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WACK代表・渡辺淳之介、コロナ禍の現状を語る──自分たちの価値観をどう変えていくか考えないといけない

StoryWriter

BiSH、BiS、豆柴の大群などが所属する音楽プロダクション、株式会社WACK。ロックやパンクを取り入れた楽曲、海外アーティストの施策をモチーフにしたセンセーショナルなプロモーションなどで、オリコン1位獲得や、横浜アリーナ、幕張メッセ、大阪城ホールなど大規模公演も果たすなど、2014年の設立以来、大きな成長を遂げ、世間の注目を集め続けている。

そんなWACKもまた、2020年5月現在、コロナ禍の影響を直接受けている。2月8日からスタートした所属グループ7組による全国ツアー〈WACK TOUR 2020 “WACK FUCKiN’PARTY”〉はツアー半ばで中止を余儀なくされ、3〜5月の3ヶ月間に予定されていた所属グループのライヴは延期・中止に。GW明けの今なお、先行きを見通すことは難しい状況にある。

しかし、エンターテインメント業界が大ダメージを受け、活動自粛を余儀されている中でも、WACKは話題を絶やさずに攻勢を仕掛けている。無観客ライヴにおける初の投げ銭施策、初のクラウドファンディング、WACK代表・渡辺淳之介のオンラインサロン開設、「WACK金策LiNEスタンプ大作戦」と銘打ったファンも参加できるクリエイティヴな施策など、文化の灯を消さないために前へ前へと攻め続けている。

なぜ、WACKはコロナ禍でも積極的な動きを行い続けるのか? 所属アーティストたちの現状はどうなっているのか? 今後の音楽を巡るあり方とは? WACKの代表として経営者の顔を持ちながらクリエイティヴも担う渡辺淳之介に、大雨の降る2020年5月6日、Zoomにて話を訊いた。

取材&文:西澤裕郎


何もできないことへのカウンターみたいな気持ちもありました

──新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛から約3ヶ月経つわけですが、差し支えない範囲でWACKの現状を訊かせてください。

渡辺淳之介(以下、渡辺) : WACKの主となる売上は、ライヴ興行と、それに付随する物販なんですね。支払いサイクルには時差があるので、今ちょうど、去年くらいまでの興行の精算が来はじめたくらいで。そういう意味では、現状として、もろに残高的に打撃を受けている雰囲気にはなっていないんです。とはいえ、WACK主催の〈WACK TOUR 2020 “WACK FUCKiN’PARTY”〉で、たくさんの人を雇っていたり、補填しなきゃいけない費用というのが大きくあって。基本的に、チケットの払い戻し手数料なども事務所が負担することになっているので、どこまで費用が膨れ上がるのか、先行きが見えないというのが正直なところですね。

──イベントキャンセルにおける費用の請求は、まだ来ていないんですね。

渡辺 : 請求はまだ来ていないですね。そこらへんも含めて、これぐらいだろうなという予測は立てているんですけど、数千万円規模にはなりそうです。

──2月29日には、キャンセルになったツアー大阪公演を無観客ライヴにして、ニコニコ生放送で生配信しました。その判断も早かったですよね。

渡辺 : あのときは、ライヴを待っている人たちがいる中、ギリギリのタイミングで中止にせざるをえなかった。言ってしまえば予定を空けてくれていたわけじゃないですか? そういう人たちに対して、何かしらの補填というか、できるものは見せたいと思ってやりました。大谷(秀政/LD&K代表)さんがインタビューでも言っていましたけど、どこか楽観的というか、すぐ再開できるから、お客さんのことを考えてやっていればいいぐらいの軽い気持ちもありました。もちろん感染を拡大させちゃいけないから、集まらないように無観客でやったんですけど、何もできないことへのカウンターみたいな気持ちもありましたね。

──現在、コロナ禍によって、様々な分野でのオンライン化のスピードが上がっています。渡辺さんは、2010年にBiSを立ち上げた時から、積極的にネットを活用していました。フリーダウンロードも2010年からやっていましたし。

渡辺 : やっていましたね。

──渡辺さんの哲学として、ネット上のコンテンツは基本的に無料で、という考え方があったと思うんです。そういう意味で、3月18日にAbemaTVで行った「WACK FUCKiN’PARTYの無観客生中継&楽曲総選挙」で投げ銭システムを使ったことは、これまでの渡辺さんのキャリアの中で、大きな転換点だったのかなと思います。そのあたりはどういう考えで試されたんでしょう?

