6時15分〜 脱落者救済措置ーー腹筋で勝った1名が復活
合宿4日目の朝6時15分、昨晩脱落を告げられた8名全員がロビー前に集まり救済措置に臨んだ。
BiSの「thousand crickets」の曲中、最も多く腹筋をできたメンバー1人が復活、4日目の合宿に参加することができる。WAggからも愛が参加した。
結果は、コユキデーモンが腹筋を126回行い勝利、救済措置により4日目の合宿への参加が決定した。
合宿4日目 救済腹筋結果
カトー・ムセンシティ部……32回
ウンコグミカンパニー……52回
ワキ・ガ・ドクソン……33回
ハルナスペース……96回
リコチ・F……46回
オキタユア……89回
コユキデーモン……126回ー脱落回避
愛……52回
以下に、脱落者10名のうちPART1として、オキタユア、ハルナスペース、カトー・ムセンシティ部、ワキ・ガ・ドクソン、4名のインタヴューコメントを掲載する。PART2は後ほど掲載予定。
オキタユア
救済措置の腹筋は勝てなかったけど、昨日のスクワットとマラソンも全力でやりきることができたので後悔はしていないです。今回〈WACKちん〉の方がいるのもあって、みなさんすごくレベルが高くて。ここで一歩間違えたらすぐ埋もれて、誰も自分のことに興味がなくなってしまうんだろうなと最初の方からずっと思っていました。自分から何かアピールをしないとと思っていたんですけど、初日夜のアピールタイムですごく泣いちゃって。感情ばかりわーと出してしまったんです。ちゃんと冷静に話して伝えられることではあったので、そこは後悔はしています。ライヴを観るだけでは分からなかった部分を今回、先輩たちからたくさん教えてもらいました。最初にのグループで月ノさんと接して「こんなふうになりたい」と心の底から思いました。アイナスターさんとは3日目のお昼のパフォーマンス審査の組が一緒で、いろいろなことを伝えて教えてくださって。1人1人ちゃんと意識してパフォーマンスに魂を込められているんだなって全員から感じ取らせてもらったし、自分たちの力だけではできなかった。また合宿オーディションがあったら絶対に受けたいと思います。自分にとって今回最後の「オーケストラ」のとき、「オキタちゃんは思い出づくりでWACKメンの中に入ったんだ」ってコメント欄に書かれていたのがものすごく悔しくて。思い出づくりで終わらせたくないし、(オキタは)WACKの人としても違和感がなかった、と思わせたかった。それで1位を獲ることができた。その経験を持ち帰って、成長して絶対戻ってきたい。2019年の合宿オーディションで、トギーさんが同じ「オキタユア」という名前で参加されていたけど脱落してしまったじゃないですか。そのあと諦めずにオーディションを受けて今BiSさんに入って活動されている。自分もオキタユアという名前で参加させてもらっているので、2代目のオキタユアになれるように戻ってきて、次こそ絶対に受かってやろうという気持ちです。渡辺さんも「失敗してから合格に繋がることもあるから、諦めないでやってほしい」「また待ってる」って言ってくださったので、絶対受けたいと思っています。
ハルナスペース
3日目で落ちるという気持ちで来てはいなかったし、救済措置も受かるつもりでいたので、悔しい気持ちが1番大きいです。落ちたのには理由があるので、それを今は受け止めてます。今更後悔しても仕方ないんですけど、今になったってこうすればよかったっていう思いが出てしまうし、悔しい気持ちとか、自分の悪かったところをもっと直せればよかったという気持ちも強いです。今まで、自分はきつい思いしてきたと思ってたんですけど、今思い返したら全然きつくなかったんだと思って。ある程度、大人たちに守られてる環境下の中で、きついって自分1人が言ってただけで、今は自分1人で求められてることに対して自分の責任でやっていかないといけないんだなっていうのを学びました。合宿オーディションを、今からでも受けたい気持ちしかないです。やっぱりこの合宿には受かりに来ているし、WACKに入りたいから受けに来ているので、落ちたからといってWACKに入りたい気持ちが消えるわけじゃないので。今回は縁がなかったけど、また次のチャンスが絶対あると信じているので、自分の中で切り替えられているとは思います。私はもともとスポーツ一筋で、カラオケとかにも行ったこも、アーティストさんの歌を聴く機会もほぼなくて。クラスの子とかに流行りの人の曲とかを教えてもらっていたんですけど、どんなに歌が上手い人でもかっこいい人でも、あまり響かなかったんです。私は駅伝をやってて、駅伝の応援曲が1回BiSHさんの曲になった時があったんですよ。めっちゃいい曲だなと思って深堀りして調べるようになったら、みなさん格好悪いことも全力でやってて、それが自分にはすごいかっこよく見えた。だから、私もこうなりたいなと思うようになったんです。アイドルという肩書きには全く興味なかったんですけど、これから何かになるんだったらWACKの人になりたいって直感で思いました。その気持ちは今回合宿に来ても、まったく変わっていないです。
