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【現地レポ】WACK合同オーディション2022 5日目①ー救済措置の神経衰弱でPAST EMPiREが復活、4名の脱落者コメント掲載

StoryWriter

BiSH、EMPiRE、BiS、豆柴の大群、GANG PARADE、ASP、WAggのマネジメントを行う株式会社WACKが、2022年3月20~26日にかけて6泊7日わたり開催する合宿型合同オーディション「WACK合同オーディション2022」。

今回の合宿オーディションには、書類審査と2次オーディションを通過した27名に加え、WACKによる育成プロジェクトWAggの5人(ア・アンズピアは不参加)、現役メンバーも途中から参加する。

BiSHからは、ハシヤスメ・アツコ
EMPiREからは、MAHO EMPiRE
BiSからは、ネオ・トゥリーズ
豆柴の大群からは、ハナエモンスター
GANG PARADEからは、月ノウサギ
ASPからは、ナ前ナ以

が途中より参加予定となっている。

その様子は最終日までニコニコ生放送ですべて中継される。

StoryWriterでは合宿の様子を連日に渡り現地からレポートする。

本ページでは、初日の面談後の候補生コメントを掲載する。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太


6:00 救済措置 神経衰弱

合宿5日目。昨晩の脱落者への救済措置が行われた。

トランプを使い神経衰弱を行い、一番多くカードを取った1名が復活することができることが伝えられており、自由参加の中、モチルダー・シングル、イチャモリ、PAST EMPiRE、マイ・ガ・ドクソン、ベル・ナルドの5人全員が参加した。じゃんけんをして順番を決め勝負をしていく5人。最終的に16枚のカードを取ったPAST EMPiREが勝利。復活を果たした。

モチルダー・シングル……8枚
イチャモリ……12枚
PAST EMPiRE……16枚
マイ・ガ・ドクソン……12枚
ベル・ナルド……4枚

※PAST EMPiREはパー・ルイ(WACKスタッフ堂前)と「primal.」を披露

6:30 早朝マラソン〜朝食

朝6時30分から早朝マラソンが行われた。

少し肌寒い中、10人の候補生とWAgg1名、現役メンバー6名の合計17人で早朝マラソンがスタート。折り返し地点には課題が用意されており、1位で到着したユメカ・ナウカナ?はおはぎ、2位の月ノウサギはプッチンプリン、3位のハナエモンスターは納豆巻きを飲食し終わらなければ復路を走ることができない条件が課されていた。その中でも、中間2位でパイナップルを食べたGANG PARADEの月ノウサギが1位でゴールを果たした。

合宿4日目 マラソン順位
1位……月ノウサギ
2位……ネオ・トゥリーズ
3位……カナエデーモン
4位……PAST EMPiRE
5位……ユメカ・ナウカナ?
6位……ドーウシロ・ユリ
7位……ナ後
8位……MUTEKi EMPiRE
9位……ヒメカ・ナウカナ?
10位……アイナスター
11位……セントチヒロ・チッチ
12位……MAHO EMPiRE
13位……アユナC
14位……ハシヤスメ・アツコ
15位……オキタユア
16位……タンタン
17位……ハナエモンスター

マラソン後、7時15分より朝食の時間に。その後、グループごとに体育館でパフォーマンス審査の練習に励んだ。

課題曲:「プロミスザスター」
ハシヤスメ・アツコ
ドーウシロ・ユリ

 

課題曲:「ブランニューパレード」
月ノウサギ
アユナC

課題曲:「りスタート」
ハナエモンスター
タンタン

課題曲:「拝啓 ロックスター様」
ユメカ・ナウカナ?
ヒメカ・ナウカナ?

課題曲:「Have it my way」
MAHO EMPiRE
オキタユア

課題曲:「STUPiD」
ネオ・トゥリーズ
ナ後

課題曲:「WACK is FXXK」
セントチヒロ・チッチ
カナエデーモン

課題曲:「FLASH」
アイナスター
MUTEKi EMPiRE

課題曲:「primal.」
PAST EMPiRE
パー・ルイ(※WACKスタッフ堂前 / 2019年の合宿オーデ参加時の候補者名)

