2020年1月11日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開が決定したアニメーション映画『音楽』(監督:岩井澤健治 原作:大橋裕之)が、世界4大アニメーション映画祭のひとつ、オタワ国際アニメーション映画祭長編コンペティション部門にてグランプリを受賞した。
審査員は「台詞の間、的確な構図、魅力的なキャラクター、そして映画的言語が駆使された演出を高く評価した」と語っている。
本作品は、個人による製作期間7年超、作画枚数は実に40,000枚超、71分を全て手描きで完成させている。クライマックスの野外フェスシーンをダイナミックに再現するため、実際にステージを組みミュージシャンや観客を動員してのライブを敢行。ストーリーは、楽器を触ったこともなかった不良たちが思いつきでバンドを組むところから始まるロック奇譚となっている。(横澤魁人)
岩井澤健治(監督)コメント
スタッフ、キャストのみなさん、ありがとうございました。
松江哲明(プロデューサー)コメント
オタワでは爆笑と拍手が起こるライブのような上映で、こんなにも幸福な時間が体験できたことに感謝です。
そして大橋さんの笑いと切なさが国境を越えることを確信出来ました。
岩井澤監督の演出力と原作愛、全カットに込められたエネルギーにご期待下さい。
■作品情報
アニメーション映画『音楽』
監督:岩井澤健治 原作:大橋裕之「音楽完全版」(カンゼン)
プロデューサー:松江哲明
アソシエイトプロデューサー:九龍ジョー、迫田明宏
配給:ロックンロール・マウンテン 配給協力:アーク・フィルムズ
2019/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/71分
©大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン
2020年1月11日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開決定
公式サイト:on-gaku.info
Twitter:@eiga_ongaku