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忘れらんねえよ・柴田隆浩が語る、VAPへの帰還と武道館への道――「クソが!」と思ってるうちは絶対やめない

StoryWriter

取材&文:岡本貴之

忘れらんねえよが、VAPに帰ってきた! ……と言われても、ご存じない方にとってはなんのこっちゃという話。だが、デビュー当時から忘れらんねえよの曲を聴き、ライブに足を運んできたファンにとっては、バンドが衝動と爆裂、興奮の日々を送り、名曲の数々を世に送り出した、出発の地として思い入れが強いはず。そんな愛すべき古巣に帰還した忘れらんねえよ・柴田隆浩(Vo.Gt)は、結成20周年となる2028年に日本武道館ライブを開催することを宣言。2026年3月25日にデジタルシングル「たりないか、」をリリースして、新たなスタートを切る。今の率直な気持ちを明かしてもらうべく、インタビューを実施した。まずは、気になる喉の調子から訊いてみた。


最近作った新曲は、“禁じられし曲”

――いかがですか、ポリープ手術をした喉の回復具合は?

もうだいぶ治ってきたので、日常会話は全然大丈夫です。ただ歌はまだリハビリ中ですね。ポリープって、要は血まめなんですよね。自分のはできたばっかりだったからまだ柔らかくて、その初期段階というか。でもこの出来物がある状態でずっと歌ったり喋ってたから、脳みそはそれでその筋肉の使い方を最適化してて。そこを切るから、昔と同じ使い方だと声帯とかいろいろが合わないんですよね。喋りはもうリハビリで完全に戻せたんだけど、歌は高いところの響きがまだ出なくて。ちょっとずつ出るようになってきたのでそれをリハビリ中っていう状態です。でも声帯自体は完全に治っていて、脳みその矯正をするみたいな感じですね。

――今までちょっと変だなと思いつつも、ごまかしながら歌ってたみたいな時期もあったんですか?

いやなんかね、言うほどポリープあるなとは全然思ってなくて。前に通ってた病院も別に、まあ多少は結節(ポリープの前段階)はあるけど、それが声のキャラクターですからみたいな感じで。それがあることで歪みが出たりとか、倍音が出たりとかあるんで。だから放っといたんですけど、最近作った新曲のキーがすんごく高くて、それを練習してたらポリープになりました(笑)。だからその新曲は“禁じられし曲”なんですよ。厨二っぽくて良いなと。

――その曲さえ歌わなければ(笑)。

そうそう、封印されし禁断の曲(笑)。

――ところで、今日はVAPの会議室をお借りしてお話を伺ってるわけですが、まずは「おかえりなさい」と言わせていただいてよろしいでしょうか。

そうですね。まあ、「武道館でライブをやる」って宣言するというエモい展開になってきてるから、これからのリリースもエモい、“かかった”チームでやれたらいいなと思ったんです。それで、知念君(第1次VAP期の担当A&R)に声をかけて飲みに行って話して、「これはVAP以外ねえな」って確信して、VAPにもう一回お願いさせていただくことを決めました。

――我々としても、エモさは感じていますよ。ただ、そもそも「日本武道館でライブをやりたい」って、あんまり言ってこなかったイメージなんですけども。

言えなかったですね、恐ろしすぎて。あまりにも無理で。かつてのMステと同じ位置というか、「いつかやれたら最高だけど」っていう。あと、a flood of circleが武道館やるって言ったのを見てて、ぶっちゃけ最初「いや、無理だろ」みたいに思ってたんですよ。けど、だんだん、そうやってせせら笑ってるやつが一番かっこ悪くねえか?と思って。むしろ、覚悟を決めて恥かくのを百も承知でやるって言って突き進んでる男はどう考えてもかっこいいだろみたいな。あともう1つ、自分がジジイになって死ぬときに、万が一失敗だったとしても、「俺、武道館やった人生だったな」って思えた方が絶対良くないかっていう。ジジイになる頃には万一お客さんが入ってなかったとしてもどうせ忘れてるから(笑)、「とにかくやった」っていう記憶しか残ってないと思うんで。死ぬときに「武道館やればよかった」って思うよりは、絶対やった人生の方がいいでしょと思って、「やるしかない」みたいな。

――憧れはずっとあったわけですか?