渡辺 : 自分たちが今どういう状況に置かれているか、ウェブ上での課金というのがどういうものか、ということはずっと考えていたんです。あのときは、それを知ることのできるいい機会だなと思って試してみました。だから、ちょっと実験的な要素が強かった部分もあります。一般のお客さんは、ウェブに落ちているものは基本的にタダで享受できると認識していると僕は思っていて。そこに対して、意識をあまり変えたくなかったというのもあります。でも、今後ネットがより発達していく状況になった時、お金が発生することがスタンダードになっていくかもしれない。だけど、それってコンテンツの価格が安くなるというわけではないんですよ。そこには、技術に対しての対価だったり、クリエイターたちが積み重ねてきたノウハウなどの対価も発生するんです。今のところ、ネットを見ている一般の人たちには、そこが伝わりづらいのかなと思っていて。そこらへんの認識から変わっていけば、そこに可能性はあるのかなとは感じていますね。

──Abemaでの施策を試して、手応えを感じた部分はありますか。

渡辺 : 実質、支援をしてくれた人数は約700人で、金額は700万円ぐらいだったんですね。AbemaTVの延べ視聴者数が60万人だったので、約1000分の1ぐらいの人が課金をしてくれた計算になる。という点で考えると、やっぱりまだ、ネットで配信されるものについては「タダで観るもの」という認識が強いんだろうなと、あらためて認識できたところではありましたね。

──3月13日には、ceroが電子チケット制ライブ配信を1000円で行い、話題になりました。ZAIKOだったり、fanistreamだったり、課金性のライヴ配信のサービスも浸透しはじめていますが、そのあたりの可能性はどう考えていますか。

渡辺 : 非常にいい試みだったと思うし、cero自体はあれで5000枚以上チケットが売れたそうですよね。音楽に対しての優劣があるわけではないんですけど、ceroみたいな音楽性であれば、非常に有効的なのかなという気もしました。体験として、という部分で言うと、デジタルで1000円、2000円取るとしたときに、僕らが1番考えないといけないのは、本当のライヴ体験と変わらずにどうやって見せることができるか。その部分が僕の気持ちの中で折り合いがついてないというのが正直なところですね。でも、5000人はすごいなと思いましたね。

この先、ライヴでできることは何なのか考え続けなければいけない

──4月8日からは、WACK初の試みとして、クラウドファンディングも始められました。

渡辺 : 初めてクラウドファンディングもやってみて、お客さんと何かを作るという意味で、参加しやすいし、参加している気持ちになりやすいものなんだなと感じました。と言いながら、言い方はあれですけど、クラウドファンディング自体は守銭奴のような形でやらなきゃいけないので、及び腰な部分もあったんです。本来であれば、そんなことしなくても俺たちは自分たちでお金を使ってできると思っていた。そういう意味では、こういう状況だからこそやれたし、やってみたという意味合いは強いです。今やっているWACKのクラウドファンディングも、ほぼほぼ物販を売っているような形で行っているので、通販をやっているのとあまり変わらないというか。そこに、お客さんが応援してくれるという気持ちを乗っけてくれていると思うんですね。今、いくらぐらい集まっているんでしたっけ(スマホを確認する)。

──5040万円ぐらいですね(※5月6日現在)。

渡辺 : 目標金額の1000%。こんなに応援してくれているんだなと思うと、あらためてやる気が出るし、次の公演(※8月1日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールでのリベンジライヴ「WACK TOUR 2020 “WACK FUCKiN’ REVENGE PARTY”」)の予定を立てることができたということは、すごく意味があったのかなと思っていますね。

──世の中的には、4月リリース予定だった新譜のCD発売が、5、6月に延期されるケースが多いです。WACKでは、GANG PARADEが分裂したGO TO THE BEDSとPARADISESのCDを、予定通り4月1日にリリースしました。タワーレコードをはじめとした実店舗は、時短営業だったり閉店している状況でしたが、売上は影響を受けましたか?

