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第57回台湾アカデミー賞〈金馬奨〉主要部門最多5冠、チェン・ユーシュン監督最新作『1秒先の彼女(消失的情人節)』日本公開

StoryWriter

チェン・ユーシュン監督の最新作『1秒先の彼女(消失的情人節)』が、2021年6月25日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。

本作は、『熱帯魚』、『ラブ ゴーゴー』などでお馴染みチェン・ユーシュン監督が手掛けた、20年前から温めていた脚本を基に撮りあげた作品。第57回台湾アカデミー賞〈金馬奨〉の主要部門では、最多5冠に輝いた。

本作は、“消えたバレンタイン”を巡って時間の流れが異なる男女が織りなす、ファンタジックなラブストーリー。今回公開された30秒予告は、ヒロイン・シャオチーの紹介からはじまる。かけっこではいつもフライング、記念写真では目をつぶったものばかりと、人よりワンテンポ早い性格の彼女が、意中の男性から念願のバレンタインデートに誘われることに。ところが、バレンタインデーが消えてしまう。しかも見覚えのない自分の写真まで見つかって……と物語は思わぬ方向へ。この謎の秘密を握るのは、人よりワンテンポ遅いバス運転手のグアタイ。人より「1秒先」へ突き進む彼女が見つけた大切なものとは?

 

ちなみに、本作の舞台はバレンタインの映画だが季節は夏。台湾は年2回のバレンタインデーがあり、2月14日よりも、旧暦7月7日(今年は8月14日)の「七夕情人節(チャイニーズバレンタインデー)」の方が一般的と言われている。(エビナコウヘイ)


■公開情報

チェン・ユーシュン監督最新作
『1秒先の彼女(消失的情人節)』

2021年6月25日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開

監督・脚本:チェン・ユーシュン(『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』)
出演:リウ・グァンティン、パティ・リー、ダンカン・チョウ、ジョアン・ミシンガム
エグゼクティブ・プロデューサー:イェ・ルーフェン、リー・リエ
2020年/台湾/カラー/119分/中国語/シネスコ/英題:My Missing Valentine /原題:消失的情人節
配給:ビターズ・エンド ©︎MandarinVision Co, Ltd

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