ありました、ありました。1回、梅津(拓也/Ba)君がバンドを抜けるときに、まわりが武道館やりましょうとか言ってたんですよね。今思うと、あのときやったら埋まったかもしれない。

――だって野音ワンマンを成功させた後ですもんね。

そう。でもそのときはとてもじゃないけど、武道館にふさわしいバンドって自分のことを思えなかったから。今もややありますけど、それは。

――武道館コンプレックスみたいな気持ちもある?

そこまではないですね。でも武道館に行くからには、1曲、本当に太い曲があった方が良いというか。「この曲持ってるバンドはさすがに武道館行くよね」みたいなのがあるといいなとは思いますけどね。ただ、その武道館をやるって宣言した去年の年末から、立ち振る舞いとか生き方を見直したんですよ。自分にとってダサいことは本当にやらない。「やらないこと」をいっぱい決めたんですよね。(ファンには)たぶんそのいくつかが刺さったんじゃないかなって気がしてる。

――「やらないこと」とは?

まあなんか宣伝系であおったりしないとか、あと弱音を吐かない。そのぐらいかなあ。

――宣伝系はスタッフさんが書くっていう形で。

そのスタッフポストも煽りすぎないというか、一回言ったら終わりみたいな感じですね。あとはお客さん信じるみたいな、うん。本当に情報を出すだけというか、出しすぎないのもすごく気を使ってて。もう、語りすぎないことにしてます。

――衝動的にSNSで何かを言うこともこれまであったと思うんですけど、そこも気をつけてる?

言う前にちょっと考えます。「これ本当に言ってかっこいいことなのかな?」みたいな。妬みみたいなのも、それがなにか表現だったらいいけど、本当にただの攻撃だったりとか、なんかダサいことだったら、「いやいやいや、これ言わない方がいいな」みたいなのはちょっと考えますね。

――それは「武道館をやるぞ」って宣言してから、明確に自分の中で変えようと思ったわけですか。

そうですね。DOPING PANDAのフルカワ(ユタカ)さんとここ数年めっちゃ飲むようになったんですけど、フルカワさんが結構熱いんすよ。フルカワさんは基本的に本当のことしか言えなくて、毒舌で口も悪いんですけど、武道館をやるっていうことについては、「絶対応援したい」と。ただ、「自分を見失うなよ」と。「動員欲しさとか不安とかに流されてダサいこと絶対しない方がいいよ、全部見られてるから」って。「意地でもカッコつけてヒーローを演じな」って言われたんです。カッコつけ続けろみたいな。それはめっちゃ意識していて。この2年間で、俺が思う理想の人間に近づけたらなって。

「キモければキモいほどいい」

――それは、新曲「たりないか、」の、“あえてチョケない、誠実な言葉たちをつらねた歌詞”にも表れている気がします。それこそチョケてきた歴史もありながら、帰ってきた忘れらんねえよは、第1次VAP期と全然違ってるぞということを曲を聴いて感じたんですけど。

 

まあ、どうなんすかね。次の曲はめっちゃチョケてますし(笑)。

――あ、そうなんですか(笑)。それはバランスがあるんですね。

そう、そのときに思ったことって感じかな。

――それこそ「アイラブ言う」とか、もっと遡ると「俺よ届け」あたりから、ただただ拗ねて文句を言ってた人じゃなくなったと思うんですよ。「たりないか、」では、さらに極力言葉数も少なくしてるような感じを受けたんですけど、そのあたりは柴田さんの中ではどういう変化があるのでしょうか。

そんなに意識的ではないかもしれないけど、心がけてるのは、「一般社会では言ってはいけないことの方がいいんだろうな」っていうことで。この曲も、そんなに派手なことは言ってないんですけど、〈気づいてくれよ 僕を好きだと〉とか超キモいじゃないですか。「は?」みたいな感じだと思うんですけど、でも俺本当に思ってんなこれと思って。月並みな言葉ですけど、綺麗ごとを言わないようにはめっちゃ気をつけてますけどね。その瞬間、マジでおもんなくなるから。この曲の歌詞は割とストレート系ではあるんですけど、芸術って“裏切り”だと思うんですよ。「こんなこと言うんだ?」とか、「この言葉の次にまさかのこれ来た」とか。メロディとかリズムもそうだと思っているんです。脳みそは、「おっ!?」って裏切られた時にアドレナリンが出るんじゃないかなと思っていて。だから本当のことを「キモくても言う」っていうのは、めっちゃ意識してますけどね。「アイラブ言う」もそうだと思うし。「キモければキモいほどいい」みたいな(笑)。言っちゃった方が自分もスカッとするし、聴いた人もおもろいし、「言ってくれた!」ってなるんじゃないかなっていう感じですね。

