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天津飯放浪記第55回(最終回) 調布・中華そば双葉「そして天津飯の後光の中へ……」

StoryWriter

おいっす。

本日はふらっと降り立った京王線・布田駅へ。

わざわざ各駅停車しか止まらない謎の駅へ来たのか? 実はこちらにあるお店に某レビューサイトで目を引く口コミを発見したのである。

ほう……。こういったサイトで天津丼(飯)を取り上げられるのは、非常に珍しい。これは気になる!

ということで、

やって参ったのは「中華そば双葉」。いかにも調布のはずれって感じのお店でサイコーじゃないの! 早速お店へ。

テーブルにメニューはなく、こちらに掲げられたところから直接注文するスタイル。早速、天津丼(860円)を注文!

天津丼を頼んだら店長は一瞬驚いた顔。そう、何を隠そうここはチャーハンに定評のあるお店なのであった。こちらの目玉メニュー「彩りの三色鬼盛チャーハン」。総重量2kgオーバー、4198Kcalという化け物チャレンジメニューを筆頭に、大粒の肉が入ったチャーハンや梅チャーハンなどバラエティ豊かなラインナップが……! 正直気になるものの、こちらはまた別の機会へ。店内の壁に掛かる芸能人や番組のサインの数に一層期待を高めずにはいられない! “まいうー”までもらっていらっしゃるよ!

\オマタセシマシター/

キレーなオレンジのあんがかかった天津丼!! 杏仁豆腐、わかめスープ付きも嬉しい。レビューがつくほどの天津丼、如何ほどな物なのか? 実食!

! まず驚いたのが、あんの酸味も甘味も絶妙であるということ。決してどの方面にも味付けが濃いわけではないのだが、口に入れるとほんのーり甘酸っぱさが広がり、それでいてご飯や卵の中に混ざってもかき消されることなく確かな存在感がある。お出汁の味もしっかり効いてグッド◎。卵とご飯だけじゃ確かに食は進まない、あんの重要性を改めて痛感させられる! 卵には白髪葱とカニカマのシンプル具材セット。固めに火が通った卵もしっかり甘みが感じられて、口の中からエレガントを痛感! こりゃ止まらん!

完食。もう一杯は食べられましたな……。お会計時には、後々に「天津丼あるー!」と入ってきたお客さんが、結局タンメンとチャーハンを注文。裏切り者!

唐突ですが、今回でこの天津飯放浪記は一旦おしまい。

なかなか日の目を浴びる機会が少ない天津飯だけど、これを見かけた後にどこかで食べてみたいな、と思ってくれたら天津飯冥利に尽きます……!

そして、僕もこれまで以上に天津飯道を邁進していく所存。

アァ……。天津飯の後光の中へ……。

吸い込まれていく……。

There’s a Tesnhin-Han, if you believe it……。

天津飯放浪記はこれで最終回となります。

ご愛読いただき、ありがとうございました!


⭐︎今日のお店⭐︎

中華そば双葉

住所:東京都調布市国領町5-73-13
電話番号:042-441-2866
営業時間:
11:00~15:30
17:30~23:30
定休日:日曜(または土曜)月2回程度 ※店頭および公式ページ(ちょうふどっとこむ)で告知

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