野生児童主宰、有田あんが脚本・監督を務める長編映画『渇愛の果て、』の制作が開始された。
『渇愛の果て、』は当初2020年6月9日〜14日に舞台上演を予定してたが、新型コロナウイルス感染のリスクを考えて中止を決断。しかしコロナ禍で多くの人が命についてより深く考えるようになった今だからこそ、新たに生まれる命に目を向けた作品を届ける意味があると感じ、新たに映画として制作することになったという。
今作で脚本・監督を務め、女優としても活躍している有田あん、舞台版から志を共にする小原徳子をはじめとした10人の女優がこの作品のために集結し、出生前診断・妊娠・出産・障がいというデリケートなテーマに深く斬り込む。
同作のテーマは「出生前診断」。出生前診断によって陰性と診断されたにも関わらず、突然変異による障がいを抱えて生まれてきたという有田監督の友人の体験を元に、いつか「出生前診断」と向き合わないといけなくなった時に、色々な考えや選択肢があることを知ることで、一人でも傷つく人を減らしたいという有田監督の想いが込められた作品となる。
本作は8月より撮影スタート。近日中にクラウドファンディングも開始予定。（エビナコウヘイ）
■作品情報
映画『渇愛の果て、』
公開日：未定
近日中にクラウドファディング開始予定
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立ち上げメンバー : 有田あん、小原徳子、瑞生桜子、辻凪子、烏森まど、廣川千紘、伊島青、藤原咲恵、輝有子、寺田華佳（出演なし）