――以前は、本当は思ってるけど、「これはちょっと言うのはやめとこう」みたいなことも結構あったんですか。

『僕にできることはないかな』(2017年の4thアルバム)とか作ってたときは「これはやめとこう」みたいなことを思ってました。だけど、そっから先は「もう全部言っちゃえ」みたいな感じです。だけど、今はそのときよりももっと「こうありたい」みたいな、理想の姿を歌ってるかもしれないですね。

――理想の姿とは?

「こういう人間でいたい」っていう。自分は本当はこんなに強さはないけど、「おい、俺らを笑ったら殺すぞ」とか、そういう風にちゃんと言える人になりたいから、もう歌詞でそれを言うみたいな。「あなた、俺のこと好きでしょう」ってバカデカボイスで言える狂人になりたいっていう、そういう人がやっぱり俺はかっこいいと思うし。あと、お客さんもどうせならそういうやつの背中を押したいと思うんですよね。フルカワさんが言ってくれた、「かっこつけろよ」っていうのも一緒で、自分がかっこいいとか理想だと思っている生き方を、少なくとも歌詞の中ではやろうとはしてるかもしれないですね。ただ思ってることを言うだけじゃなくて、「こんなこと言えたらいいな」みたいなところまで踏み込むみたいな。

――「分かってもらえますか」じゃなくて、〈分かってくれよ 分かってくれよ〉っていうのは、ただただこっちの願望ですよね。

いや、むしろ「もう気づきなさいよ」っていうことなので、願望じゃないですね。「君はもう好きなんだから、その深層心理の気持ちに気づきなさい」っていうことです。

――それはキモいですね(笑)。

キモい(笑)。キモいんですよ。そう、そうなんですよ。でも、本当に思ってるんですよ。

――「アイラブ言う」も、ストレートなようで〈あなたが好きだと言うのさ〉と歌っていますもんね。「あなたが好きです」って言えたらいいのに。

あれは、好きって言えないような状況だったんですよ、当時。でもやっぱり好きだと言いたいんですっていうことだったんですよね。踏み込んでるというか、相手を恫喝してる(笑)。

――そういう曲を書くときは、対象者がいるわけですか。

もちろんもちろん、全部います。空想ではなくて。「たりないか、」もそうです。ただ、書いた後に、武道館へのラブソングとも取れるなって思ったんですよね。

――「たりないか、」っていう言葉はどうして出てきたんですか?やっぱり今の自分じゃあ、これだけ言ってもまだ伝わらないかみたいなことでしょうか。

そうそう、「まだ。たりねえんだ?」みたいな。よくわからんなみたいな感じです。

――それは恋愛のこととは別に、いつまで経っても忘れらんねえよが世の中にちゃんと伝わらないみたいな気持ちもあるのでは。

共通っすね、全部。自分の人生はずっとそうだなって思っていて。ずっと、「まだたりねえから何しよう」みたいな。ずっと育てゲーをやってるみたいな感じがあって「じゃあこれやって伸ばそう」とか、「こういう実績をゲットすればいいのかな」とか、ずっとやってるんですよね。常に不足してるっていう感覚があって。

――それが満たされた瞬間ってないですか。

成就したときは一瞬なるんですけど、でもどうせまた失われて、「やっぱ足りなかったのか」みたいな、常にそこに戻ってくるから。バンド活動においては、一瞬たりとも満たされたことはないんじゃないですかね。 Zepp DiverCityもソールドする寸前で毎回止まるし、「なんでソールドしない?」みたいな。あと30枚届かないとか、毎回そうなんですよ。

――もうちょっとだけ足りない、みたいな気持ちがずっと続いている?

