元乃木坂46の伊藤寧々、若手注目株の水石亜飛夢らが出演する近藤啓介監督長編最新作『ウーマンウーマンウーマン』の再上映に際して、女優の松本穂香、俳優の藤原季節、劇団拙者ムニエル主宰の村上大樹からコメントが届いた。
2016年『食べられる男』でドイツニッポンコネクション審査員特別賞を受賞した近藤啓介の新作長編映画『ウーマンウーマンウーマン』。同作は、2019年6月に行われた〈田辺・弁慶映画祭セレクション〉での先行公開を大盛況のうちに終え、SNSなどでは再上映を希望する声が相次いでいた。本作は未公開シーン含む再編集を加えてパワーアップした“完全版”として、2020年2月22(土)〜27日(木)までの6日間限定でテアトル新宿にて上映される。
内容は、リアカーを引いて世界中を歩き回る冒険家の女が “可愛いしか知らないアホな女子大生”に「私も冒険とかしてみたい」と気軽に言われたことから女性らしからぬ顔面をさらけ出し、お互いの正義感をぶつけ合うという女の“顔面会話劇”。そして、男が4人で温泉旅行に行くが、幹事の男が夜勤明けで三日徹夜の状態。寝不足と泥酔と本音と友情が入り混じり、男ならではの哀愁が溢れてくる… という男の“泥酔珍道劇”の2部構成。
合わせて、劇中の重要なシーンの写真、寸止め本編映像として「温泉で眠気が襲ってくるシーン」が解禁された。(横澤魁人)
最初っから最後まで大好きです。何回みても笑っちゃう。
めちゃめちゃハッピーな気分にさせてくれる映画です。
映画館でみんなでワイワイ観て欲しい!
松本穂香(女優)
小さい頃、おばあちゃんや母親に連れられてよく映画館に行った。
超満員の映画館にダンボールを敷いて映画を観たり、
『千と千尋の神隠し』を観ながら鼻血を噴射したり、
『マトリックス』に熱狂して365日キアヌ・リーヴスに憧れたり、
それからシュワルツェネッガー、ジャッキーチェン、ヴァンダムにジムキャリー。
数々のムービースターに憧れまくって人生が変わった。
そして2019年のある日、東京新宿の映画館に座っていた僕は
一人のムービースターに釘付けになり、文字通り爆笑していた。
それがユーゴ・ミカワである。
顔も知らないお客さんと一緒にゲラゲラ笑うのはスゴイ映画体験で、
映画館って最高だと久しぶりに映画館というものを思い出した。
近藤啓介には是非このムービースターと共に映画を作り続けて、
他人行儀に変わってゆくジャパンをぶち壊して伝説を作って欲しい。
藤原季節(俳優)
最近ドラマでご一緒した近藤監督の、「ウーマンウーマンウーマン」を観た。「気鋭の若手監督」と評判の彼は一体、どんな映画を撮ってるんだろう?構えていた僕は、見終わって言葉を失った。「何だこれは?」すべて狙い通りなのか、そうじゃないのか。真面目なのか、ふざけてるのか。脱力気味で、ふにゃっと人懐っこくて、でも確実に底意地は悪そうな独特の空気感。これは何なんだろう?
とにかく観て下さい。
村上大樹(脚本家・演出家)
■映画情報
『ウーマンウーマンウーマン』
公開時期:2020年2月22日(土)-2月27日(木)
劇場:東京・テアトル新宿
監督・脚本:近藤啓介
キャスト:佐藤乃莉、伊藤寧々、長谷川ティティ、水石亜飛夢、山元駿、三河悠冴、川島直人、小村昌士
Twitter:@umansenden