※合宿5日目のパフォーマンス審査は、12時30分より行われる予定。

以下に、脱落者4名のインタヴューコメントを掲載する。


モチルダー・シングル

正直なところ、合宿での私のやることはやりきったというのが1番ですね。もともと合宿に行くのも前日まですごい悩んでいて、その前のオーディションも前日まで行こうか行かないかすごい悩んでいたんです。二次の面接も30分前くらいまで悩んでいて。でも足が歩いていて、気づけばオーディションを受けていて。そしたら、次合宿来てくださいって言ってくださって。そこから結構期間があったので、ちょっと1回考えますって言ったんですよ。ここまでに答え出してくださいって言われたときに、どうしよう…… ってなったけど、前に進めるチャンスかもしれないから、受けますって言って。その後の合宿の前日も、急にご飯とか食べれなくなっちゃって。でも、合宿の映画だったり動画をたくさん観させていただいて、変われるかもなと思ってオーディションに来ました。1日1日来てよかったなってすごい思ったし、パフォーマンスに関しては私的には悪い癖というか、グループのことだけを考えちゃっていて。あまり自分が自分がというのはできていなかった。4日目の「にんげん」を歌わせていただいたときは、今までのパフォーマンスより自分を出せて。そこで私の中でグループでやることはやりきったって感じて。後悔って言えば負けて悔しいって後悔はあるんですけど、全部ひっくるめたら受けてよかったなって気持ちの方が大きいです。この合宿を通して、メンバーさんともお話をさせていただいて、本当にいい事務所だなって思ったのが率直な意見で。例えば曲やるよってなったときも、メンバー同士ですぐLINEとか電話とかしてくださっていてメンバー愛も感じたし、グループの垣根を越えて仲良いじゃないですか、WACKさんって。人数が多い分絶対にぶつかるじゃないですか。きっと私たち候補生には見せてない部分もあると思うんですけど、みなさん本当に仲良くて。だから、WACKさんっていう事務所のイメージがすごい変わりました。合宿で私は歌うことと踊ることが好きなんだなって自分でも思ったし、人と接することもすごい好きだなってあらためて思って。もうちょっと自分中心に生きてもいいかなって。人生の中で結構迷っていたので、それが見つけられたなって思いました。グループ活動をするなら絶対にWACKさんだなと思っていたので、グループ活動では最後のオーディションにしたいと思っていて。今度は、自分1人でいろいろなところに立ってみたいなという気持ちが増えました。その気持ちにさせていただいたのは、この合宿で。ふわふわしていた気持ちが一気に晴れになって、自分が明確になったというか。グループであることへの未練は今回の合宿で解消されて、やりたいことをいっぱいやっていこうっていう気持ちになりました。いろいろなことに挑戦したくて。1人でも音楽をやりたいし、人が好きなのでプロデュースとか人と関わることも視野に入れたいなと思いました。すごく楽しかったし、いろいろ吹っ切れた合宿でした。

イチャモリ

悔しいですけど、去年より自分のことを理解できているので、次どうしたらいいかに頭を持っていけてるかなと思います。去年はいい意味で何も知らなかったので何も恐れずに行ってた部分があったんですけど、今回は逆に考えすぎちゃって。1年ずっと合宿のことを考えてここに来たから、その癖がついちゃってるじゃないですけど、考えれば考えるだけちょっと落ちていっちゃうところがあって。よく考えられることがいいときもあるんですけど、ここに来るときにはそれは捨てなきゃいけなかったです。今日の神経衰弱は、自分ももちろん救済されたかったんですけど、一緒に落ちた子たちはみんな仲良いじゃないけど、みんなめっちゃ頑張ってほしい、1人1人にめちゃくちゃ思い入れのある子たちが一緒に落ちたんです。だから、救済の練習も一緒に楽しみながら頑張って。みんな前向きだったから、自分がトランプを取れたときよし!ってなってたけど、他の子が取れても「いいじゃん、いいじゃん」って気持ちになって。それって、いいのか悪いのか分からないですけど、みんながそんな雰囲気で救済をやっていた気がしました。今年同じ日に落ちちゃった子たちはみんな前向きで、受かっても落ちても、次こうしないといけないみたいなのが見えている子が多くて。そんな雰囲気の合宿だったのかなと思いますね。今年は周りのレベルがすごく高くて若くてエネルギッシュな力を持っている子がすごく多い印象で、負けてたらあかんなってすごい思いました。またオーディションがあったら受けたいです。でも、悔しいから受けるみたいに闇雲に受けるのは失礼だと思うんです。受けたい気持ちはもちろん強くあるので、もっともっと変われるように努力して、そのへんのこともしっかり考えてちゃんと準備して臨みたいなと思います。ビビってちゃダメだなった。何事もビビっていたら終わっちゃう。慎重になった方がいいときももちろんあると思うんですけど、この世界ではそれをしたら止まっちゃうから。ビビらずに失敗しても、ガンガン次へ次へって賢く勢いよく行かなきゃいけないなと思っています。

