お世話になっております、株式会社SWインターンのヨコザワカイトです。
7月21日、東京・Earthdomで行われた〈UNARM Presents TOTAL SUBVERSION TOUR〉のツアーファイナルに行ってきました。AKKA、MOONSCAPE、THE SAVAGES、YALLA、KRIEGSHÖG、Subversive Rite、UNARMが出演した本ライヴ。前回の記事「ジャパコアって何ですか?」に書いた通りツアー初日も見に行ったのですが、その衝撃がどうしても忘れられず再参戦です。
前回はお恥ずかしいながらその排他的な怖さにびびり散らしていましたが、今回は臆せず純粋にライヴを楽しむことができました。ジャパコア/クラストの会場は、やはりお客さんも格好いい! この30℃を超える暑さの中、革ジャンを羽織り全身で生き様を体現する姿はいつ見ても憧れます。K-POP目当てのJKひしめく新大久保で、パンクな集団が歩いていく姿が最高に映えていました。僕も少しでもあの格好良さに近づいていきたいなぁ。
今回は、ライヴで購入したSubversive Riteのこの1枚を紹介です。
Subversive Rite
Total Subversion:Discography
(東京のレコードショップ BASE HPより)
NYCの女性ボーカルハードコアバンドSubversive Riteの来日記念盤です。2016年リリースのDEMOカセット4曲、2017年リリースのカセット3曲と、 Bloody Master Recordsから2019年リリースのLP10曲の全17曲を収録。Subversive Rite(:破壊の儀式)というバンド名の通り、全てを破壊し進んでいくかのようなスラッシーな疾走感がアルバム全体を突き抜けます。ライヴも最高でしたが、音源でもその攻撃性が1曲1曲に詰め込まれています。
ちなみにこのCDを買った日は、参議院選挙の投票日でした。「AGE OF CHANGE (変化の時)」のこんな歌詞が頭に残ります。
Ever since I was a child
I watched the world change.
Always for the worse. More evil and deranged.子供の頃から
世界の変化を目の当たりにしてきた
いつも悪い方向へ
より邪悪な狂気へと満ちていく
邪悪な狂気に世界が満ちていく中、その怒りを表現するアーティストは必ず必要とされていると思います。素直に怒りを表現するハードコアパンクはまさに今聴かれるべきではないでしょうか。興味を持った方は是非、ライヴに足を運ぶ事をオススメします。
最初はちょっと怖いかもしれませんが。
※7月23日記事タイトルを変更いたしました。
※「【連載】digる男。」は毎週月曜日更新予定です。
1997年生まれ、千葉県出身。大学では社会学を専攻している。株式会社SWで学生インターンをしながら就職活動中、そして迷走中。ガガガSPが大好き。