カトー・ムセンシティ部
単刀直入に悔しいです。1日目からずっと周りの候補生たちを追いかけている状態だったと思っていて。渡辺さんの目にも視聴者さんの目にも留まらないし、いいところが全然見せられずに終わってしまった。正直、後悔もしています。合宿を通して学んだことは、諦めないこと。私、マラソンがすごく苦手で、部活をやっていた時も、すぐに自分の体力に限界を感じて走ってる時とかも歩きだしちゃったりしていた。今回、マラソンに関しては足を止めずに走り切ることができました。それがあまり速くないペースだとしても、自分の中では成長したなと感じられました。私は人見知りなんですけど、パフォーマンスでミユキエンジェルさんと一緒に組ませていただいた時に、笑いのとれる場面を入れてみたり一緒に考えてやってくださったので、少しだけちょっと気持ちが楽になって楽しくすることができました。人見知りが完全に治ったというわけではないんですけど、ちょっと自信がつきました。また合宿オーディションがあったら絶対受けたいです。何回落ちても、何回も受けていきたい。私、もともと普段の日常生活で自分に満足することが全然なくて。同じことの繰り返しでつまらない毎日を変えたい気持ちもあったり、私自身WACKのアイドルさんに元気づけられたことが多々あったのでオーディションを受けました。つらいことがあったとしても、自分のためにも、お客さんのためにもなるって考えたら、絶対にアイドルになりたい。WACKは個性を活かしてくれる事務所なので、WACKのアイドルになって、どんどん自分の能力とか個性を伸ばして、みんなに「何あの子おもしろい」っていうアイドルになりたい。そのためならMVでいろいろなものをかけられたりされても全然いいですし、逆に「なんかそういうのおもしろそう」っていう気持ちです。私自身、下ネタ系とかも耐性がある方で自分自身も楽しくなってきちゃうタイプなので、そういったことで元気になってもらえるようなアイドルを目指していきたいです。
ワキ・ガ・ドクソン
やっぱり悔しいです。でも自分がダメだった部分もよく分かっていて。どこか自分に甘いところがあった。パフォーマンスでも、これで今やりきれてるでしょって自分でちょっと満足している部分とかがあって。でも本当はもっともっと、と思わなくちゃいけないんだなと思っていて。マラソンとかも無理とか思ってしまって、そういう部分が自分にすごい甘いなって思いました。この合宿を通して、常に考えることが必要だなと学びました。私はパフォーマンスが終わった後とかも、ただ観ていることとかが多くて、考えていなかった。このグループはどこがいいとか、自分のグループはどこがダメとか、もっと考えなくちゃいけなかった。そういう部分をもっと考えることが必要なんだなと学びました。あと、WACKのみなさんの人間性が素晴らしくて、自分もこうなりたいってすごく思ったんです。いっぱい励まされて応援していただきました。私は、もともと全然やりたいことがなくて、なんとなく生きてきたんです。周りからも「お前、なんのために生きてるの?」みたいに言われることが多くて、自分でもよく分からなくなることがあって。何も頑張ってないし、なんで生きてるんだろうなって。別に死にたいって思うわけじゃないんですけど、そんな日々だったんです。そんな中、すごい助けられたのがWACKの曲で。私も前向きに頑張ろうって思えるようになったんです。私もそういう、人に明るい感情を届けられる人になりたかった。それで、自分が大好きなWACKに入りたいって思うようになったんです。だから今回の合宿が、楽しいって言っちゃあれなんだと思うんですけど、でも自分は歌がすごい好きだからパフォーマンスの練習とかしていて楽しいなと思えて。合宿はつらいけど、毎日こうやって練習したいと思ったんです。もしまたオーディションがあったら受けたいと思うんですけど、今のままの自分じゃ絶対無理だって分かってるので、帰ってもっと考えて成長した自分で挑戦したい。また同じ結果にならないように、いずれ挑戦できたらいいなと思ってます。
取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太
■ ニコニコ生放送「【前半】全て見せます!WACKオーディション合宿2021完全密着 6泊7日の死闘」
配信日時:2021年3月21日(日)~
配信URL:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv330779980
■ ニコニコ生放送「【前半】全て見せます!WACKオーディション合宿2021完全密着 6泊7日の死闘」
配信日時:2021年3月27日(土)~
配信URL:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv330779981