渡辺 : 相当変わりましたね。WACKとしては、モノに非常にこだわってきているし、店舗に行くことも大事だと思ってやってきたんです。例えば、駅から降りて、その店舗に行って、手に取るというワクワク感みたいなものが、このタイミングでは届けることができなかった。そこらへんも含めて、大事にしてきたもの自体が上手く届けられていないというのが正直なところではあります。

──4月19日には渡辺さんのオンラインサロン「WACOS」も開設されました。

渡辺 : オンラインサロンについては考えてなくはなかったんですけど、本当に僕に価値があるのかな? みたいな部分も含めて懐疑的ではあったんです。今回、コロナ禍だからこそ実験的に始めてみたという部分はあるんですよね。

──実際、すぐに定員が埋まっていましたよね。

渡辺 : 月々10万円という高い値段設定だったので、僕の中では集まるのかな? と思っていたんですけど、1時間ちょいで30人の定員が埋まって。それを見ると、期待値が高いのかなということと、オンラインサロンという限定された空間の中でのエクスクルーシブなものへの需要があるのかなとは感じましたね。

──5月4日には、緊急事態宣言が5月末まで延長されることが発表されました。それによる影響はどれくらいありますか?

渡辺 : イタチごっこみたいな状況で、どんどん先延ばし先延ばしにしている状況が続いています。逆に言うと、緊急事態宣言を出してもらって、しっかりここで解除しますと示してもらえた方が、僕らとしては嬉しいなと思っていて。緊急事態宣言をせずに、このまま自粛を要請するってことだけ言われると、この先どうしようか…… ってなるんですけど、あと1ヶ月延長するって言われれば、その期間は自粛するしかないという客観的な判断はできるので。そういう意味では、はっきり時期を言ってほしいという気持ちはありますね。

──4月22日に放送されたNHK「クローズアップ現代」で、渡辺さんもコロナ禍の現状についてコメントをされていました。ステージ上にアクリル板を置いてメンバーを隔離し、2000人キャパの会場に30人ぐらいお客さんを入れてライヴをする。そういったシュミレーションもされていましたが、現在もリアルに計画されていたりするんですか?

渡辺 : やっていますよ。ライヴ制作チームとも話をしていて。どうやって安全状態を保って、何をするか、みたいな部分は1番に考えていますね。

──それが実現した場合、今までのライヴのあり方が大きく変わりそうですね。果たして客席が盛り上がるのかなど、現状では想像がつかない部分もあります。

渡辺 : 盛り上がるのかという部分もそうですけど、盛り上がっていいのかどうか? みたいなところも含めて考えていかないとダメで。緊急事態宣言が解除されたからといって、そのままライヴをやっていいですよ、とはならないと思うんです。段階的な盛り上げ方は絶対にしなきゃいけない。美術館とかに関しては、感染予防策を講じることを条件に再開を認めるという見解もあるし、この先、徐々に人が集まってもいい状況にはなっていくわけじゃないですか。僕たちライヴ産業は、その再開が1番最後だと思うので、この先ライヴでできることは何なのかということを考えていかないといけないと思っています。

アーティストはライヴできないフラストレーションがすごいと思います

──WACK所属のアーティストたちの現状についてはいかがでしょう? ライヴができなかったり、外に出られなかったりで、メンタルに影響を受けてしまう可能性も高いんじゃないかと思っています。

