【現地レポ】WACK合同オーディション2022 3日目③ーBiSHハシヤスメ最下位からのスタート、脱落者5名の救済措置は腹筋

BiSH、EMPiRE、BiS、豆柴の大群、GANG PARADE、ASP、WAggのマネジメントを行う株式会社WACKが、2022年3月20～26日にかけて6泊7日わたり開催する合宿型合同オーディション「WACK合同オーディション2022」。

今回の合宿オーディションには、書類審査と2次オーディションを通過した27名に加え、WACKによる育成プロジェクトWAggの5人（ア・アンズピアは不参加）、現役メンバーも途中から参加する。

BiSHからは、ハシヤスメ・アツコ
EMPiREからは、MAHO EMPiRE
BiSからは、ネオ・トゥリーズ
豆柴の大群からは、ハナエモンスター
GANG PARADEからは、月ノウサギ
ASPからは、ユメカ・ナウカナ？

が途中より参加。

その様子は最終日までニコニコ生放送ですべて中継される。

StoryWriterでは合宿の様子を連日に渡り現地からレポートする。

本ページでは、初日の面談後の候補生コメントを掲載する。

取材＆文：西澤裕郎
写真：外林健太

18:00〜 パフォーマンス審査 / 課題曲：「WACK iS FUCK」+課題曲から1曲

18時になり、5つのグループが「WACK iS FUCK」と、各チームごとに選んだ課題曲から1曲の合計2曲をパフォーマンスしていった。

「これで合宿の折り返しです。ある意味、ここの審査が緩む時だったりするので。WACKのメンバーに任せっきりになっちゃったりするので、そうならないようにパフォーマンスしてほしいなと思います」と最初に渡辺が伝え、パフォーマンスを行っていった。

現役WACKメンバーが合流してから約4時間で2曲を完成させなければならない。現役メンバーも焦りを見せるスケジュールの中で、それぞれのダンスと歌を見せた。

最初にパフォーマンスしたのは、チームユメカ・ナウカナ？。渡辺との面談で、ヒメカ・ナウカナ？がユメカのテンションに対して思うことがある、と話したことを渡辺が伝えると、少し微妙な雰囲気が流れたが、ユメカの圧倒的なテンションとともに4人で円陣を組み、「WACK iS FUCK」とASP「拝啓 ロックスター様」を披露。「WACK iS FUCK」では間奏部分で、メンバー4人がズボンを脱ぎパンスト姿になり、他のメンバーでモザイクのように隠すような振り付けをしてインパクトを残した。

2組目にパフォーマンスを行ったのは、チームネオ・トゥリーズ。ネオ、イチャモリ、ベル・ナルド、マイ・ガ・ドクソンの候補生たちと4人で「WACK iS FUCK」を披露、続けてBiSの「DA DA DA DANCE SONG」をパフォーマンスした。アップテンポでJロック調の「DA DA DA DANCE SONG」のサビ前では、候補生たちも変顔をするなど、恥じらいを捨てた全力のパフォーマンスを見せた。

3組目は、チーム月ノウサギ。月ノ、オブオブオブ、PAST EMPiRE、ナ後との4人で挨拶をすると、GANG PARADE「PARADE GOES ON」でパフォーマンスをスタート。今年元日に再始動を切ったギャンパレの再始動後初シングルを体全体を使い大きく表現した。そのまま、PASTがタイトルコールをし、「WACK iS FUCK」へ。途中候補生同士でぶつかってしまう場面もあったが、最後まで動きを止めずにメンバー同士目配せをしながらパフォーマンスを行った。

続く4組目は、チームハシヤスメ・アツコ。ハシヤスメのソロ楽曲「ア･ラ･モード」でのポーズを取り入れながら4人で自己紹介をし、「WACK iS FUCK」を披露。続けて、BiSHの「BiSH-星が瞬く夜に-」のイントロが響くと、「私たちは絶対に絶対に合格するんだーーーーーー！」とデデデDが叫び、同楽曲をパフォーマンス。落ちサビ前では、デデデDが審査席の渡辺の前まで歩み寄り歌うなど、ハシヤスメワールドを組み込んだパフォーマンスを見せた。