そうですね。

「クソが!」と思ってるうちは絶対やめないと思う

――ただ、そういう気持ちもありながら、柴田さんは素直な言葉とか、素直な歌声で作品を作るようになって行ってると思うんです。皮肉めいた言葉やひねくれた表現が跋扈している今の世の中で、そこに対するアンチテーゼみたいなものを自分の中で勝手に感じていて。キーワードは「素直」だと思っているので。そもそも柴田さんは自分なりの表現で素直にやってきたんだけど、さらにそういうところが、「アイラブ言う」や「たりないか、」で浮き彫りになってるんじゃないかなと思うんですよね。

言われてみると、「素直」はいいかもしれないですね。Twitterとか見てると、この間の選挙のやつとかもう見てらんなかったですもん。なんでそんなみんな人を罵倒してんのかっていう。たとえば意見Aに賛成するやつは言葉が分からないやつだ、とか。そんなん、あまりにも人間というものを舐めすぎてて。なんか見てらんなくて。

――でもSNS を使って発信しないとっていう、そこからは逃れられないもどかしさというか、ジレンマがないですか。

いや、でもSNS があって良かったなと思いますけどね、民主的ではあるから。そういう争いとかも本当見てらんないなと思う一方で、今の時代、大きい力を借りなくても、なんなら武道館を埋められることもあるじゃないですか。自分のいい音楽とSNS があれば、テレビとか出なくても全然いけるから。それはいいなと思いますけどね。

――SNSも上手く使いながら、柴田さんの中では武道館までの道のりをどう考えてるんですか。

一個ずつ目標を達成して行って、みんなのテンションを上げていきたい。みんなでクリアしていく、お客さんも一緒に参加して夢を叶える。宣言のときも言ったけど、バンドだけでやるって言っても、国民的ヒットソングがまだない以上絶対埋まらないから、俺と同じように1人で生きてきたようなやつらを引き連れて、達成したくて。そうなるためにこっちがリスクを背負ったりとか、努力をしたりして、力を貸してもらうっていう感じです。

――忘れらんねえは結構有名な曲、いわゆるヒットソングもあると思ってるんですけど。

まだ武道館が埋まるほどのヒットソングはないですね。「アイラブ言う」はそれになりうる曲だとは思うんだけど、でもまだヒットソングと言える領域には達してない。だから過去曲も全然もう一回擦りますし、新しい曲も作るしっていう感じです。

――曲ができたときには、満たされた気持ちはありますよね。

そうですね、「またすげえの出来たな」みたいな。けどなんで、なんで、なんであのバンドより回んないの?とか、絶対こっちがいいじゃんみたいな。

――そのときに、「たりないか、」と。

そう、またかみたいな。まあでもやるけどっていう。

――それを続けてきて、「もう音楽やめてえよ」みたいな瞬間もあったんですか?

いや、それはないです。たぶん、どのバンドマンもそうなんじゃないかな。みんなやっぱり毎回思ってんじゃないですかね。「クソっなんでだよ」みたいな。そう思えなくなったらたぶん、やめるんじゃないですか。「クソが!」と思ってるうちは絶対やめないと思う。

――曲ができて、ライブで目の前のお客さんの前で歌ってるときには、満たされた気持ちっていうのは、その場ではあるわけですよね。

そうですね、うん。

――武道館ライブが実現して、ソールドになったらその先どうなっちゃいますかね。

それ、最近思うんですよ。全部がうまくいって奇跡起こして、ソールドした武道館の翌日、どんな気持ちなんだろう?と思ったら、たぶん1週間ぐらいですぐ忘れると思うんですよね。そこからずっと幸せな人生なんて絶対待ってないよなと思って。また何かに悩んで、つまんねーなとか、嫌なこととか起きたりとかするんだろうなって。全然ゴールじゃないんだろうなっては思いますね。たぶん、自分が初めて渋谷クアトロをソールドさせたときと同じなんだろうなって気がします。あのときも「信じらんねえ!」って思ってたけど、別にすぐ次の目標ができるし、ずっと「クアトロ、ソールドしたぜ」って15年間満足なわけないじゃないですか(笑)。その規模が変わっただけで、たぶん同じことになるんだろうなって。 浸れて2、3日じゃないですか。2、3日「俺最強!」と思って、だんだん「いやそうでもないな…」みたいな。そうなると思う。