マイ・ガ・ドクソン

1番最初の歌唱審査のときが1番WACKが楽しいとか、歌うのが楽しいって気持ちでできていて、その後、その気持ちを忘れてしまってどのパフォーマンスもあまり楽しんでできなかったなと思っていて。だけど、まだ諦めてないので早く次のオーディション開催されてほしいなって思っています。昨日の救済措置の腹筋で救済されたときにデデデちゃんと抱き合っていたときは、その前に1回一緒にパフォーマンスをやっていて、部屋も一緒だったし、結構一緒にいることが多くて。WACKが好きなところとか、考え方とかがすごいしっかりしているなって〈WACKちん〉のときから見ていて思っていて。もっと一緒にパフォーマンスしたいなと思っていたし、デデデちゃんに受かってほしいって1番思っていて。だから、どっちかしか残れないっていうのが1番悔しくて。僅差だったけど、私が勝って。やっぱり一緒にやりたかったねというのを話していました。私はパフォーマンスを楽しむ気持ちとか、みんなの前でパフォーマンスすることのワクワクとかを忘れてしまって、それを昨日ユメカさんがお風呂場で相談に乗ってくださって。「自分の憧れの人とかの動画をもう1回観て、本当に何がやりたかったのか考えたらいいんじゃない?」ってアドバイスしていただいて、昨日CARRY LOOSEさんの動画とかを観ていたんです。でもそのまま気持ちがまとまらないまま朝になってしまって。神経衰弱は調べたりして、練習もしたんですけど、このまま救済されてもまた落ちちゃうかもしれないという気持ちのまま臨んでしまいました。悔しさはあります。昨日の「WACK is FXXK」と「DA DA DA DANCE SONG」のときが1番後悔が残っていて。分からないところをそのままにしてしまっていて、他の同じチームだったメンバーさんとかが丁寧に聞いてくれたりしていたんですけど、分からないところとか言えなくて。その後ネオさんに言われたんですけど、それはチームのためにはならないし、だからそこで聞いておけばもっと自分の満足いくパフォーマンスができたのかなと思いました。今回の合宿を通して、WACKのメンバーさんとか、スタッフさん、渡辺さん含めてすごく愛があるし、自分がやりたいのはWACKのアイドルだなってあらためて思ったのと、WACKのメンバーさんのグループのことを考えて動いているところとかが本当にすごいなと思いました。自分の足りないところがいっぱい見つかったので、来てよかったなって思います。またオーディションがあったら受けたいと思います。渡辺さんもメンバーさんもそうだけど、本気で向き合ってくださって。学校とかだったらそんな本気で向き合ってもらえない気がしていて。渡辺さはすごく見てくださっているし、いつもアドバイスしてくださるし、頑張ろうとしている子を見捨てないで認めてくださるのが1番WACKの好きなところです。

ベル・ナルド

WAggはアイナちゃんが残っているんですけど、他の3人が早いうちに落ちてしまって。今回の合宿ってグループでってことを求められることが多かったなと思っていて。今のWAggはそのグループに至ってないなと思っていて、私の中で。だからどこまで変えられるか分からないんですけど、私なりにそこで妥協したら私自身も昇格はないなと思っているので、東京に戻って1個1個メンバーに向かっていくしかないなって今は思っています。WAggとしてこれまで何回もライヴをやってきたので、1番最初にWAggでやった「MAD LOVE」は順位が発表されるまでメンバーの誰も自分たちが最下位だとは思っていなかったんですよ。それぐらいにみんな、今のWAggがやばいっていうのに気づけてなくて。そこから、私たちはWACKから来ているんだってなってことを再認識して。去年WACKの先輩を観たときに、私がやりたいのはこれだってなれたタイミングがすごいあったんですよ。私たちはそれにならなきゃいけなかった。そこでちょっと変わっていけたかなと思っています。脱落者で他のWAggの3人が呼ばれたとき涙を流してしまったんですけど、私が入ったときの先輩で、いろいろ教えてくれていた人たちで、YUiNAちゃんにもずっと支えてもらっていたんです。正直、YUiNAちゃんやばいかもなと思っていたんですけど、呼ばれて、何やってんだよ!と思って。アイナちゃんと私が残ったから、もうここからやっていくしかない、試してもらえているなと思って、グシャグシャになって泣いてました。アイナちゃんはすぐに前を向いていたので、それで横からパンチを食らって喝を入れられました(笑)。落ちた3人に引きずられていてもだし、その3人に向けても見せられるものをやっていかなきゃなって思えました。グループでも、1人1人でも、求められているものってあるじゃないですか? それに気づいても、ちょっと変えるとかって全く意味がなくて。全部ガラッと変えるためにどうスイッチを変えていくか、そういうのに結構苦戦した合宿でした。これからの活動で、WACKにいる以上ずっと必要なことだなと思っていて。WAggは結構見せようとしちゃうというか、グループとしてやっている考え方は合宿で今までの感じだったらダメだったんだなって気づけたので、それはこれから変えていくしかないなって思っています。この後戻ったらWAggのメンバーとどんなことを話すかあまり決めてないんですけど、めっちゃむかついているというか、何やっているんだよと思っているのでそれは話します。きっと3人もすごい後悔していると思うんですよ。悔しいと思っているし、めっちゃ泣いていたので。だけどもう期限があるし、このままじゃ私も前に進めないので、会ったときに私が思ったことを言おうと思ってます。


■WACKオーディション合宿2022詳細

【前半】全て見せます!WACKオーディション合宿2022完全密着 6泊7日の死闘
2022年3月20日(日)14:30〜
URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv336022763

【後半】全て見せます!WACKオーディション合宿2022完全密着 6泊7日の死闘
2022年3月23日(水)12:00-
URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv336022816

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