作家・爪切男が2021年3月19日(金)に発売する著作『働きアリに花束を』の書影が完成した。
本作は2021年2月から3か月連続で新作エッセイをリリースする中の、第二弾作品となっている。(玉澤香月)
爪切男コメント:
働きアリの生態を調べると、本当に働き者のアリは2割だけで、あとの6割がたまにサボるけど結構働くアリ、残り2割はまったく働かずにサボっているアリなんだという。面白いことに、全然働かないアリだけを集めると、そのうちの2割はちゃんと働き者になるらしい。要はやるときがきたらやればいいってことかもしれない。この本は人生も仕事もサボりがちな皆さんにこそ読んで欲しい「勤労エッセイ」です。ずっと働き詰めの人はこの本を読んでたまにはサボることも覚えてください。
そして最近定年退職した私の父に最大級の感謝を。 一生働き者のアリであり続けたあなたがいなければ、この本は存在しなかった。
■書籍情報
爪切男『もはや僕は人間じゃない』
発売予定日:2月24日(水)
価格:1,100円(税抜)
発売元:中央公論新社
あらすじ:
孤独から救い出してくれたのはパチンコ中毒のお坊さんと、オカマバーの店員でした。 『死にたい夜にかぎって』から1年。辛い過去を笑い話に変えながら、人生のどん底を「なんとなく」乗り越えた男の実話。
『働きアリに花束を』
発売予定日:3月19日(金)
価格:1,100円(税抜)
発売元:扶桑社
あらすじ:
夢から目を背けて働いた。夢より大事なことを知った――。
週刊 SPA!の超人気連載がついに書籍化。家庭教師、交通量調査、警備員 etc.さまざまな仕事を経た“働きアリ”が夢やお金以上に大切なものがあると知る勤労エッセイ。
『クラスメイトの女子、全員好きでした(仮)』
発売予定日:4月26日(月)
価格:未定
発売元:集英社
あらすじ:
小学校から高校まで、さまざまな女子に出会い、いつも恋をした。時が経ったからこそ鮮明に思い出す彼女たちの面影。ドラマ 化されたデビュー作『死にたい夜にかぎって』の前日譚的なセンチメンタル・スクールエッセイ。