watch more

【LIVE REPORT】元ゼアゼア・平澤芽衣の新グループ”NILKLY”、渋谷WOMBにてお披露目ライヴ開催

StoryWriter

元THERE THERE THERESの平澤芽衣が率いる新グループ”NILKLY”(ニルクライ)が、5月25日(土)に東京・渋谷WOMBにてお披露目ライヴ〈NIL BY MEI〉を開催した。

本ライヴは、5月1日に21歳の誕生日を迎える平澤の生誕祭も兼ねており、あヴぁんだんど、グーグールルが出演。そして、現在「おやすみ」中の元THERE THERE THERES 小島ノエもゲストとして登場した。

開演前には会場の入り口で、有志が用意したうさピヨ(平澤が大好きなディズニーのキャラクター)のお面と、平澤のこれまでの活動がまとめられた「めいちゃ新聞Vol.3」が配られた。フロアに、うさピヨの仮面をつけた大人が溢れるという独特な雰囲気の中、ライヴはスタート。

SE「USAPIYO Spring into my heart」(うさピヨのテーマソング)が流れると、会場のうさピヨたちから「うさピヨ」コールが巻き起こる。SEが終わると、本公演の主役である平澤がひよこのコスプレをして登場。そのまま「USAPIYO Spring into my heart」をアカペラで歌うと、会場には温かな笑顔に包まれた。

「最後まで楽しんでいってください!」という平澤のMCの後、うさぎのコスプレをした小島ノエが登場。2人で、シドの「モノクロのキス」を披露した。THERE THERE THERESの頃のような、ゆるく魅力的なパフォーマンスを魅せる。

続いて、グーグールルの柳沢あやのが、くまのコスプレで登場。2人共ハロプロ(ハロー! プロジェクト)にはまっているというエピソードを語ると、ハロプロから2曲披露し会場を盛り上げた。

そして平澤が、1ヶ月半前に購入したばかりだというギターを取り出し、ウルフルズの「バンザイ ~好きでよかった~」を披露。ギターの不協和音が流れる中、グーグールルの遠藤遥も登場し、会場は平澤の誕生日をお祝いするムードでいっぱいになった。

5分ほどの小休憩を挟むと、ライヴ直前に急遽出演が決定したというあヴぁんだんどが登場した。MCでは、6人組となった新体制初となるニューシングル『マーガレット』が、6月26日に発売されることを発表。そのカップリング曲「処方戦」も初披露された。

続いて、グーグールルが登場し、代表曲「Caution!!」を含む全7曲を披露。渋谷WOMBのスピーカーの本気を見せつけるかのように、フロアがベースの重低音で揺れると、会場の熱気は最高潮へ。

そして最後に本公演の主役、NILKLYが登場。会場の期待が高鳴る中、新曲4曲を披露したそのパフォーマンスは衝撃的なものだった。

初めに披露したのは「Block System」という曲。頭を貫くような轟音の中、お披露目ライヴとは思えない程の妖艶なダンスを3人が魅せる。「壮大だけど、距離のない状態」というグループ名に込められた意味をまさに体現するような、未知の体験に観客は圧倒させられた。2曲目の「Anything」に入り、その轟音はさらにうねりを増していく。新メンバーの小林潤(こばやしじゅん)と伊吹咲蘭(いぶきさら)の2人は、お披露目ライヴという緊張を全く感じさせない程の完成度の高さを見せ、会場を驚かせた。

以上の2曲を披露し、3人がMCを行なう。

平澤芽衣「NILKLYのボス、平澤芽衣です! めいちゃって呼んでください! 本日より、NILKLY始動いたしました。たくさんの皆さんにお越しいただいて、とっても嬉しいです! オーディションでこの2人と一緒にアイドルをやりたいなって思って、このステージに立てているのがすごく嬉しいです。これからも頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします!」

小林潤
「初めまして、小林潤です。よろしくお願いします。真面目な人間なので…… 頑張ります!」

伊吹咲蘭
「初めまして! 伊吹咲蘭です。初アイドルです! 2人と一緒に成長していきたいと思います。頑張るので、よろしくお願いします!」

3人がそう語ると、会場は拍手と歓声に包まれた。新メンバーの2人は、MCで緊張したのか、パフォーマンス中には見せなかった初々しさを見せた。

平澤から、「オーディションで厳選しすぎた結果、3人組になってしまいました(笑)。なので明日からオーディションを再開します。今日のライヴを見て、NILKLYに入りたいなって思った人は、是非応募してください」とアナウンスの後、3曲目に披露されたのは「Night is Yours」。ダークさを増しつつも、1、2曲目とは打って変わってゆったりとした曲であり、その大きな振り幅を見せつけられた会場は再びその世界観に飲み込まれる。そして4曲目「Odyssey」で銃撃戦を模したパフォーマンスを堂々と披露し、ライヴは幕を閉じた。

NILKLYの大きな可能性と、これからのアイドルシーンに大きな風を吹かせるような予感を見せつけられたライヴであった。NILKLYを始め、本ライヴに出演したアーティストのこれからに目が離せない。

取材&文:横澤魁人


〈NIL BY MEI〉
2019年5月25日(土)渋谷WOMB

・NILKLY メンバーTwitter
平澤芽衣:@MEI_NLK
伊吹咲蘭:@SALA_NLK
小林潤:@JUN_NLK

・NILKLY Official Twitter
https://twitter.com/NILKLY_aqbi
@NILKLY_aqbi

・あヴぁんだんど オフィシャルHP
https://www.avandoned.tokyo/

・あヴぁんだんど Official Twitter
https://twitter.com/avandoned_idol
@avandoned_idol

・グーグールル オフィシャルHP
https://ggllog.amebaownd.com/

・グーグールル Official Twitter
https://twitter.com/ggll_AQBI
@ggll_AQBI

PICK UP