みなさん、2021年はどんな年でしたか?
引き続きコロナで大変な年でしたね。
多くのミュージシャンがライブ活動を自粛せざるを得ない中、なんと内田万里は。
自身の年間ライブ数記録を更新しちゃいました。
あまのじゃくというか、なんというか。
自分でも呆れます。
ただ、
社会の流れに逆らいたかったー!
とかではないんです。
こんな状況でも負けじと1人っきりで音楽活動してるんだぜ!
っていう生き様をぶつけたかったのかもしれません。
…いやあ。
やっぱりあまのじゃくなだけかも。
そして。
さっき「1人っきりで」とか調子のって言っちゃいましたが、多くの人に支えてもらった2021年でもありました。
結局みんなに内田のケツもってもらっちゃった。
内田のケツどうだった?
やわらかかった?
カッチカチだった?
だれがやねん!
ほんとありがと、みんな!
とはいえ。
やっぱり心細い2021年でもあったな。
なんとなく、うまく人と話せなかったり。
なんとなく、さびしい夜があったり。
そんな時、わたしが頼りにしたのは…
恋人じゃなーい 親でもなーい ねえそーでしょー♪
というわけで、今年最後のお題は『2021年内田万里がお世話になった音楽&マンガ』です。
珠玉の内田セレクト集!
ファン垂涎!
ファンじゃない人も我慢して読んでね!
ぼちぼち面白いから!
ではでは。
とくとご覧あれ〜。
※ちなみにB’zは入っていません
◯音楽編
「君は薔薇より美しい」布施明
ひさびさに聴いてみたら猛烈にいい曲だった。
メロディよしアレンジよしサウンドよし。
どういうこっちゃ。
と思ってググってみたら、作曲はゴダイゴのミッキー吉野だった!
ゴダイゴといえば…
内田が小学生時代1番好きだったバンドで有名ですね!
当時は「リターントゥアフリカ」という曲が特にお気に入りだったなあ。
クラスメイトは誰も分かってくれなかった。
「Several Shades of Why」J Mascis
ダイナソーJr.のJ・マスシスのソロ作品。
ここ2年くらい、ずーっと聴いている。今年もたくさん聴いた。
この人の繊細さに触れると心が慰められる。
今年の内田GIGでギターを弾いてくれた冷牟田さんもダイナソーJr.が好きみたい。
昔からの知り合いだけど、そんなに気が合う人だったとは。
知った時は嬉しくて叫んじゃった!
「deja vu」Olivia Rodorigo
今年流行った曲がバンドっぽい曲で嬉しかったな。
特にこの曲のドラムは歪んでいるのが嬉しい。
全体的に懐かしい雰囲気なのはプロデューサーが同世代だからかな?とか妄想するのも楽しかった。
次作はどんな感じなのかな。気になる。
「Cry Baby」Official髭男dism
自分的には間違いなく今年ダントツで1番よかった邦楽。
紅白で観れるの楽しみにしていたからチョー残念。
「Elephant Talk」King Crimson
プログレ好き女友達のおかげで再会できた曲。
なんか昔聴いた時はピンとこなかったけど、2021年に聴いたらピンときた。
YouTubeでカッコいい動画があって、さらに好きになった。
https://m.youtube.com/watch?v=p5Eoek8a500
そうそう。
今年は女の人と音楽やった。
今まで男の人としか音楽をやったことがなかった自分にとって、特別すぎる出来事だった。
ほんと思い出深い年になったぜ2021年。
女たち! ありがと!
◯マンガ編
『みにあまる彼氏』ほしの瑞希
次巻で終わってしまう。悲しい。
猛烈に激オモな男と付き合うことになった女子高校生の話。
登場人物がみんな素晴らしく性格のいいやつらなんだけど、主人公の彼氏だけは終始性格悪い。
主人公のことだけが好きで、あとの人間のことはどーでもいい。なんならみんな消えろ。って感じの性格。
そんなところがたまらんのです。ぐふふ。
わたしはなあ!
死ぬまで少女マンガ読むからなあ!!!!!
てめえ!!!!
『ポーの一族』萩尾望都
続編でとるやんけー!
って毎度ひっくりかえるほど驚く。
だって、あの「ポーの一族」の続編が2021年に連載中だなんて。
ほんとに震える。
ビートルズが復活するくらいエポックメイキングな出来事だと思う。
とはいえ。
一見、手放しに喜んでいる風の内田ですが…。
続編、99%嬉しい。
でも。
1%の複雑な気持ちも…ある…。
『ポーの一族』は完璧な形で終わった作品だから。
あの素晴らしすぎるラストでもって永久にサヨナラでよかったんじゃないかって思ってしまうのです。
(ファンっていうのはいつでも勝手なもんです)
でもね。
作品はふたたび掘り起こされた訳で!
現世でエドガーとアランに再会できたことを神様に感謝せねばバチがあたる。
ありがとうございます!
『1日外出録ハンチョウ』上原求 新井和也 萩原天晴
もうぶっちゃけ惰性で読んでいる。
おっさんたちが大学生みたいなことしてキャッキャっ喜んでいる様子に「うっ‥」ってなりたくて、読んじゃうんですよね。
わたしにとって、このマンガはこち亀みたいな存在になっていくのかもしれない。
こち亀ロクに読んだことないので分からんけど。
『チェンソーマン』藤本タツキ
月並だけど。
はじめてこのマンガを読んだ時に
「え。これ週間少年ジャンプで連載してんのかよ」
って思っちゃった。
ジャンプといえば『ラッキーマン』。
時代は違えど『チェンソーマン』と『ラッキーマン』が同じ雑誌で連載していたなんて考えらない。
いや。まてよ。
『幕張』が連載していたことを考えれば不思議じゃないか。
モラル的には。
うーむ。
ってなことを友人に話してみたら、
「『進撃の巨人』が売れてから少年誌のタブーは減ったよね」
的なことを言っていて、
それっていい傾向なのかもなー
と思った。
ここ数年感じてきたことだけど、わたしは今の時代が嫌いじゃない。
むしろ好き。
最近作られるものはジャンル問わず好きなものが多い。
だから積極的にいろんなものにふれていくべきなんだけど、持ち前の懐古主義もあって、2021年は思ったより新しいものにふれられなかったなあ。
反省、反省。
2022年は積極的に新しいものにふれていきたいな。
そして…
来年こそは温故知新スーパー内田2022年ver.になってオモロい音楽作ってライブをやってやるんでSHOW!!!!!!
フォロミ〜〜〜〜〜〜〜〜ィ。
そんでは。
2021年ありがと!
少し早いですが、よいお年を!
なけなしの愛を込めて!
内田万里
内田万里(ウチダ・マリ)
ミュージシャン。2018年から「内田万里」として活動開始。焼肉屋と居酒屋とカレー屋と喫茶店に行くのが趣味。建築家に家を建ててもらうのが夢。