称)さんにさまざまな刺激をもらって、私たちはバラバラだった気持ちが少しずつ同じ方向に向かい始めたと思います。この3ヶ月間、EMPiREさんと2マンツアーを回らせていただいて、いろんなことを学びました。ライヴパフォーマンスはもちろん、礼儀や挨拶などたくさん大切なことを学びました。いまツアーファイナルにこうして来てくださっているみなさんの脳みそに私たちWAggのことを少しでも刻みつけて今日は帰りたいと思います。2018年、ありがとうございました! 来年もよろしくおねがいします!」

そこからBiS楽曲「CHANGE the WORLD」、「ロミオの心臓」、BiSH楽曲「オーケストラ」、EMPiRE楽曲「EMPiRE is COMiNG」、BiS楽曲「SOCiALiSM」と各グループのキラーチューンを立て続けに披露し会場を盛り上げた。「ここで来年の抱負についてお話させていただけたらなと思います」という言葉とともに愛がMCを行なった。

「来年は、今年よりもっともっとWAggというグループを遠くに飛ばしていけるようにしたいです。この4ヶ月間でたくさんの先輩方から学んだことを活かして、1月からのツアーでは最高に楽しいパフォーマンスができるようにします。他の誰でもなく、この8人で成長していきたいし、この8人がWAggです。WAggがWAggの一員として誇れるようになりたいです」

新生BiSはじまりの楽曲「BiSBiS」のイントロが流れると「誰がなんと言おうと私たちがWAggだーーーー!」という愛の言葉とともに8人は全力で同楽曲を披露。

ウルウ・ル

サアヤイト

アンズピア

ウタ・ウータ

ナルハワールド

ハナエモンスター

そして最後はBiSHを象徴する楽曲「BiSH-星が瞬く夜に-」で新米とともに両手を天に突き上げ一体感を作ってライヴは幕を閉じた。

「2018年ありがとうございました! 2019年もWAggのことをよろしくおねがいします!」という挨拶のあと、8人が地声で「ありがとうございました!」と叫び、ステージを後にした。

そして、ワンマンで使用しているSEと赤を基調としたライティングの中登場したのは、EMPiRE。メンバーの佇まいも顔つきも昼公演とは別人に見えるくらい気合いが入っている。

「MAD LOVE」ではじまった夜公演は、昼公演で披露していない楽曲で構成された全8曲。「Don’t tell me why」、「Talk about」を6人の歌とダンスでじっくりと魅せると、「SO i YA」、「S.O.S」、「Buttocks beat! beat!」、「BiSH-星が瞬く夜に-」と勢いに満ちた楽曲を間髪なく一気に披露。メンバーたちの額には汗に濡れた髪が見え、全身全霊でパフォーマンスに臨んでいる気迫が見える。それと同時に堂々とした自信も感じることができた。

YU-Ki EMPiRE

YUKA EMPiRE

MAYU EMPiRE

MiDORiKO EMPiRE

MAHO EMPiRE

MiKiNA EMPiRE

「改めまして、ツアーファイナル、ありがとうございます。毎公演、WAggの成長を感じ、刺激を受けてきました。私たち自身もライヴに対する意識がとても変わり、今後につながるツアーになったと思います。来年はWACKツアーもあり、初のシングル発売もありますので、勢いよく駆け抜けていきたいと思っています。2019年もよろしくおねがいします!」というMCを経て、最後は「アカルイミライ」にてEMPiREのライヴは終了。 ツアーが始まった当初のEMPiREとはまったく別の、どこか貫禄さえ感じる鬼気迫るライヴだった。

こうして約3ヵ月間に渡る〈WAgg THE NEW RiCE with EMPiRE〉は幕を閉じた。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太


「WAgg THE NEW RiCE with EMPiRE」
2018年11月28日(金)東京・WWWX

■セットリスト
1部
【EMPiRE】
1. Black to the dreamlight
2. LiTTLE BOY
3. コノ世界ノ片隅デ
4. EMPiRE is COMiNG
5. TOKYO MOONLiGHT
6. デッドバディ
7. Dope
8. FOR EXAMPLE??
9. EMPiRE originals

【WAgg】
1. Plastic 2 Mercy
2. Buttocks beat! beat!
3. DA DANCE!!
4. MAD LOVE
5. CHANGE the WORLD
6. 本当本気
7. I can’t say NO!!!!!!!
8. pretty pretty good
9. BiSBiS
10. GANG2

2部
【WAgg】
1. nerve
2. GANG PARADE
3. Give me your love全部
4. CHANGE the WORLD
5. ロミオの心臓
6. オーケストラ
7. EMPiRE is COMiNG
8. SOCiALiSM
9. BiSBiS
10. BiSH-星が瞬く夜に-

【EMPiRE】
1. MAD LOVE
2. Don’t tell me why
3. Talk about
4. SO i YA
5. S.O.S
6. Buttocks beat! beat!
7. BiSH-星が瞬く夜に-
8. アカルイミライ

■ライヴ情報
『WAggs』
出演:WAgg

2019年1月5日(日)大阪 OSAKA MUSE
時間:Open 12:30 Start 13:30
[問]OSAKA MUSE 06-6245-5389

2019年1月6日(日)名古屋 X-HALL ZEN
時間:Open 13:30 Start 14:30
[問]X-HALL ZEN 052-243-6155

2019年1月13日(日)東京 TSUTAYA O-WEST
時間:Open 11:30 Start 12:00
[問]TSUYATA O-WEST 03-5784-7088

2019年1月14日(月・祝)仙台 SENDAI CLUB JUNK BOX
時間:Open 13:30 Start 14:30
[問]SENDAI CLUB JUNK BOX 022-716-5155

チケット料金:4,000円(tax in.)(オールスタンディング/入場整理番号付/入場時にドリンク代別途必要)
※未就学児童入場不可
※ダイブ/サーフ/モッシュ/リフト禁止

・WAggオフィシャルHP
http://www.wagg.tokyo/

・WAgg Official Twitter
@WAggidol

・EMPiREオフィシャルHP
https://empire-official.com

・EMPiRE Official Twitter
@EMPiREIDOL

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