渡辺 : アーティストはライヴできないフラストレーションがすごいと思います。これだと、いろいろなものが死んでいってしまう。アーティストはメンタル部分で非常に左右されやすいので、積極的に連絡してみたり、そういったところは注意して見ていますね。

BiSH

EMPiRE

──渡辺さんが不定期で行っているインスタライヴで、メンバーに電話をしてしゃべるという時間があります。あれって、お客さんが嬉しいというのもあると思うんですけど、渡辺さんとコミュニケーションを取るという行為自体が、メンバーのメンタルケア的にもすごくいいことだなと思うんです。

渡辺 : インスタライヴが終わった後もそのまま電話を繋いでちょっと喋ったり、今何してるの? と話したりもするんです。僕も彼女たちがいまどうしているのか気になってはいるので、いろいろ話が聞けたりできる時間になっていますね。

BiS

CARRY LOOSE

──WACKはそこをオープンにやっているので、ファンも安心できると思います。アーティストが今どうなっているのかって、1番分かりづらい部分なので。

渡辺 : アーティストが今1番きついことって、お客さんの顔が見えなくなることと、自分たちがやりたいものが届けられないことだと思うんです。それは、アーティストが1番大事にしていることでもある。そういう意味で言うと、メンバーたちは本当に大変だし、つらいだろうなというのは感じていますね。

豆柴の大群

GANG PARADEから分裂したGO TO THE BEDSとPARADISES

──お金の話になりますが、WACKの給与体系は、事務所とアーティストで利益を折半するシステムです。ライヴがないと、WACKにもアーティストにもお金が入らないということで、この状況が長く続くと、金銭的にもきついですよね。

渡辺 : 最初に話したように時差があるので、今は売上も遅れて入ってきている状態なんです。なので現状は変わらずアーティストにお金は渡せているんですけど、ずっとこのままだとそれができなくなってしまう。仮に半年間とか1年間ライヴができなかった場合、どうするのかっていうのは考えなきゃいけない命題ですね。

WAgg

「渡辺さん、いつもより生き生きしてない?」ってよく言われます(笑)

──WACKが行った特別な施策として、LINEスタンプイラストの公募がありました。WACK所属アーティストをモチーフにしたオリジナルイラストをTwitterに投稿することで、オフィシャルLINEスタンプ候補として応募できる上に、採用された作品には1点ごとにデザイン料1万円を支払うという参加型の企画です。これはどういう経緯で始めたんでしょう。

渡辺 : 単に思いついたというのが大きいんですけど、もともとLINEスタンプを作ってほしいという声も多くて。だったら、みんなから集めて作った方がおもしろいかなと思ったんです。採用させてもらった場合は、もちろんお金を払いますよというところで、逆にお客さんにお金を支払える状況を作ってみたかった。1万円という大した額じゃないですけど、こうした状況でWACKができることで、楽しめるものを、ということでやってみました。

──クリエイティヴ面でいうと、渡辺さんは作詞もされます。こういう状況だからこそ、楽曲制作をする時間に当てるのがいいという声もある一方で、気持ちが落ちて制作に気持ちが向かわないという話も訊きます。渡辺さんはいかがですか?

渡辺 : いまは制作だったり、準備をする期間だと思っていて。僕も気持ちは落ちますけど、どちらかと言うと前向きというか。WACKは、今回でなくてもこういった逆境の中で、みんながやらないことをやって生き延びてきた会社なので、僕もコロナ禍の中で20曲ぐらい作詞をしています。この状況を楽しむという言い方は適切か分からないけど、エンジョイしなきゃいけないので。他のスタッフからは、「渡辺さん、いつもより生き生きしてない?」ってよく言われます(笑)。

──渡辺さんは打ち合わせや会議など人と会うことも多かったので、みんなが寝静まった時間に、集中して歌詞を書くことが多かったですもんね。そういう意味では、クリエイティヴと向き合う時間が取れているんですね。

