【現地レポ】WACK合同オーディション2023 2日目①ー候補生たちが突きつけられた厳しい評価「今のままでいくと誰も合格しない」

BiSH、BiS、豆柴の大群、GANG PARADE、ASP、ExWHYZ、都内某所などのマネジメントを行う株式会社WACKが、2023年3月19日（日）～3月25日（土）にかけて6泊7日わたり開催する合宿型合同オーディション「WACK合同オーディション2023」。

今回の合宿オーディションには書類審査と2次オーディションを通過した19名に加え、現役メンバーも途中から参加する。

BiSからは、トギー
豆柴の大群からは、ナオ・オブ・ナオ
ASPからは、ナ前ナ以
GANG PARADEからは、ナルハワールド
ExWHYZからは、maho
が途中より参加予定となっている。

その様子は最終日までニコニコ生放送ですべて中継される。

6:30 早朝マラソン〜朝食

朝6時30分から早朝マラソンが行われた。

折り返し地点に到着した上位3名（ゴブゴブゴブ、レオナイクスワイス、ブギー）にはハンデとなる課題の納豆巻きが用意されており、納豆巻きを食べ終わらないと復路を走り出せない制約が課された。結果、アイカ・ザ・ポリスが1位でゴールした。

合宿2日目マラソン順位
1位……アイカ・ザ・ポリス
2位……hitorikko
3位……タマチノミキ
4位……土星のネコ
5位……ベル・ドナルド
6位……イャン・GP・マイカ
7位……マンマン
8位……マジヤスメ・アツコ
9位……ノノ3
10位……バグ・ライオン
11位……ゴブ・ゴブ・ゴブ
12位……キホンタウン
13位……厶能セイ
14位……アンカー・トリプル
15位……チリチリチーチーチー
16位……レオナイクスワイズ
17位……aho
18位……ブギー
19位……チャンアダルト

7時からは朝食の時間となったが、制限時間の30分以内にレオナイクスワイズ、アンカー・トリプル、チリチリチーチーチー、チャンアダルトは食べ切ることができなかった。その後、グループごとに体育館で12時からのパフォーマンス審査に向けて練習に励んだ。

12時パフォーマンス審査

12時から、課題曲「サヨナラサラバ」「脱・既成概念」のパフォーマンス審査が行われた。グループごとに曲順を決め、3チームが昨晩からの成果を発表した。

3グループがパフォーマンスを終え、渡辺淳之介が順位をつけた上で総評を述べた。

1位……チリチリチーチーチー（アイナ・ジ・エンド）、バグ・ライオン（セントチヒロ・チッチ）、イャン・GP・マイカ（リンリン）、レオナイクスワイズ（アユニ・D）、アンカー・トリプル（ハシヤスメアツコ）、キホンタウン（モモコグミカンパニー）

2位……アイカ・ザ・ポリス（アイナ・ジ・エンド）、aho（セントチヒロ・チッチ）、土星のネコ（リンリン）、チャンアダルト（アユニ・D）、hitorikko（ハシヤスメアツコ）、マジヤスメ・アツコ（モモコグミカンパニー）

3位……マンマン（アイナ・ジ・エンド）、ノノ3（セントチヒロ・チッチ）、厶能セイ（リンリン）、ゴブ・ゴブ・ゴブ（アユニ・D）、ベル・ドナルド（ハシヤスメアツコ）、タマチノミキ（モモコグミカンパニー）、ブギー（モモコグミカンパニー）

渡辺「昨日から時間があって振りも入っていた課題曲で、「メンバーになりきりましょう」って話をしたんですけど、誰一人として成り切ってやろうとしていた感がなかったと思っていて。昨日（のPRタイム）もそうなんですけど、言葉が大事と伝えているのに歌をうたったり、話を聞いていないよね？ 1つだけ言えるのは、君たちは表現者として何かをするんじゃなくて、曲も歌詞も用意してもらって、もちろん書いてるメンバーたちもいるけど、やる人たちだよ。そこに対してはちゃんと話を聞いてほしいし、俺らはそれに対してやってほしいことを言ってる。

自分の好きなこととか自分らしくとかそういう風にやりたいのであれば自分でやればいいと思うし、別にバンドを組むとかでもいいと思うし。好きなことをやりたかったら、そうすればいいと思うんですよ。好きなこともできるかもしんないけど、何か格好いいと思って入ってきたりとか、それこそWACKに入っていろんなところを回ってみたいとかって思う時に、最終的にはスタッフだったり、プロデューサーだったりの言うこと聞かなきゃいけないんですよ。

何か履き違えているんだろうなと思うのは、WACKは個性があって、その個性を大事にしてって思ってんのかもしんないけど、それは自由っていうことじゃないんですよ。そこだけは多分全員が履き違えているのかなと思っていて。なので、ちゃんと話を聞きましょうよっていうところと、俺が言ってることの意図がなんなのかをしっかり考えてほしいです。別に言う通りに、はいはい聞いてやりましょうよじゃなくて、俺だって想像を超えてほしいし、ここまでできるんだって思わせてほしい。そこに対してどうやってやるか、どう期待に応えればいいのかまで考えないと。なーなーになんとなくやっている感じがしてならないから、それはぶっちゃけどうなの？って思うし、どこまでなり切れるのか、どういうことをしているのか、ワクワクしてみたかったけど誰一人やっていないから非常に残念なところです。

そういう意味で、たぶん曲次のパフォーマンス審査で改善の兆しが見れない人は大量に帰ってもらうんじゃないかと思うので、意識してやってほしいと思います。たぶん今のままでいくと、誰も合格しないと思いますよ。よく考えて行動してください」

その後、昼食を食べたあと、課題曲とチーム分けが行われた。

■Aチーム
イャンGPマイカ
バグライオン
ブギー

■Bチーム
ゴブゴブゴブ
レオナイクスワイス
土星のネコ

■Cチーム
マジヤスメアツコ
マンマン
アンカートリプル

■Dチーム
aho
タマチノミキ
キホンタウン

■Eチーム
アイカザポリス
ム能セイ
チリチリチーチーチー

■Fチーム
ノノ3
ベルドナルド
前田菜摘（WACKスタッフ）

■Gチーム
チャンアダルト
hitorikko
堂前友里（WACKスタッフ）

課題曲：
「MUST CHANGE」※振りから考える
「Hyper Cracker」※オリジナルの振り付けで

合宿2日目のパフォーマンス審査は、18時30分より行われる。

取材＆文：西澤裕郎
写真：外林健太