――今回、VAPに戻ってきたこととか、「アイラブ言う」がバズったとか、新曲「たりないか、」を知って聴いたりすることで、昔はライブに来ていたような人たちが、「忘れらんねえよ、武道館目指すって宣言したんだ」って再びライブに足を運ぶこともあるかもしれないですね。

たしかに、それはありますよね。武道館をやるって宣言したことで、空気が変わった。今回、【ツレ伝2026春「武道館やりたいんだが、どう思う?」】は3ヶ所ソールド、しかもほぼほぼ即完なんで。動員が増えてます、シンプルに。

――そのタイミングで「アイラブ言う」が漫画『ふつうの軽音部』第96話に登場してバズったという。

もうこれはラッキー、マジでラッキーです。『ふつうの軽音部』は前から読んでいて。最初は楽しく読めてたんですけど、友だちのバンドとか知り合いのバンドとかがよく出てたんで、だんだん楽しく読めなくなってきて、ムカついてきて(笑)。「なんで俺のバンド載せねえんだよ!?」ってカスみたいな愚痴を言ってました(笑)。そしたら一番いいところで使っていただいて。

――MVにも新たなコメントがたくさんついてますよね。

ね? いやーすごい。ただその「アイラブ言う」のMVって前半 1 分がアイドルファンの方々のインタビューなんですよ。前半に曲がなかなか始まらないから、そこでみんな離脱しちゃってたんです。いまどきあんなMVは致命傷なんですよ。でも、その異常な長さの前半部分があったからこそ、原作者のクワハリ先生は「アイラブ言う」のことを好きになってくれたんだと思うんです。主人公が告白をするときに歌う曲って1番いい位置じゃないですか?リリースして3年後に、そこに使ってくれたっていう。なんだろう、「人間万事塞翁が馬」というか。

 

――なんか良い風に言いましたけど(笑)。たしかに、2022年9月にリリースした曲ですもんね。それを考えると過去曲がまたこういう形で脚光を浴びる可能性もあるかもしれない。

うん、全然あると思う。

――これは武道館に向けての大きな追い風ですね。

あとね、自信が湧きました。「やっぱりいい曲書いてんだな俺」と思って。世の中的にはまだ広がってなかったけど、お客さんの中では本当にずっと大切に思ってもらえてた曲だったんですよね。「アイラブ言う」は本当、代表曲の1つになりました。ずっと「俺よ届け」が Apple Music の一番上だったんですけど、今は「アイラブ言う」が一番聴かれてるので。

――Spotifyではその2曲と、3番目に「夜間飛行」がきてます。

あれはね、(主題歌になっている)『はじめの一歩 Rising』の影響で、海外の人も聴いてくれてるからだと思うんですよね。まあ今は落ち着きましたけど、Spotifyも月間ユーザー数が12万人になったりして。見たか、ざまあみろ!って…全然思ってません。

 

――いいですね、その辺のマインドは忘れずにVAPに戻ってきてくれて。

VAPってそういうところですから(キッパリ)。

――ファンの方に対しては、今どんなことを言いたいですか。

まあなんか安心はしてほしいというか、「大丈夫ですよ」って。面白くないことにはならないというか。ここからどうなっていくのかっていう、ドキュメンタリーだと思うんですよね。そういう意味でどっちに転んだとしても、めっちゃ面白くなると思いますよって言いたいです。つまんないことは言わないと思うし、つまんないことはやらないと思うんで。あと、「たりないか、」は、ポリープ手術もあったので、今応援してくれてるお客さんにとって大事な“復帰曲”になってくれたらいいなって思います。

――武道館に向けて一旦ピットインして出てきたみたいな感じですか。

そうそう。その1発目のリハビリ曲というか。俺、最後の〈ララララララ〉とか、武道館のイメージが湧くんですよ。武道館で〈ララララララ〉がずっと繰り返せたりしたら、めっちゃエモいよなとか。

――それで最後には「忘れらんねえよ」の大合唱も待っている?

うん、ハッピーに。で、武道館でも童貞に歌わせるっていう(笑)。


■リリース情報

忘れらんねえよ
「たりないか、」
2026年3月25日配信開始
https://wasureranneyo.lnk.to/Tarinaika

Official HP:https://www.office-augusta.com/wasureranneyo/

 

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