渡辺 : 向き合う時間は取れていますね。リモートワークになってから、削ぎ落とされたものもたくさんあって。これは無駄だったなというものがわかってきてもいるんですけど、その無駄なものが実はよかったりもするので一長一短ではあるなと思っていて。という意味では、時間を有効活用できていると思います。アーティストの仕事はいくらやっても終わりがないし、いくらやってもいい仕事ではあるので、そういう意味でも、いいことなのかなとは感じていますね。

──渡辺さんは、アパレルブランド「NEGLECT ADULT PATiENTS」のクリエイティブディレクター、そして実店舗「MULTiPLE MANiACS」の経営もしています。それらの影響はいかがですか?

渡辺 : 店は完全に閉めています。そういう意味で言うと、家賃をただただ払い続けているだけなので、耐えるしかないかなって気持ちにはなっていますね。

──3月末に予定されていた「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 A/W」が中止になったことにより、BiSH、豆柴の大群、BiSが新作を身に纏い、無観客ショーを配信で行いました。コロナ禍じゃなくても、ああいった演出を考えていたんですか?

渡辺 : いやいや。コロナ禍じゃなければランウェイだったし、そこらへんの演出もあらためて考える機会になったと感じていますね。

いまは息を潜めて頑張るしかない

──コロナ禍があったことによって、この先のWACKの未来像みたいなものは変わってきていたりしますか?

渡辺 : 僕たちがつくってきているものは生活必需品ではないので、そういう意味で言うと、かなり厳しい岐路には立たされているとは思うんです。それこそ、うちに限らずアーティスト、バンドもそうだと思うんですけど、音楽を辞めて働こうかなとか、こんなことになるならコロナに左右されない会社の方がいいかもと考える人たちも出てくるんだろうなとは思っていて。それに対して諦めないで、と言ったところで、背に腹は代えられないじゃないですか? だから、そこらへんも含めて、自分たちの価値観をどう変えていくかみたいな部分は、みんなが直面しているし、考えなきゃいけない課題なのかなとは思っていますね。

──たしかに価値観は大きく変わらざるを得ないでしょうね。

渡辺 : うちも今はツアーで売るはずだった物販を通販を売ったりしていますけど、それがいつまで続くのか? っていう部分もありますし。それこそ今は、事務所がついていなくて、レーベルだけついているバンドも多いと思うので、大きな会場を押さえていた人たちがキャンセル料を全額払ってくださいと言われた時に、本当にこの先大丈夫なのかみたいな部分もありますし。

──渡辺さんは「クローズアップ現代」で、こう話されていました。「やっぱり絶やせない、絶やしちゃいけないと思っているので、そこは採算が取れまいが何しようが、やっぱり続けていく姿勢を見せることが希望になっていくと考えている」と。コロナ禍でも発信を辞めない渡辺さんの姿勢は、アーティストもそうですし、リスナー、そして音楽関係者にとっても希望になっていると思います。

渡辺 : コロナに限らず、これまでもウイルスとはずっと付き合っていかなければならない世界だったと思うんです。そういう意味で、コロナの感染拡大が落ち着いて、また社会が豊かになった時、より一層熱望するものとして、音楽だったり、文化があると僕は思っています。そういう意味では、いまは息を潜めて頑張るしかないなというのが正直なところですね。絶対に、WACKだけじゃなく、他の人たちも始めざるをえないもの。それが文化活動なんだと僕は思っています。

■PROFILE

渡辺淳之介(わたなべ・じゅんのすけ)
株式会社WACK代表取締役社長。 肩書きは音楽プロデューサー、実業家、作詞家、ファッションデザイナー、映画プロデューサーなど多岐にわたるマルチプレーヤー。 事務所には「BiSH」をはじめ、TBS系バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」内の企画「MONSTER IDOL」から誕生した「豆柴の大群」など9組が所属。 学歴は桐朋中学校卒業、桐朋高校中退、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。
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