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【来日公演直前】YouTube総アクセス2億回 台湾のロックバンド「八三夭(831)」輝かしい歴史を辿る

StoryWriter

台湾のロックバンド831こと八三夭(読み:バーサンヤオ)が、先日の〈SUMMER SONIC 2019〉にて来日公演を発表した。ワールドツアーも展開するなど世界で活躍する彼らを、StoryWriterではここで改めて紹介する。

彼らのライヴ活動はキャンパスライヴから始まった。去年は台北・高雄アリーナ3公演で3万枚のチケットを即完させ、現在は〈八三夭831.一事無成的偉大 The Great Nobody〉ワールドツアーを行なっている。8月16日には千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ開催した日本を代表する音楽フェスティバル〈SUMMER SONIC 2019〉初参加、Billboard JAPAN STAGEにて出演した八三夭は、ステージフロアを大きく沸かせた。

「今度、東京でワンマンやります。また皆様に会えるのを楽しみにしてます!」とステージにて宣言した八三夭は、最後の1曲まで熱くエネルギッシュなパフォーマンスでオーディエンスの心をつかみ、シンガロングで一体感を作り上げた。

SUMMER SONIC 2019にて

彼らの楽曲は、身近な内容の歌詞とメロディアスなロック、多彩な編曲アレンジが魅力的であり、アツいライヴパフォーマンスで会場を熱くさせる。台湾を始め、さまざまな主要音楽フェスで頭角を現し、若者を中心に絶大な人気を集めている。

2016年リリースのアルバム『生存指南』は日本盤も発売された。ヴァイオリニストの弦一徹とストリングスでコラボしたアルバム制作では、八三夭831の演奏レベルの高さを大絶賛。同年、東京国際ミュージックマーケット(TIMM)で日本初ライヴを果たした。

貢寮海洋音樂祭 HO-HAI-YAN Rock Festival 2019

搖滾台中 Rock In Taichung 2019

ニューヨーク、中国、香港、台北、高雄、シンガポール、マレーシアなどを訪れてきた彼らは、これからバンド史上最大規模のワールド・ツアー〈八三夭831.一事無成的偉大 The Great Nobody〉で、台湾・台北、高雄アリーナを始め、中国4都市と東京、ソウルを周る予定。

日本公演の前は、夏の最大級フェスティバル〈貢寮海洋音樂祭 HO-HAI-YAN Rock Festival〉および〈搖滾台中 Rock In Taichung〉にて出演、結成日が8月31日であることと、夏休みの最終日にもなることで「八三夭831」と名付けた彼たちは、今年の8月31日に台北・西門電影街にてアニバーサリーライヴイベントを行い、11月23日に2度目の台北アリーナライヴを開催する事を発表した。

今年11月23日の台北アリーナライブの発表

同時に新曲「世界上最危險的東西就是希望」(訳:世界中一番危険な物は希望だ)のMVもリリース。MVでは、映画ポスター絵師の顏振發(読み:イェンチェンファ)によるライヴポスターの作画過程、および、八三夭の初アリーナの映像が記録されて、こちらも話題を呼美、「平凡なままでもいいんじゃない、出世や昇進の方が立派って誰が決めたの?」という意念を宿したMVとなる。

 

日本公演は、9月16日東京・青山のライヴハウス「月見ル君思フ」にて開催(チケット即完)。YouTube総アクセス数は2億回を突破し、世界を股に掛けて人気の止まる所を知らない彼らの待望の日本公演と今後の活躍に期待が集まる。

文:エビナコウヘイ / KEI (東京兜圈 Megurin Tokyo)


■公演情報

八三夭831
《The Great Nobody》2019 ワールドツアー日本公演

2019年9月16日(月)東京青山・月見ル君想フ
時間:OPEN 18:00 / START 19:00
チケット料金:前売 4,800円(プレゼント含-バス型貯金箱 / ドリンク代600円別途)
当日 4,800円 (ドリンク代600円別途)
※整理番号順入場

公式サイト:https://www.band831.com/
公式アカウント:
・Instagram:https://www.instagram.com/we_are_831/
・Facebook:https://www.facebook.com/band831tw/
・Youtube:https://www.youtube.com/user/band831tw

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