5組目は、チームハナエモンスター。ハナエ、アイナスター、ドーウシロ・ユリ、MUTEKi EMPiRE とともに自己紹介すると、ハナエがタイトルコールをし、「WACK iS FUCK」を披露。続けて、豆柴の大群の「FLASH」をパフォーマンスした。気合いの入った動きやキレを意識したまっすぐなパフォーマンスを行って2曲を駆け抜けた。

最後は、チームMAHO EMPiRE。MAHO、カナエデーモン、タンタン、ノナ3とともに自己紹介をすると、「WACK iS FUCK」と EMPiREの「MAD LOVE」、2曲をパフォーマンス。「WACK iS FUCK」ではMAHOを中心に明るく弾けて元気なダンスを演出。続く「MAD LOVE」では、EMPiREのオリジナルの振り付けをベースに歌とダンスを披露した。

6組が終わり、渡辺による順位と総評が伝えられた。順位は以下の通り。

「メンバーたちとはしゃべりましたけど、（候補生の魅力を）もっと引き出してあげられるんじゃないかなというのは正直なところです。短い時間だったけど、マインドの部分を大事にしてほしいなと思います。僕たちがはじめたときも、踊れなくたって、歌えなくたって、楽しんでやるということを何より大事にしてきたと思います。そこを考えてほしいかなと思います。このままだとみんなが一緒にできなくなってしまうので、頑張ってほしいなと。WACKのメンバーは特にやってほしいなと思います。

3日目になりました。明日の4日目で折り返して後半戦に入っていきます。今すぐに候補生のみんなは変化を求められています。ここから変わっていく人たちが見えてくると思います。その人たちから置いていかれると脱落すると思います。ここからは、本当に1秒、0.1秒の中の戦いになってくると思います。本当に気を抜かないでほしいと思いますので、気合いを入れてやってほしいなと思います」

そして19時からの夕食を挟み、20時からは学力テストが行われた。学力テストの結果は後日発表される。

21時　視聴者投票と脱落者発表

21時より、合宿3日目の視聴者投票と脱落者発表が行われた。

視聴者投票の結果は1位から順に行われ、スタッフが行った一緒に働きたいと思ったメンバーへの投票と、デスソースを食べられなかった候補生の減点をトータルした総合ポイントが発表された。

合宿3日目の脱落者
・シラ・ネイ
・デデデD
・オブオブオブ
・ノナ3
・マイ・ガ・ドクソン

救済措置として、翌日朝6時15分よりBiSの「thousand crickets」が流れている間、一番多く腹筋をした1名が復活することができることが発表された。

また翌日のパフォーマンス審査のチーム分けが行われ、各チームごと、課題曲が発表された。

WACKの現役メンバーが合流し、全体の雰囲気が大きく変わった合宿3日目。

圧倒的に明るく元気なユメカ・ナウカナ？をはじめとして、3年連続合宿に参加している月ノウサギ、合宿でWACKへの合格を掴み取ったMAHO EMPiRE、かつてWAggとして合宿に参加したハナエ、合宿初参加のネオ、そして2017年の合宿オーディションにアイナ・ジ・エンドと一緒に参加して以来の参加となるBiSHのハシヤスメと、それぞれ異なるバックグラウンドを持った現役メンバーが候補生と交わることで、パフォーマンスだけでなくコミュニケーション部分でもより活性化が始まったような場面が多かった。

そして、BiSHの代表として参加しているハシヤスメが、パフォーマンス審査で最下位だっただけでなく、個別の総合ポイントでも最下位からのスタートとなる波乱の1日ともなった。

WACKメンバーたちは候補者をどのように覚醒させていくのか。明日で合宿も折り返し。さらに物語は加速していきそうだ。

■WACKオーディション合宿2022詳細

【前半】全て見せます！WACKオーディション合宿2022完全密着 6泊7日の死闘
2022年3月20日（日）14:30〜
URL：https://live.nicovideo.jp/watch/lv336022763

【後半】全て見せます！WACKオーディション合宿2022完全密着 6泊7日の死闘
2022年3月23日（水）12:00-
URL：https://live.nicovideo.jp/watch/lv336022816